【天満・せんべろ】由緒正しきせんべろ店「天満酒蔵」
2023.08.02
カウンターを死守したい理由がある(天満・天神橋5丁目)
白暖簾をくぐるとそこには昭和の世界が広がっている。
長いカウンターにテーブル席。
注文を通す声、お客の話し声、店内中が活気にあふれる。
さて、なにを飲もうかな、とメニューを見てびっくり。
日本酒(上撰)が、に、にひゃくななじゅう円!? し、しかも税込み!?
二度見しても270円なのだ。ちなみにウイスキーはシングル250円。
あては、おでんが100円から。いや~、もう帰られへんやん。飲むしかないやん。
ということで頼んだのは日本酒(270円)、にんにく唐揚げ(150円)、はも皮(250円)。しめて670円。
にんにくは揚げたてを出してくれて。塩加減も抜群でお酒に合うやん、おいしいやん…。
でも、このお店のだいご味はカウンターの中のおかあさんとの会話。
作業してるときはキリッとかっこええんですが、こちらが話しかけたら手は止めずにニッコリと対応してくれる。
離れたテーブル席のお客さんが「貝頼もうか」と相談している声にすかさず「ごめん、貝は切れたわ(売り切れたわ)。そやけど代わりに…」と貝を食べたい欲求をみたす代替品の提案も絶妙。
キビキビしたおかあさんの様子を見ながら飲むお酒はまた美味しい。
どうも立ち位置が決まっているようなので、おかあさん前のカウンターを死守したい。
とか考えながら飲んでたら、コップが空いてしもた。
もう一杯頼んでも1,000円でお釣りがくるけれど、よく考えたら家にごはんもあるし、今日はこれで帰ろか。
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