楽しみ方が広がるバレンタイン♪ 2024年のトレンドを調査!
2024.02.05
今年はどんなチョコレートを購入しようか、誰に贈ろうか、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか?
以前は、女性から好きな男性に贈ることが多かったものの、時代の変化とともにバレンタインの楽しみ方も様々な形に変化しています。そこで今回は、“シェフに聞く!2024年バレンタイン最新事情”をご紹介します。
教えて頂いたのは、滋賀県に本社がある株式会社クラブハリエの代表取締役社長兼グランシェフの山本隆夫さん。
お菓子のワールドカップと言われている国際的な洋菓子コンクール「WPTC2010」(ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ)において日本代表のチームキャプテン(チョコレートピエス担当)として参戦し、日本が初優勝。世界一の称号を獲得し、スイーツ界のトップシェフとして活躍されています。
©CLUB HARIE
コロナ禍により通販需要が増えましたが、今年はリアル店舗でも購入されるお客様が増えています。自分のご褒美に買われる自家用需要は年々多くなっていると感じています。
また、「サステナブル」を意識したチョコレート(フェアトレードやオーガニック認証、パッケージレス)など、社会問題を意識した商品にも関心を寄せる方が多いですね。
環境にも体にもやさしいSDGsなチョコや、食べることで売り上げの一部が寄付につながるチョコなど、
バレンタインはその時代を反映させながら“チョコを贈るイベント”から“自分が楽しむイベント”へと進化を続けています。
―クラブハリエの今年のこだわりやコンセプトは何ですか?
クラブハリエがバレンタインの催事出店をはじめて十数年。その頃から、日常的にチョコレートを口にする文化が根付くことを目標にお菓子づくりを続けています。
バレンタインをきっかけに多くの方にチョコレートの世界を知っていただけるよう、豊富なバリエーションで展開するのもこだわりの一つです。催事会場限定商品や日替わりのお菓子など、いかにお客様に楽しんでいただけるかを毎年スタッフと一緒に考えています。
シェフたちの工夫や思いによって楽しみ方が広がっているバレンタイン。1年に1度の特別な日だからこそ味わえる限定商品など、子どもも大人もワクワクするイチオシスイーツを、山本シェフの解説付きでご紹介します。
まずはバームクーヘンに濃厚なガナッシュを合わせた「ショコラバーム」。
定番の味に加え、「ミルクチョコ」「抹茶」「苺」「キャラメル」。そして今年の新作フレーバーは「紅茶」。
©CLUB HARIE
定番の「ショコラバーム」2,376円(税込) 他各種…2,592円(税込)
©CLUB HARIE
2024年新作「ショコラバーム 紅茶」
電子レンジですこし温めて食べると、さらにふんわりとした生地、とろけるガナッシュ、上品な香りを味わうことができるそうです。
(🎤山本シェフの解説)
ショコラバームは、クラブハリエのバレンタインのシンボルです。2013年から販売する息の長い商品だからこそ、定番だけでなく新しい味もお楽しみいただけるように毎年新作をご用意しています。2024年の新作は「紅茶」です。また、店舗限定でフルーツを使ったミニサイズのショコラバームも販売しています。
続いて、ナッツの食感豊かなブラウニーにガナッシュを合わせた「ハートブラウニー」。
新作の「苺」と「キャラメル」が仲間入りし、パズルのような遊び心あふれるユニークさも魅力的。
キュートな見た目で、贈る方も、贈られる方も、自分へのご褒美としても、ハッピーな気持ちになるのではないでしょうか♪
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「ハートブラウニー」各種…1,836円(税込)
2024年に10周年を迎えました。ハートの形やパズルのように切り分ける点は発売当初から大切にしているこだわり。今年はサイズを見直すとともに、2種類の味が新たに仲間入りしました。ぜひ食べ比べをしていただきたい商品です。
◆バレンタイン限定 ショコラアソート「花冠のボンボンショコラ」
最後は、一口サイズのボンボンショコラ。山本シェフがチョコが好きな方と一緒にバレンタインを盛り上げたいと、お客様の“食べてみたいチョコ”と、シェフの“食べてほしいチョコ”の両方の声を形にした、赤と黄色の2種類の新作アソートです。トップシェフのイチオシの味や、自分のお好みの味に出会えるかもしれません♪
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「ラ コロール ルージュ 2024 ショコラアソート セレクション」 9個入り…3,024円(税込)
※お客様からの“食べてみたいチョコ”の声をシェフが実現したショコラ
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「ラ コロール ジョンヌ 2024 ショコラアソート セレクション」 9個入り…3,024円(税込)
※シェフがバレンタインに“食べてほしいチョコ”の思いを実現したショコラ
©CLUB HARIE
「ラ コロール 2024 ショコラアソート セレクション」 18個入り…5,940円(税込)
※お客様の“食べてみたいチョコ”と、シェフの“食べてほしいチョコ”の2種類が味わえるショコラ
ショコラティエが作る多彩な味から“自分の好み”を見つけていただけるよう、ボンボンショコラのアソートを長年お届けしています。ボンボンショコラ「ラ コロール ルージュ」は僕が定期的に行っているインスタライブで “食べてみたいボンボンショコラの素材”をテーマに多くの方からアイデアをいただき、ショコラの形も含め一緒に作り上げました。
おいしいはもちろん、見た目の“映え”や“遊び心”あふれる新作まで、スイーツを通して多くの人を笑顔にしてくれる山本シェフご自身のことについてもお話を伺いました。
―山本シェフがスイーツ作りを始めたきっかけは何ですか?
和菓子屋の子供でしたから、幼いころから工場で遊んだり、手伝いをしていました。
子供の時からものづくりは大好きで、工場にある素材を使って勝手にケーキを作ったりしていましたね。
―国際的な洋菓子コンクール「WPTC2010」(チョコレートピエス担当)にて日本初優勝。 チーム日本のキャプテンとして世界一の称号を手にされた時の思い、担当されたチョコレートピエスに求められる技術とは何ですか?
めちゃくちゃうれしかったです。自分があこがれる世界のすごいパティシエの方々が祝福してくれました。チョコレートピエスですが、もちろん技術やデザイン力などは必要ですが、継続力・トラブル回避能力とやはり基礎力です。基礎ができていないと、何をするにしてもうまくはいきません。
©CLUB HARIE
国内のコンテストに参加するたび、高い技術を持つシェフに並び立ちたい、世界一を獲りたいという思いが強くなっていきました。チームJAPANとして参加した世界大会以降は、自分だけが技術を磨くことにこだわってもいけないと、職人の育成を意識するようにもなりました。コンテストは技術を磨く近道なので、クラブハリエとしてもコンテストに挑戦する若手のサポートを続けています。
洋菓子工場に就職し、様々な挑戦を繰り返す中でたくさんのご縁に恵まれ、一緒に何かしたいと思える仲間も増えていきました。今も「仕事は楽しく」が基本ですが、それがスタッフやお客様に喜んでいただけることか常に自問しています。
―今後スイーツ界での夢はありますか?
滋賀県近江八幡で2015年にオープンしたラ コリーナ近江八幡が“世界のラ コリーナ”になることです。世界中の方が「おいしい洋菓子を食べたい!」と思った時、近江八幡を目指して来ていただける…というのが夢です。
シェフの思いとともに、笑顔が広がるバレンタイン♪
お気に入りのチョコレートを“チョコ”っと手に取り、楽しいバレンタインを過ごしてみてはいかがでしょうか♪
みよかで紹介した商品以外にも、ディズニーと初コラボしたチョコレートなど魅力あふれるスイーツが盛りだくさん!インターネットでも購入できるのでぜひご覧ください。
※店舗によって販売商品が異なる場合があります。
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