見てみよか

海外で生まれ人気…自然素材とシンプルさが融合 日本に逆輸入の新インテリアスタイル“ジャパンディ”とは

2025.08.09

海外で生まれ人気…自然素材とシンプルさが融合 日本に逆輸入の新インテリアスタイル“ジャパンディ”とは
8月9日(土)午後1時からカンテレで放送予定の『ウラマヨ!』は、土地・建物がいくらなのか、家の金額を予想する【クイズ!その家まるごとまとめてハウマッチ】を放送。その中で登場する、近年急速に人気となっているという新たな家づくりのスタイル“ジャパンディ”について、一足先にお届けします。

愛知県尾張旭市にある一軒の住宅。取材班を出迎えてくれたのは、家主の羽根渕允哉(はねぶち まさや)さん。不動産の売買やリフォーム、リノベーションを手掛ける不動産会社の設計士です。
8月9日(土)放送『ウラマヨ!』

8月9日(土)放送『ウラマヨ!』

土地約53坪、延床面積約40坪、築33年の中古住宅を2年前に購入しリノベーションしたそうで、家の中へ案内してもらうと、“わびさび”が感じられる落ち着いた空間が広がっていました。
「ジャパンディ(Japandi)というものをコンセプトにしています」と羽根渕さん。ジャパンディとは、北欧の家をベースとして日本の和の要素を取り込んだ新しいインテリアスタイルのことで、“Japanese(日本の)”と“Scandinavian(北欧の)”を組み合わせた造語。
8月9日(土)放送『ウラマヨ!』

8月9日(土)放送『ウラマヨ!』
ジャパンディ

2020年頃から人気となっていて、自然素材を使用しシンプルな色合いで、家具の重心が低く光の陰影を楽しむという特徴があるそうです。

羽根渕さんは、ドアを開けてすぐの所につくった玄関×和室の一体空間を例に、「北欧はシンプルで優しい曲線というイメージなので、坪庭を曲線でつくったり、あとジャパンディの要素としては“木質感”がありますので、あえて枯れ枝を使ったりして雰囲気を出すようにしています」と紹介。

「最近めちゃめちゃブームになってまして、僕はリフォームの仕事をしてるんですけど、お客様から『ジャパンディの家にしたい』ってよく言われます」と、現在流行がグイグイ来ているとも明かしました。

また、住宅を購入予定の人がよくぶち当たる大きな問題“新築を購入するか、それとも中古物件をリノベーションするか”について聞いてみたところ、「僕も購入者として、ハウスメーカーとかを見に行ったんですが、やっぱり注文住宅を建てようとするとコストが結構かかるなぁというのがあったので、中古物件を買ってリノベーションする形を取りました」と、家のプロとしてリノベのお得さをアピール。

さらに、ジャパンディの取り入れ方については「自然素材を使うテイストですので、のれんなどでも演出できますし、特にカーテンは空間における面積が広いので、そういう所に自然素材を入れることで雰囲気がガラッと変わると思います」と、今住んでいるおうちでも簡単にできると語っていました。

中でも、丸みのある木のインテリアがオススメだそうで、IKEAで取り扱いがある“TAGGTOFS(タッグトフス)”のペンダントランプシェードを紹介。日本の伝統的な和紙製のランプを、やわらかなフォルムの竹が包み、ランプシェードの内側部分が宙に浮いているように見えるという照明器具で、「1個だけ置くというよりも、何個か置いていただくと、インテリアとして見栄えがするので、全体として雰囲気が良くなっていきます」とアドバイスしてくれました。
8月9日(土)放送『ウラマヨ!』

8月9日(土)放送『ウラマヨ!』

番組ではそんな羽根渕さんのジャパンディな家の値段が、まるごとまとめて明らかになるほか、クイズとしてもう1軒“端から端まで30m以上”という横に長すぎる家が登場。その驚きの金額、そして“ある土地を買うと安くなる”という、お値打ちな家づくりにつながる裏側にも迫ります。
miyoka
0