8月1日(火)にカンテレのスタジオで『よ~いドン!』15周年会見が開かれました。
会見には8月15日(火)午後7時から放送される『よ~いドン!15周年ゴールデンSP』(関西ローカル)に向けて、円広志さん、未知やすえさん、松本伊代さん、ハイヒールリンゴ・モモコのお二人、羽野晶紀さん、月亭八光さん、渋谷凪咲さんらおなじみのレギュラーメンバー陣が参加。
最初に円さんが「放送開始の頃は、人間国宝さんのオンエアが1週間に3日間あって、その頃は1日のロケで3本分を撮っていたので、3本目はもう真っ暗でしたね。真っ暗の中を歩いていくという、まるで徘徊のようなロケでした」と笑いながら放送開始当初を振り返りました。
月曜日担当の未知やすえさんは初回放送(2008年6月30日)に出演。円さんと番組のスタートを切った盟友でもあり、その未知さんが「最初は視聴率がなかなか上がらず、でも座っている私が一番楽しくやっていたので、「絶対に面白いのになあ」って思いながら毎週出演していたらやっぱり結果が出てきて。空気がいい中でやらしていただいて…」と言いながら「泣かんといてくださいね」と円さんに振ると「ちゃうちゃう目ヤニが」と切り返し、それに八光さんが「誰が会見中に目ヤニをとるんですか!」と突っ込むなど、会見は出演者のかけあい漫才のような楽しい雰囲気で進みました。
火曜日の松本伊代さんが「円さんがおじいちゃんになるまで続けたい」というと「もうおじいちゃんやがな」と円さんが突っ込み、また爆笑。水曜日のハイヒール・モモコさんが「月曜から金曜までの奥さま出演者5人が誰も事件を起こさず離婚もせず、1人として欠けることなく15年続くって、他の番組ではなかなかないことです」と語り、木曜日のハイヒール・リンゴさんは「この番組は、時事のニュースなどを扱わない、というコンセプトだったけど、正直なところ、これで行けるんかなって思ってた。当初はやっぱり数字も振るわなくて、あ~終わるんかなと思っていたら、ある時からだんだん数字が上がってきて今に至るんです。ありがたいです」と感謝の言葉を述べ、次いで金曜日担当の羽野晶紀さんが話し始めると、すかさずリンゴさんが「夫婦でこの番組で稼いでるもんね」と、夫の和泉元彌さんがとなりの人間国宝さんのナレーションで番組に参加していることに突っ込み、また爆笑。羽野さんが「子育て中だったのでお互いにフォローしあいながら、私の都合が悪いときは伊代さんに代わってもらって」と語ると、またリンゴさんが「その時のギャラはどうなんの?」と突っ込み、それに応えるように八光さんが「僕が円さんの代わりにロケに行ったときはちゃんと僕のギャラです」と口を挟み会場を沸かせるなど、始終ボケと突っ込みが飛び交います。
八光さんが「人間国宝さんのロケをしていたら、街のみなさんから声をかけられるんです。別の深夜番組ロケで、全身タイツで撮影していても“よ~いドン?”って。そんなわけないのに(笑)。でもね、新しく伊原六花ちゃんと山之内すずちゃんがロケしていますけれど、早々になじめているのは街のみなさんのおかげやと思っています」と関西の人のノリの良さと温かさを強調。
最後に今後の意気込みを聞かれた円さんが「これからも『よ~いドン!』を楽しんでもらうために…」と話し始めると、みんなが「なんか打ち上げみたいになってきた」とまた突っ込み、本来のゴールデン特番の番組宣伝もそこそこに、終始笑いが絶えない和やかなムードで、まるで円さんを囲む親戚の集まりのような温かな空気が会場全体を包みこんでいました。