初恋を知りキスする朔弥(宮世琉弥)の表情はお宝映像【スノ恋】
2024.11.05
『スノードロップの初恋』第6話レビュー
朔弥もまた、自分の奈雪に対する思いがなんなのかをつかめずにいたようです。伊勢(杉本哲太)からアドバイスを受け、奈雪といるときにどんな気持ちになるのかをじっくり考える朔弥。その結果、自分がそばにいると奈雪を傷つけてしまうから、と望月家ではなく亀山の部屋に寝泊まりすることに。
奈雪は朔弥が離れてしまったことがさみしいのに、強がっているようにも聞こえました。きっとお互い思いあっているはずの2人なのに、どこかすれ違ってしまっているようです。
奈雪の様子を見かねた上司の寺岡(猫背椿)は、奈雪を呼び出し話を聞いてくれました。「相手が何を考えてるかわからない」と相談する奈雪に、「自分の気持ちは伝えた? ちゃんと告白して振られれば、つらいかもしれないけど、きっと前に進める」とアドバイス。
和真から「奈雪が泣いていた」と聞いた朔弥は、またしても奈雪を傷つけてしまったことに動揺を隠せません。伊勢の社長室に飛び込み、「自分といると傷つく人を励ましたい、どうすればいい?」とアドバイスを求めます。すると伊勢は、朔弥の考えを聞いて整理しながら「自分の気持ちを素直に伝えなさい」とアドバイスします。それは、寺岡が奈雪に言ったことと同じでした。
奈雪に自分の素直な思いを伝える朔弥の「奈雪が笑うと私もうれしい」「奈雪と食べるとおいしい」「奈雪に会えないと会いたい」といった愛の言葉の数々。「奈雪」を自分の名前に変えて脳内再生したくなります。
胸の苦しい感情が一体何なのかわからない朔弥が「この息苦しさは一体何だ?」とたずねると、奈雪はそっと朔弥にキスをします。そして「それは恋だよ、朔弥さん」と教えてあげるのです。この奈雪の、なんてかわいいことでしょう! 恋する女の子のかわいさがぎゅーっとつまっていました。
そしてゆっくりと唇を重ね合う2人……! 恋が始まる瞬間のシーンに、キュンが止まりませんでした。両思いになった2人だけれど、奈雪は命の期限がせまっているし、朔弥は死神だし……2人の恋の行方はいったいどうなるのでしょうか。
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文:早川奈緒子
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども3人の母。「たまひよ」など主に子育て系メディアで取材・ライティングを行う。
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