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朔弥(宮世琉弥)ついに人間でないことがバレる?【スノ恋】

2024.11.12

朔弥(宮世琉弥)ついに人間でないことがバレる?【スノ恋】

『スノードロップの初恋』第7話レビュー

晴れて恋人同士になった朔弥(宮世琉弥)と奈雪(小野花梨)。第7話の前半では、付き合いたてのカップルのあま〜〜いラブラブぶりがたっぷり描かれていました。
まずは朝食のシーン。料理する奈雪をじっと見つめる朔弥。あまりに見つめられてはずかしそうにドギマギする奈雪がとってもかわいいです。奈雪は「朔弥さん」から「朔弥」に呼び方を変えたり、朔弥は朝から奈雪にキスをしたり。甘いキュンをごちそうさまです!という気持ちになります。
そして仕事帰りの奈雪を迎えに行く朔弥。2人で手をつないで歩きながら「俺が奈雪の恋人になった」とうれしそうに何度も口にするのがかわいいですよね。
さらに、海でデートをする2人。寒いはずなのにはだしで海に入ってはしゃぐ朔弥。「やってみたかった!」と水をすくい投げる朔弥の笑顔がはじけます。水とたわむれる朔弥はあまりにもかわいすぎました。そんな朔弥を愛おしそうに見つめる奈雪。私も画面のこちら側で奈雪と同じ顔をしていたと思います。
2人で入った雑貨屋さんでは、スノードロップのネックレスを奈雪にプレゼントする朔弥。初めてのプレゼントに喜ぶ奈雪の笑顔もとってもうれしそう。見ているほうまで幸せになるようなデートシーンでした。

夕暮れの桟橋で「奈雪の良い恋人になりたい」と話す朔弥に、奈雪は「うそは絶対につかないでほしい」とお願いをします。朔弥は奈雪に「笑顔でいてほしい」と伝え、夕焼けの海で肩を寄せる2人。なんてすてきなの! こんなデート、うらやましい〜!! 初恋を思い出すようなキュンが満載でした。

朔弥の恋人となった奈雪は、和真(曽田陵介)に自分の気持ちをはっきりと伝え、和真の気持ちに応えられないことを謝ります。振られても「奈雪らしい」と笑顔で受け止める和真。どこまでもいい人の和真、仕事でも成功してほしいし、絶対幸せになってほしい!
一方、朔弥と奈雪の関係に気づいた陸(岩瀬洋志)。奈雪の幸せそうな笑顔を見て、「姉ちゃんには幸せになってほしいと思っていたけど、相手が死神なんて……」と複雑な思いを抱え、悩みます。

朔弥と奈雪との関係は順調そうに見えますが、2人で過ごす時間が増えるにつれ、奈雪は朔弥のことを何も知らないことに気づきます。奈雪が、朔弥にアメリカのどこから来たのかを聞いても「答えられない」と。「奈雪が好きだからそばにいる。それだけじゃだめか?」と言う朔弥ですが、視聴者としては朔弥の素性を知っているから見ていられるけれど、普通に聞いたら不審すぎる言動です。好きな相手のことをもっと知りたいと思うのは当然のこと。それに答えられないと言われたら、不安になってしまうのでは。
奈雪に「朔弥のことをもっと知りたい」と言われた朔弥は、亀山(森田甘路)のもとを訪れます。自分が人間ではないことを打ち明けるか迷う朔弥に、亀山は「彼女を失いたくなければ本当のことはだまってろ」と忠告します。
そんなあるとき、家に荷物を取りに戻った陸に「陸との約束を守れないかもしれない」と話をする朔弥。朔弥は陸との約束があったから、奈雪に自分の本当の正体を明かせずにいたのでした。奈雪の笑顔を守りたい陸は、「朔弥が人間ではないと知ったら奈雪が傷つく。朔弥が死神でもいいから奈雪の笑顔を壊さないでほしい」と頭を下げ、立ち去ります。
その言葉に思案しつつ朔弥がきびすを返すと、そこには一部始終を聞いていたらしい奈雪の姿が。「人間ではない」ということも聞いていたようで……。
前半があんなに幸せいっぱいだったのに、ラストで急に衝撃の展開に。実は人間ではないとわかったとしても、奈雪が恋する気持ちは確かなはず。陸と同じように、私もまた奈雪の幸せそうな笑顔が見たい、と願っています。
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文:早川奈緒子
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども3人の母。「たまひよ」など主に子育て系メディアで取材・ライティングを行う。
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