永瀬廉がうぬぼれ勘違い御曹司を好演、『恋ムズ』スタート
2025.01.07
『御曹司に恋はムズすぎる』第1話レビュー
まず第1話の感想として、天堂昴を演じる永瀬廉さんと花倉まどかを演じる山下美月さん、2人の美しさに終始見とれた回でした。同時に、コミカルなストーリーに思わず何度も笑ってしまいました。巨大アパレルメーカー『服天』の御曹司として優雅な生活しか知らない昴と、地に足がついた超現実的な生活を送るまどか、2人のちぐはぐでコミカルなやりとりが、とても楽しかったです。
ところがそのブランドのデザイン盗用が発覚し、昴の会社はまもなく倒産。失敗したのはこれで3社目なのだとか。これまで、昴の祖父で「服天」会長の天堂亘(鹿賀丈史)が出資してきましたが、昴は3回目の失敗でその祖父からも見限られてしまいます。亘から『服天』にコネ入社して社会人1年目からやり直すよう命じられた昴は、社員寮に住んで初任給で暮らすことになります。
まどかと昴が再会したのは、その夜のこと。社員寮のアパートに引っ越した昴が、人生初の庶民暮らしに悪戦苦闘しながら爆音で音楽を聴いていると、「ボリュームを下げてほしい」と隣人が苦情を言いに来ました。その隣人が、なんとまどかだったのです。
昴は抜群のルックスで周囲の注目を集めるたびに「みんなが俺を見ている。この顔に恋をする……なぜなら、俺だから」のうぬぼれ、鏡を見ては「今日も美しい……なぜなら、俺だから」と自画自賛。「なぜなら、俺だから」という鼻持ちならないワードも、昴が言うとどこか憎めず、クスッと笑えるから不思議です。
第1話直後、Xでは「#恋ムズ」がトレンド1位に。「テンポがよくて面白かった!」「楽しく元気になれる王道ラブコメ!」「昴くんの顔が良すぎて『なぜなら俺だから』が説得力ある」など盛り上がりを見せていました。
ナルシスト御曹司の昴と真面目で倹約家のまどかが、これからどんな関係になっていくのか、どんなかけ合いを見せてくれるのか、次回以降も楽しみです!
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども1人の母。「たまひよ」など主に子育て系メディアで取材・ライティングを行う。
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