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GWは“ドラマ”を一気見したい! ドラマ好きこそ絶対に見てほしいカンテレドラマ10選

2024.04.26

GWは“ドラマ”を一気見したい! ドラマ好きこそ絶対に見てほしいカンテレドラマ10選
休みの日にドラマを見ているという方はきっとたくさんいると思いますが、ドラマが多過ぎて逆に選べないという方もいらっしゃることでしょう。いよいよ迫りくる大型連休を前にまだ何を見るか決まっていない方必見!ドラマ好きの評価が高いカンテレドラマの中からよりすぐりの10作品を年代順に紹介します。懐かしの名作から話題の最新作まであるので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介された全ての作品は記事末尾のリンクからカンテレドーガにてご覧いただけます。

◉GTO(1998年)
元暴走族のリーダー・鬼塚英吉(反町隆史)が問題児だらけのクラスの教師として奮闘する学園ドラマ。言わずと知れた反町隆史さんの代表作で、鬼塚の破天荒な行動には放送当時から大反響があり、90年代ならではの自由でぶっとんだ感じがどこか懐かしくて、心をくすぐられます。鬼塚は、言葉より行動が先行して、周りに迷惑ばかりかけますが、そのまっすぐさと生徒を思う気持ちは熱い支持を得ました。第1話で、生徒の家の壁をハンマーでぶち壊すシーンは『GTO』を象徴するシーンのひとつです。
伝説の教師・鬼塚英吉が26年ぶりに復活!今年の4月に放送された『GTOリバイバル』では『GTO』に出演していた池内博之さん、山崎裕太さん、窪塚洋介さん、徳山秀典さん、小栗旬さん、藤木直人さんが再集結。松嶋菜々子さんとの夫婦共演シーンがエモいと話題になりました。
※『GTOリバイバル』は「カンテレドーガ」で独占レンタル配信中です!(7月31日まで)
◉結婚できない男(2006年)
「俺は結婚できないんじゃない。結婚しないんだ!」
晩婚化・未婚化が進んでいる今でこそ、40歳を過ぎた人が結婚をしていなくても「それもまた一つの自由」だと受け入れられる時代になりましたが、放送当時の40代の独身男性に対する視線は想像以上に冷ややかなものだったでしょう。主人公の桑野信介(阿部寛)は、腕のいい建築士で人並み以上の収入を稼いでいますが、偏屈でコミュニケーションが苦手。周りの人たちも最初は桑野に対してよい印象がないのですが、徐々に桑野の行動を通して人柄にひかれていきます。クラシックを聴いているシーンや隣の家のパグ・KEN(ケン)と絡むシーンなど、阿部寛さんが演じ上げた桑野の変人モーメントは何度見ても笑ってしまいます。
2019年に放送された続編『まだ結婚できない男』では、令和になっても相変わらず面倒くさい男のまま。53歳になりましたが、未だ結婚はせず、自由気ままにひとり身生活を謳歌(おうか)していました。吉山まどか(吉田羊)らとの出会いをきっかけに急激に回り始める運命の歯車!今度こそ人生のパートナーを見つけることができるのでしょうか?
◉アンフェア(2006年)
バツイチ、子持ち、大酒飲みで無駄に美人。しかし、その素顔は検挙率ナンバーワンの敏腕刑事の雪平夏見(篠原涼子)が数々の難事件に立ち向かう姿を描くサスペンスドラマ。物語の序盤では、推理小説の原稿に沿って起こる殺人事件を追うのですが、雪平はその犯人が岩崎書房の編集者・瀬崎一郎(西島秀俊)だと突き止めます。瀬崎を演じる西島秀俊さんの繊細な演技が一品で、卓越した演技に魅了されて『アンフェア』の沼に落ちていくのです。瑛太さんや阿部サダヲさん、木村多江さんなど、とにかく豪華な出演陣、そして計算されたシーンの積み重ねと予測不可能な展開が一気見にピッタリ。雪平が背負う重い過去、そして、次々起こる事件と雪平にはどんな関係があるのでしょうか…!
◉ヒミツの花園(2007年)
彼氏ナシ、すば抜けた才能やセンスも特にない超不器用で人生損してばかりのファッション誌の編集者・月山夏世(釈由美子)が少女漫画編集部への転属をきっかけに超人気漫画家「花園ゆり子」の担当として奮闘する物語。超人気漫画家「花園ゆり子」の正体は、オタク趣味でワガママ放題の修(池田鉄洋)、イケメンだけど女性にだらしない智(要潤)、小生意気で人の心を見透かす陽(本郷奏多)。そして、寡黙で冷淡な航(堺雅人)の個性派4兄弟。彼らに振り回されながらも、それぞれが抱える悩みや内面に触れ、次第に絆が生まれていきます。このドラマの醍醐味は、なんと言っても4兄弟のキャラの強さ。中でも堺雅人さんが演じる航は「一歩近づくと三歩遠ざかる」を体現しているような性格をしていますが、それがまたかわいくてたまらないです。
◉チーム・バチスタシリーズ(2008〜2014年)
海堂尊さんの小説を原作とする医療ミステリードラマ『チーム・バチスタの栄光』は、2008年から4シーズンにわたって放送されました。心療内科医・田口公平(伊藤淳史)と厚生労働省の官僚・白鳥圭輔(仲村トオル)の凸凹コンビがとても印象的です。「チームバチスタシリーズ」で注目していただきたいのは、田口と白鳥が放つ言葉。優しさで心を開かせる田口と白鳥が発するド直球の一言ひとことが心に刺さります。また、タイプが全く異なる正反対の二人の掛け合いは、思わずクスリと笑ってしまいます。
◉CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(2017年)
元自衛官の主人公・稲見朗(小栗旬)が公安機動捜査隊特捜班に所属する仲間たちとテロリスト、新興宗教、軍事スパイなどに立ち向かう刑事ドラマです。実際に起こった出来事をモチーフにしているのではないかと思うほど、それぞれの事件が非常にリアルに描かれていて、いろいろ考えさせられます。視聴者からは「アクションもキャスティングも内容も攻めている」「もう一回記憶失って見たいレベル」という声が。他のドラマでは見たことのない衝撃のラストもお見逃しなく!
◉シグナル 長期未解決事件捜査班(2018年)
韓国の大ヒットドラマのリメイク作品で、過去と現在をつなぐ無線機を通じて長い間未解決のままだった難事件の真相を突き止めていくという設定がとても魅力的なサスペンスドラマです。主人公・三枝健人(坂口健太郎)は独学でプロファイリングを学んだ警察官。幼い頃に目の前で女子児童が謎の女に誘拐されるところを目撃したことがあり、兄は集団暴行事件の犯人として逮捕されるという暗い過去を持つ人物です。無線機から聞こえてくる声の主は、現在では行方不明となっている大山剛志(北村一輝)巡査部長。三枝と大山は無線機で会話しながら、過去の事件を未然に防ぎ、未解決事件を解決していきます。二人が変える過去は未来にどういう影響をもたらすのでしょうか?『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』が良い作品だと思った方に合わせて見ていただきたい作品です。
◉大豆田とわ子と三人の元夫(2021年)
主人公・大豆田とわ子(松たか子)は、これまでに3度結婚し、3度離婚しているけど、不思議にも元夫たちとはよい協力関係を築きながら、日々を過ごしています。母親としても、妻としても、娘としても、決して100点ではないですが、自分の感情にとても正直で、少しおっちょこちょいなとわ子を好きにならずにはいられない…。ひとりで生きたい訳ではないし、ひとりでいるのは寂しいけど、誰かとずっと一緒に生きることを選ばなくてもいいんだ、という新しい人生観を提示してくれる作品です。伊藤沙莉さんのナレーションや坂東祐大さんが手がけるおしゃれな音楽もドラマをさらに引き立たせてくれます。
◉エルピス —希望、あるいは災い—(2022年)
第60回ギャラクシー賞 テレビ部門 大賞、第49回放送文化基金賞 ドラマ部門 最優秀賞、2023年 日本民間放送連盟賞 番組部門(テレビドラマ)最優秀賞、東京ドラマアウォード2023 連続ドラマ部門 優秀賞など、数々の賞を受賞したこの作品は、テレビ局を舞台に、スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)が、連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追いながら“自分の価値”を取り戻していく姿を描いた社会派エンターテインメントです。非常に重い題材を扱っていますが、ただただ暗い訳ではなく、コメディー色の強いシーンもあるので、最後まで飽きずに見ることができます。ピースの又吉直樹さんは、自身のYouTubeチャンネルで「今更どハマりした」と話し『エルピス —希望、あるいは災い—』の魅力について熱く語っています。
◉春になったら(2024年)
余命3ヶ月の父・雅彦(木梨憲武)と3ヶ月後に結婚する娘・瞳(奈緒)の親子の絆を描いた物語。視聴者からは「毎話もれなく号泣している」「ティッシュじゃなくてタオルの用意が必須」という声が。延命治療を受けずに残りの人生を過ごしたいという雅彦。バツイチ・子持ちの売れない芸人と結婚したいという瞳。雅彦は3ヶ月後にどのような結末を迎えるのでしょうか?そして、瞳は無事に結婚できるのでしょうか?最終話で明かされる「瞳」という名前の由来にも注目です。

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miyoka
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