食べてみよか

【天満・ランチ】南森町でカレーラーメンの誘惑「ミスターパピー」

2024.08.30

【天満・ランチ】南森町でカレーラーメンの誘惑「ミスターパピー」

大阪で希少なカレーラーメン専門店(西天満)

カレーラーメンというジャンルを皆さんはすでにご存じでしょうか?
南森町で長年営業し続ける「ミスターパピー」(大阪市北区)はまぎれもなくカレーラーメン専門店です。
大阪メトロ南森町駅2号出口を出て京阪国道を西へ歩いて5分くらいのところにあります。

ミスターパピー※2024年8月

小さな間口ですが奥に広がる店内はテーブルとカウンターを合わせて20席程度。
なんとなく昭和の香りがしますがお店はできて16年ほど。今の大将は2代目なんだとか。
メニューをみたらそのバリエーションの多さにびっくりします。どれもこれも食欲をそそるラインナップですが、ここはスタンダードメニューの中から「ポークカレーラーメン」(850円)をオーダー。
このお店のこだわりはカレーをスープで割るのではなく、はじめっからカレースープを作ること。
スパイスは15~16種類のミックスされたものを使用して、白菜、玉ねぎ、にんじん、ショウガ、にんにくやリンゴ、バナナ等の果物をミキサーにかけベースを作るそうです。

ミスターパピー「ポークカレーラーメン」(850円)※2024年8月

麺はカレーラーメンに合うようオーダーメイドしたもの。中細麺はスープによく絡みます。少しもったりした感触ですが、油をほとんど使用していないので重すぎず、最後まで飲み干せるほどです。

ミスターパピー「ポークカレーラーメン」※2024年8月

味変用にいろいろサイドラックに用意されているのもうれしいですね。もちろん紙ナプキンもスタンバイ。
目に留まったのがレモン果汁。「スタッフにお声掛けください」と書いてあるのでお願いしてみます。
大将が「酸味がほとんどないスープやから合うよ」とにっこり。ぽたりぽたりとレモン果汁を足してはスープを飲み、確かにレモンのすっぱさがまた違ったカレースープの魅力を引き出します。
ランチタイムにはライスの小と中が無料サービスとなっています。最初に「いりますか?」と聞かれて「う~ん…」と悩み「後で頼むかも」と若干弱腰でしたが、麺を半分くらい食したころには「これはごはんいるよね」って。最初のころはまろやかなカレースープですが飲むごとにスパイス感が強くなり、カレーライスにしたくなるんです。「ライスの小、お願いします」と声をかけると大将がにやり。
ミスターパピーのラーメンは袋めんにもなっていて、お土産物屋さんで売られているそうです。大阪にいるとわからないものですが、長年発注が止まらないそうで、お土産をもらったきっかけでお店を訪れるファンもいるとか。この「真面目なカレーラーメン」は5袋セットで1,000円です。お店でも販売していますよ。
あ、ちなみにお店に行くと「パピちけっ!」と書かれたチケットがもらえるのですが、このチケット5枚で袋めんを1つプレゼントしてくれるそうです。

ミスターパピー「真面目なカレーラーメン」

今年から始めた「冷やしカレーラーメン」や9月から始まる予定の「まかないカレーライス」など、まだまだ進化し続けます。

店舗情報

ミスター パピー https://www.instagram.com/misterpuppy565
11:00-15:30(月-土)/ 17:30-20:00(火・木) ※スープがなくなり次第終了
日・祝日休み
大阪市北区西天満3-6-27 1F
06-6311-0086
 
   
miyoka
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