何がいいって、お酒がセルフサービスのところ。おもしろい。
JR天満駅改札出て、南側を線路沿いに東に3分ほど。朝食で話題の大人気中華「膳途洋々」の並びにできたスタンド「MAR(マル)」(大阪市北区)。カウンターで6~7名くらいがやっとの小さなお店です。
お酒あれこれ、ワイン以外は真鍮のタンブラーに氷をたっぷり入れて出してくれて、入り口横の冷蔵庫の上に立っているボトルから自分で入れるスタイル。割りたい場合は冷蔵庫から炭酸水をどうぞって感じ。
「え、これ入れ放題なん?」って聞くと一応30mlで止まるストッパーがついていますが、シングルとかダブルとかはまあ、店主のマルさんと阿吽の呼吸で。
まずは焼酎から「茉莉花」(550円)と「水茄子毛沢東スパイス和え」(380円)をオーダー。ちまたでは「JJ」が流行ってますね。「茉莉花」のジャスミン茶割が。
隣のお客さんが別の焼酎の説明を聞いているのに相乗りして、今度は「蔵の師魂 The Orange」(600円)に。鹿児島県の黄金千貫という芋を完熟させてフルーティに仕上げた芋焼酎。次はパープルスイートロードという紫芋と赤ワイン仕込み用の酵母で作った「蔵の師魂 The Pink」を。
あてに「おまかせアテ盛り3種」(660円)をオーダー。この日はヨコワのカルパッチョ、汲み上げ生ゆば、よだれ鶏。
で、気が付いたんですが、お皿がみんな丸い。カウンターも丸い。
店主のマルさんというあだ名にちなんでいるのと、みんな丸く仲良くなってほしいという願いを込めてあれこれ丸くしているそうです。確かに曲線をえがくカウンターは端っこの人同士も目が合うから自然と会話も弾みそうですね。一人静かに飲みたい時はニコッと目配せだけすれば快適な空間です。
カウンターの上の吊り棚はなんと宮大工さんがしつらえたそうです。くぎを使わない木組み工法で美しい佇まい。そこに巻きついているLEDのチューブも曲線を無造作に描いています。
そんなのを眺めながら、あともう一杯。赤ワインをいただきつつ「それに合うあて何か一品」とお願いして、出してくれたのが「鶏レバー醤油麹コンフィ」(400円)。ちなみに料理はすべてマルさんが。なかなかの腕前ですよ。カルフォルニアのカベルネソーヴィニヨンとがっちり合わせてくれました。
本日は〆て3,890円。寒くなってきたら時々ジビエも食べられるそうです。たのしみですね。
店舗情報
MAR(マル) https://www.instagram.com/mar_tenma/
15:00-00:00 不定休(Instagramをチェック)
大阪市北区天神橋4-2-21
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