2025年10月13日に閉幕を迎えた大阪・関西万博の各パビリオンで使われていた展示物やアート作品13点が、関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)・神戸空港に移設されることが11月12日(水)に発表されました。
移設されるのは、国内外のパビリオンの展示物・作品、合計13点で、海外パビリオンからは、オーストラリア館の「コアラ像」や、フランス館の「しめ縄で結んだモン・サン・ミッシェルの修道院と厳島神社の大鳥居のオブジェ』、フィリピン館の外観に設置されていた『籐のベンチ」、英国館の「植栽電話ボックス」など。
また、国内の民間パビリオンからは、パナソニック館のツリーオブジェや、住友館の館内で使われたランタン、大阪ヘルスケアパビリオンに設置されていた「オオカミベンチ」(作:鴻池朋子)が、関西の3空港のいずれかに展示されるといいます。
今回の取り組みは空港における万博レガシーの役割として、文化や技術を継続的に発信できるだけでなく、海外との友好の証や万博の思い出の記録となるようにと、国内外のパビリオンの協力で実現。設置場所や設置開始時期については、決まり次第発表があるとのことです。
今回発表のあった展示物は以下の通り。
・オーストラリア/コアラ像:関西空港or伊丹空港
・ベルギー/屋外用クッション:関西空港、伊丹空港、神戸空港
・カナダ/赤い椅子:関西空港
・中国/竹簡をデザインした外壁パネル:関西空港
・フランス/モン・サン・ミッシェルの修道院と厳島神社の大鳥居:関西空港
・フランス/ノートルダム大聖堂と首里城:関西空港
・フィリピン/籐のベンチ:関西空港or伊丹空港
・タイ/ソンクラーンのオブジェ:関西空港or伊丹空港
・英国/植栽電話ボックス:関西空港
・パナソニック/ノモの森ツリーオブジェ:関西空港or伊丹空港
・住友/UNKNOWN FORESTランタン、ベンチ:関西空港
・大阪ヘルスケア/オオカミベンチ:関西空港or伊丹空港
・大阪ヘルスケア/気流空間洗浄機:関西空港
文/霧島怜