あの大人気iPS細胞展示が大阪・中之島に!万博のワクワクを再び  

2025.12.12

あの大人気iPS細胞展示が大阪・中之島に!万博のワクワクを再び  
大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで人気を集めたiPS細胞展示の一部が、最先端医療の研究拠点「中之島クロス」(大阪市北区)に移設されました。ミャクミャクのモニュメントも期間限定でお引越し。万博の高揚感が再び味わえるエリアが誕生しました。

■お披露目セレモニーに吉村知事ら

お披露目セレモニーに出席した吉村洋文・大阪府(左)と一般財団法人未来医療推進機構の澤芳樹理事長(左から2人目)(12月12日、中之島クロス)

お披露目セレモニーに出席した吉村洋文・大阪府(左)と一般財団法人未来医療推進機構の澤芳樹理事長(左から2人目)(12月12日、中之島クロス)

12月12日に開かれたお披露目セレモニーで、吉村洋文大阪府知事は、「万博のレガシーは、これからも展示し続けることに意義がある。中之島クロスは、未来医療の国際拠点。iPSや人間、ライフサイエンスの可能性の出発点として、未来を作っていければ」と挨拶しました。

■「子どもたちこそ見に来て」

楽しくiPS細胞を勉強できる展示(12月12日、中之島クロス)

楽しくiPS細胞を勉強できる展示(12月12日、中之島クロス)

テープカットには、一般財団法人未来医療推進機構の澤芳樹理事長らも出席。澤理事長は「550万人もの人が訪れた素晴らしい展示。子どもたちに見に来てもらうことで、学びのきっかけになれば」と語ると、吉村知事も「iPSに触れることで将来、科学者や技術者を目指す子どもたちが増えてくれたら、うれしい」と期待を込めました。
iPS細胞が示す未来の可能性(12月12日、中之島クロス)

iPS細胞が示す未来の可能性(12月12日、中之島クロス)

■心筋シートの映像やタブレット端末ゲームも

会場には、iPS細胞由来の心筋シートの実物映像やiPS細胞の研究に挑戦するタブレット端末型ゲーム、心臓模型などを常設展示。また、「万博おじさん」の愛称でもおなじみの万博愛好家・収集家の藤井秀雄さんが作った展示も新たに加わりました。
「万博おじさん」こと藤井秀雄さんの展示を見る吉村知事ら(12月12日、中之島クロス)

「万博おじさん」こと藤井秀雄さんの展示を見る吉村知事ら(12月12日、中之島クロス)

■ミャクミャクもお引越し

ディアモール大阪のミャクミャクもお引越し(12月12日、中之島クロス)

ディアモール大阪のミャクミャクもお引越し(12月12日、中之島クロス)

ディアモール大阪(大阪市北区)で存在感バツグンだったミャクミャクのモニュメントもお引越し。会場で再びその愛らしい姿を披露しており、来年3月31日まで展示されます。オープン初日の12月12日には多くの来場者が訪れ、“万博ロス”を癒す姿も見られました。
かわいいしっぽもしっかり見られます(12月12日、中之島クロス)

かわいいしっぽもしっかり見られます(12月12日、中之島クロス)

■入場無料で未来の鼓動感じよう

 展示場所は、中之島クロス2階吹き抜けスペースで入場無料。最先端医療から万博のワクワク感まで、一度に味わえるエリアです。ぜひ足を運んで、未来への鼓動を感じてみてはいかがでしょうか。
西部マキコ エンタメライター。初出の話を引き出すインタビューが得意。「万博ロス民」の一人で、さまざまな「アフター万博」イベントに参加し、悲しみを癒す日々を過ごしています。
miyoka
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