日本酒とスイーツのマリアージュおすすめ3選(大阪・天満)
2024.09.13
秋酒(ひやおろし・秋あがり)で楽しむおとなのデザート
実は今、日本酒は世界的に注目を浴びています。
農林水産省によると日本酒全体の出荷量は国内では減少傾向にありますが、海外では日本食ブームなどを背景に輸出量は増加傾向にあるとのこと(令和6年6月「日本酒をめぐる状況」)。
また、今年2024年11月、「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に認定される可能性があり、日本酒はちょっとした盛り上がりを見せています。
「みよか」からの提案は、旬のフルーツやスイーツと合わせるマリアージュです。
秋は秋酒・ひやおろし(別名:秋あがり)が出回る時期。
春にできたお酒を夏の間は涼しい蔵のなかで貯蔵しておき、秋になるのを待って常温で出荷するお酒です。ひと夏越えたひやおろしは新酒を熟成させたものなので、まるみとうまみが増して、穏やかな香りが特徴です。11月ごろまでに出荷を終えるので、この時期限定のお酒です。
① チーズタルト×花巴 山廃生詰原酒 秋あがり【美吉野醸造 奈良県】1,650円(税込み)720ml
チーズタルト
【BOMBOMY天満扇町店】
花巴 山廃生詰原酒 秋あがり
【美吉野醸造】
この特徴的な乳酸味とうまみがチーズタルトのチーズと相性バッチリ。
チーズも酒と同様、発酵と熟成によってできているのでうまみの相乗効果が口の中で広がります。
(*)貯蔵する前に火入れを行い、出荷前には火入れを行わないこと
みよかの感想
② オレンジピールチョコ×山川光男 2024 あき【小嶋総本店 山形県】2,299円(税込み)720ml
オレンジピールチョコ
【カンキツ屋】
山川光男 2024 あき
【小嶋総本店】
山形県の4つの酒造が、毎年季節ごとに新しいお酒を順番に販売するプロジェクトが「山川光男」です。
山形正宗(水戸部酒造)×楯野川(楯の川酒造)×東光(小嶋総本店)×男山(男山酒造)の代表銘柄の1文字ずつを取って名付けられました。今年の秋は東光(小嶋総本店)から。毎シーズン楽しみにしているファンが多く、蔵元ではすでに完売した商品です。
日本酒の中では低アルコール(13%)のこのお酒は、メロンのような甘さと軽やかさがあり、麹を多めに使用しているため甘味とうまみと苦みの3つが整ったふくよかな風味が特徴です。
オレンジピールのほろ苦さやさわやかさ、チョコの深い甘みと苦みが、この多層的な味わいのお酒とよく合います。
みよかの感想
③ いちじくとクリームチーズキャラメリゼ×会津中将 純米酒【鶴乃江酒造 福島県】1,430円(税込み)720ml
いちじくとクリームチーズキャラメリゼ
【糀ーコメノハナー】
会津中将 純米酒
【鶴乃江酒造 福島県】
お米のほのかな甘さ、うまさを堪能できる後味のキレも良いお酒です。
奇をてらわず自然体で作られた、どしっと包容力を感じる魅力があります。クラシックな日本酒ですが、ほのかなトロッとしたお酒の甘味がいちじくのとろんとした甘みと柔らかい酸味に融和します。
クリームチーズやキャラメリゼにも負けない、すべて包み込むような相性の良さがあります。
みよかの感想
店舗情報
BOMBOMYチーズタルト
(BOMBOMY天満扇町店)2024年9月
オレンジピールチョコ(春峰、スイートスプリング)
カンキツ屋 大阪市北区浪花町8−5 https://www.instagram.com/kankitsuya/(オンライン販売あり)
オレンジピールチョコ
(カンキツ屋)2024年9月
いちじくとクリームチーズキャラメリゼ
※季節限定(糀ーコメノハナー)
2024年9月
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