さらに、貝印の裏側について林さんは、「日本古来の鍛冶屋さんと同じく、お客様に寄り添った製品を作るということをしていたら、色々刃物を作り過ぎてしまって…。関孫六シリーズだけでも実は800種類とかあります(笑)」と、多様な商品を作り過ぎてしまい、ものすごい数のラインナップになっていると説明。
その中でも「匠創」はヒットまでに13年の月日を要したことから、今は沢山ある商品を知ってもらう活動を強化しているそうで、「PR活動をしてまして、そのうちのひとつがYouTubeです。研ぎのことや包丁の紹介とかをメンバー何人かでやらせていただいている『貝印の切れ味チャンネル』といいます」と宣伝すると、抜群のネーミングセンスに「切れ味いい名前!(笑)」などとスタジオは大爆笑となりました。
また、別の包丁「旬Classic三徳(175mm)<税込1万8700円>」は“模様をつけただけ”で、海外で大ヒットしたそうで「日本刀を思わせるような模様を入れたところ、アメリカを中心とした高級調理器具の専門店さんに採用されて、今では全世界で1000万丁と、非常に売れています」と胸を張る林さん。
あまりの売れ行きに出演者のザワつきが収まらない中、「日本の食文化と同時に、調理文化も海外でとても注目されていまして、例えば繊維に沿って切るのと、繊維を断ち切るのとでは味や見た目が変わりますし、よく切れると非常に繊細に調理ができます」と売れるに至った背景を解説し、日本のモノづくりの素晴らしさについてアツく語っていたのでした。
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(関西テレビ7月8日(土)午後1時放送『ウラマヨ!』より)