『お迎え渋谷くん』第9話レビュー
前回、キュンの嵐を巻き起こした告白を経て、晴れて恋人同士になった渋谷くんと愛花(田辺桃子)。マネージャーの響子(長谷川京子)は人気俳優の渋谷くんに熱愛スキャンダルが出るのを避けるため、2人のデート用にマンションの部屋を用意します。初デートの夜からいきなり同棲開始とは驚きの急展開ですが、 渋谷くんは部屋で恋人同士が何をするのかも知らないうぶっぷりを発揮します。
渋谷くんと2人きりになった愛花が、ぎこちない雰囲気を変えようとお茶を入れに立ち上がったところ、バランスを崩して転んでしまいました。そして助けようとした渋谷くんに、なんと床ドンをするハプニング! 慌てて上体を起こそうとした愛花でしたが、うぶなはずの渋谷くんは、まさかの床ドン返し。渋谷くんにどんなスイッチが入ったのか、そのまま愛花にキスをしそうな雰囲気に。「このままキスなの!?」とドキドキでしたが、なんと渋谷くんはキス直前で「買ってきます」と言い残し、スタスタと部屋を出ていってしまいます。ドラマ開始2分での床ドンシーンに、X(旧Twitter)は「床ドン返しからのキス未遂、キュン死するっ!」「愛花の頭を支える手が大きくて男すぎる渋谷くん」「床ドン返しがカッコ良すぎてリピート再生したい」と盛り上がっていました。
そして渋谷くんが買って帰ってきたものはまさかの手錠! 愛花を前にして理性を失いそうな渋谷くんは、危険から愛花を守るために手錠をして寝るのだそうです。うぶすぎて発想がはるか斜め上過ぎる渋谷くん、おもしろすぎます。床ドンに続くこのシーンでも、X(旧Twitter)では「手錠を発想する渋谷くんがかわいい」「手錠ってどこで買えるの!?(笑)」「手錠で同棲www」と、手錠姿の渋谷くんに注目が集まりました。
2人が恋人同士になってからの展開がめまぐるしい前半でしたが、大好きな愛花と同じ部屋で過ごせるようになった渋谷くんは、愛花への思いが止まりません。
神田(内藤秀一郎)と響子とともに、ドラマ『僕らのラブリミット』のクランクアップのお祝いをした夜、「ずっとこうしたかったです」と片付けをする愛花の手を握る渋谷くん。さらにまっすぐな目で愛花を見つめ「泊まっていきますか?」と誘う渋谷くん。手錠をしてベッドに入り「先生とおやすみのハグがしたいです」とお願いする渋谷くん。そして愛花の腕の中で「好きです、先生」という渋谷くん……。渋谷くんのめくるめく甘い言葉の数々に、「ちょっと待て、心臓が持たないぞ」という気持ちになります。「なにこのかわいい生き物!」という愛花の心の叫びは、私たちの心の叫びでもありましたよね。
忙しい仕事の合間にも「どうしても一目先生に会いたくて」と、愛花に会いに来る渋谷くんにもキュンです。こんなふうに大切にしてもらえる人とめぐりあえたら、幸せですよね。愛花との幸せな時間を重ねる渋谷くんでしたが、一方で妹の音夢(諸林めい)は、渋谷くんの不在に寂しさをつのらせていました。お兄ちゃん大好きな音夢は、保育園でも元気がありません。
保育園での音夢の様子を聞いた渋谷くんは、愛花も音夢もどちらにもさみしい思いをさせたくないと、多忙なスケジュールのなかで無理な行動をしてしまいます。その結果、疲労がたまり撮影中に倒れてしまう事態に。
病院にかけつけた愛花は、渋谷くんの様子をそばで見ていた神田から「大海は大事なもののためなら全部を背負い込もうとしすぎる」と聞き、渋谷くんが無理していると気付けなかったことにショックを受けます。渋谷くんは「先生がいるから頑張れる」と言うし、響子も「大海の成長には先生の影響も絶対ある」とも言うけれど……愛花としては、大切な人に無理をさせてまで自分との時間を作ることを、苦しく思ってしまうのかもしれません。せっかく幸せいっぱいだった2人の恋。2人の仕事も恋も、うまくいくといいのですが……。
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文:早川奈緒子
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども3人の母。「たまひよ」など主に子育て系メディアで取材・ライティングを行う。ほんのりオタク気質。
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『お迎え渋谷くん』のレビューに感想コメントを寄せてくださった方の中から抽選で1名様に原作者・蜜野まことさんの直筆サインをプレゼントします。
【対象レビュー】第7話から最終話まで
【締め切り】6/25(火)午前10時
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※転売禁止。発見した場合にはしかるべき措置を取らせていただきますのでご注意ください
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます(6/27頃発送予定)
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