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気になる成田(小関裕太)と昴(永瀬廉)の関係…【恋ムズ】

2025.02.18

気になる成田(小関裕太)と昴(永瀬廉)の関係…【恋ムズ】

『御曹司に恋はムズすぎる』第7話レビュー

前回のラストから引き続き、まどか(山下美月)と昴(永瀬廉)のキスから始まった第7話。すてきなキスシーンにうっとりします。これで晴れて両思いかぁ……と思いきや、昴がもう一度まどかにキスをしようとすると、お決まりの顔ムギューをされてしまいます。顔を潰されながら「なんで……?」と不思議がる昴。

まどかからのキスに浮かれる昴は、いたる所でまどかを「俺の彼女」と言ったり、「まどか」と下の名前で呼んだり。だけどまどかはかたくなに「つきあってません!」と関係を否定します。まどかが素直に恋心を自覚できないのには理由があるのですが、昴にとってはこの恋、本当にムズすぎますね。
まどかに真剣に恋をすることよって、仕事に対する姿勢も変わり始めた昴。そんな昴の変化に親友の友也(西畑大吾)は少し複雑な心情を抱えたようでした。友也は「おまえと好きな洋服作りができればいい」と言っていた昴が服天を継ぐことを考え始めたことに驚き、ぎこちない笑顔を浮かべていました。親友としてこれまで一緒に事業にチャレンジしてきた友也ですが、友也自身は昴と一緒にどんなことがしたかったんだろう? と気になります。そういえば、第5話で友也は昴の祖父・亘(鹿賀丈史)に呼び出されて何か話をしていたはず。あれは一体なんだったんでしょうか。
さて、今回ピックアップしたい“胸キュンシーン”は、2つ。
1つ目は、天堂家のキッチンで昴がまどかをバックハグするシーン。成田(小関裕太)におすそ分けするためのミニトマトを準備するまどかを、昴が後ろからそっと抱きしめ「好きって言うまで離さない」と耳元でささやいたのです。わー!! なんですか、この夢みたいなシチュエーションは! 妄想まどかだったら「じゃあ、一生好きって言わない♪」とでも言いそうなところです。真剣に「おまえの気持ちを聞かせてほしい」と言う昴に、まどかも「ごまかしてばかりですみません」と、昴を振り回してしまっていることを自覚している様子でした。
そして2つ目は、まどかに告白する成田のシーンです。服天の子供服部門の展示会準備をしていた際、シロフクロウのオブジェが輸送中に破損してしまうアクシデントに見舞われたまどかたち。オブジェを運んだドライバーの靴が破れていることに気づいた成田は、弁償を求めずなんとか自分で修理しようとします。その作業を終え、成田はまどかに自分自身が幼少期に苦労した生い立ちを話します。そしてそんな自分だからこそ、日々節約しながらけなげに生きるまどかにひかれたのだと、まっすぐに告白をするのです。ストレートな愛の告白って、こんなにも胸に響くものなんですね。このシーンで流れるKing & Princeの主題歌『HEART』も、さらにときめきを加速させてくれました。
ところでこの成田ですが、実は天堂家と深い関係のある存在だったことが明らかになりました。前回成田が「そろそろ始めるよ」と言った意味深な言葉についても判明します。これから先、成田は昴にとって恋でも仕事でも強力すぎるライバルになりそう。昴の恋がさらにムズかしくなりそうな予感です!
文:早川奈緒子
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども1人の母。「たまひよ」など主に子育て系メディアで取材・ライティングを行う。
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