あんこを使った新感覚のスイーツが全国の催事で人気の福岡・八女（やめ）市発のブランド「ANKO and（アンコアンド）」。その全国初となる常設店が2025年11月5日（水）、百貨店「阪神梅田本店」（大阪市北区）の1階「スイーツファーム」にオープンします。

「ANKO and」は、創業1924年（大正13年）の和菓子屋「隆勝堂」が「日本の伝統“あんこ”が世界中のスイーツと出会う」をテーマに起ち上げたブランド。熟練職人が気温・湿度を見極めながら日々丁寧に炊き上げた北海道産小豆のあんこと洋菓子のハーモニーは、知っているようで知らなかったあんこの魅力にあふれています。

これまで、催事のみでの販売を続けてきた「ANKO and」でしたが、「ブランドの世界観を安定して伝えたい」との想いから、初の常設店を決断。その最初の一歩として、全国のスイーツファンが集う同百貨店「スイーツファーム」に出店し、あんこの無限の可能性をさらに追求していくといいます。

そのラインアップには、北海道産バターをたっぷり使用し、八女抹茶やあまおう苺（いちご）などさまざまなフレイバーが楽しめる「あんバターサンド」をはじめ、焦がしバターの豊かな風味がたまらない「あんフィナンシェ」、カリッとしっかり焼き上げた「フロランタンあんラスク」など、同ブランドの人気商品が勢ぞろい！

「隆勝堂フーズ」の鬼頭麦（きとう・ばく）社長は、「このたびの出店を通じて、より多くの方々に“あんこ”を身近に感じていただける機会を創出できればと考えております。安心感のある“手作りの味”を大切にしながら、新しい食材や発想を取り入れ、伝統と革新が融合した新しい食体験をお届けしてまいります」とコメント。あんこスイーツの奥深い魅力をぜひ味わってみてください。

文／夏目馨