杉原愛子(体操)、池江璃花子(水泳)、桐生祥秀(陸上) ウルフアロン(プロレス)、丸山城志郎(柔道)ら豪華アスリートが登場
世界に誇るNIPPONのスポーツ・アスリートを通し“心震わす感動”“行動を起こさせるような衝動”を伝えるスポーツ番組『8SPORTS』(不定期放送/カンテレ)。放送回ごとにテーマが替わるが、12月31日(水)あさ9時50分からは『鶴瓶×球児 スポーツな噺2025』(噺:はなし)をお届けする。
MCは今回も、笑福亭鶴瓶と「なんでそんな司会うまいん?」と鶴瓶が舌を巻く藤川球児監督(阪神タイガース)という異色コンビ。今年起きた“スポーツな噺”から気になったものを、スタジオに訪れたアスリート・ゲストとともに、独自目線で深掘りする。番組の独自取材や時には出演者の口から語られる、“知られざる裏噺”をお届けする。番組後半では、就任一年目にしてリーグ最速優勝という偉業を成し遂げた球児から、阪神タイガース独走Vの裏噺を鶴瓶がたっぷりと引き出す。
2025年の以下“スポーツな噺”からトークする。
●金メダリストが選んだ次なる夢の舞台は「プロレス」
●帰ってきたヒロイン★ロス五輪への決意
●戦火を逃れ日本で躍動‼絆が生んだ力士の物語
●世界陸上 チームJAPAN に熱狂
●藤川タイガース 就任1年目を徹底解剖
<帰ってきたヒロイン・ロス五輪への決意>
引退から復帰、2025年10月の世界体操選手権で、種目別ゆかの金メダルを獲得した杉原愛子選手と、白血病という苦難を乗り越え、3大会連続五輪出場を果たした競泳の池江璃花子選手がスタジオに登場。2人の共通点は、10代から日の丸を背負う大活躍をし、一旦競技を離れた後に、異例の大復活劇を成し遂げたこと。鶴瓶と球児がその真相に迫る。池江は、競泳・日本代表のキャプテンを引き受けた経緯を明かし、「競泳ニッポンを復活させたい、それにはどうしたら良いのか日々考えている」と打ち明ける。
<世界陸上 チームJAPAN に熱狂.>
リモートで陸上・桐生祥秀選手も参加。この秋、日本中を熱狂させた“東京世界陸上”の最終日に、鶴瓶が桐生に電話で夕食に誘ったという意外なエピソードも飛び出す。
<金メダリストが選んだ次なる夢の舞台は“プロレス”〉
プロレスラーへの転身を発表し大きな話題を呼んだ、東京五輪柔道男子100㎏級金メダリストのウルフアロン選手と、2度の世界選手権王者に輝き2025年3月引退を発表した柔道家、丸山城志郎氏が登場。プロレス・デビュー戦を4日後に控えたウルフアロン選手が、現在の心境を語る。
同じ階級(66㎏級)にいる東京・パリ五輪連覇のライバル・阿部一二三選手と、なんと11回も対戦したという丸山。ウルフアロン選手は「国内の代表争いが一番しんどい」と漏らし、丸山は「パリ五輪後、“クソっ!なんでお前(阿部一二三選手)が同じ階級にいるんだ!”という気持ちと勝ちたいというモチベーションがなくなっていった」と引退に至った心境を告白する。
試合前に対戦相手と会話するか?という問いに対する2人の対照的な答えを聞いた球児は、「ウルフ選手は4番バッタータイプ、丸山選手はキャッチャータイプ」と分析する。
<戦火を逃れ日本で躍動‼絆が生んだ力士の物語>
11月の大相撲九州場所で初優勝し、大関にスピード昇進したウクライナ出身の力士・安青錦関がVTR出演。
しこ名・安青錦新大(あおにしきあらた)の「新大」は、日本の恩人の名前に由来するという。その恩人とは、2019年の世界ジュニア相撲選手権で出会い、安青錦関が大相撲入りを果たすまでの環境を整えた人物。アスリートをつなぐ「縁」について噺が続く。
<藤川タイガース 就任1年目を徹底解剖〉
史上最速リーグ優勝を果たした藤川タイガースの1年目。鶴瓶は「阪神が優勝してくれないとこの『スポーツな噺』がなくなってしまうのでは…と、身内の気分だった」と心境を明かす。シーズン序盤、スランプに陥った佐藤輝明選手を覚醒させた裏には、佐藤の大学の先輩でもある元阪神の選手・糸井嘉男氏の存在があったのだという。球児と糸井氏との知られざる秘話が明かされる。またVTRで、昨年日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズの三浦大輔前監督が藤川阪神の強さの秘密について本音で語る。
また、阪神タイガースのリーグ優勝が決まった試合の9回裏、抑えとして登板した岩崎優投手がVTR出演。「藤川監督の3回目の優勝をかなえる時がきた」と、登場曲を球児が現役時代に使っていたリンドバーグの「every little thing every precious thing」に変更してマウンドに上がったという岩崎投手の想いに、スタジオが感動。
収録後の感想
収録を終え、鶴瓶は「アスリートの人たちから、スポーツだけでなく“人生を学べる”というのが、この番組の大きな特徴だと思います。藤川監督は1年間監督として戦ってこられて、いろんなものを持って番組に来てくれはった」と振り返る。球児は「昨年までは監督ではない立場でしたが、今年はもう一歩違う目で見ることができました。実際、選手を起用する立場になりましたので、もっと遠いところから見られるようになって、本当にいい経験をさせていただきました。結局は総監督(鶴瓶)がここにいらっしゃいますから」。
大みそかの特番ということで、「新年をゆっくり迎えていただくためにも、逆境を乗り越えるエピソードを、ぜひ見て頂けたらと思います。どんな仕事をされている方にも、いろんな悩みがありますから」と視聴者にメッセージを送った。
「“恩”と“縁”を感じて球場でワイワイ盛り上がったパワーを頂いて勝ったチームがタイガース」と感謝する球児。
鶴瓶は「監督は“縁”とおっしゃったけど、“縁”があって“運”があって“根”(こん)がある、“運”を自分がつかんで続けていく“根”がある、そして“ツキ”もあるところがすごい」と藤川監督1年目の感想を述べた。
番組情報
タイトル:『鶴瓶×球児 スポーツな噺2025』
放送:12月31日(水)あさ9時50分~11時50分放送(関西ローカル)
番組HP:https://www.ktv.jp/8sports/
<出演>
▷スタジオ:笑福亭鶴瓶、藤川球児(プロ野球・阪神タイガース監督)、杉原愛子(体操)、池江璃花子(競泳)、桐生祥秀(陸上)※リモート出演
ウルフアロン(プロレス)、丸山城志郎(元柔道)、田中友梨奈アナウンサー(カンテレ)
▷VTR:
安青錦(大相撲)、糸井嘉男(プロ野球・元阪神タイガース)、岩崎優(プロ野球・阪神タイガース)、三浦大輔(プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前監督)ほか
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