2024年も終わりに近づき、間もなく新しい年を迎えます。三が日は大阪有数の初詣スポットのひとつ、大阪天満宮(大阪市北区)にお参りに行ってみよか~という人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は初詣後の過ごし方をご提案。2025年は、大阪天満宮の北鳥居を出てすぐの天満天神繁昌亭(大阪市北区)で初笑いをおすすめします。
天満天神繁昌亭とは上方落語専門の寄席小屋で、1年365日、ほぼ年中無休で、昼席は13時30分から落語8本、色物2本の計10本の番組が楽しめる定席公演が楽しめ、朝や夜は落語家それぞれが趣向を凝らした独演会や落語会などを上演しています。
2025年も元旦の朝から賑やかに開場。1月1日(木)~1月3日(金)は、朝・昼・晩と各日3回、『新春特別公演』を開催。落語のみならずテレビのバラエティーや情報番組にも出演、八面六臂(ろっぴ)の活躍を見せる桂二葉や、落語家に転身後も変わらず笑いの才能をほしいままにする桂三度、上方落語協会会長で新作落語の名手である笑福亭仁智ら、各回6人の上方落語家がネタを披露。
お楽しみの「新春大喜利」は各回替わりで、桂小枝、桂米團治、桂文枝らが司会を務め、大いに盛り上げます。
落語は良く知らないけど…という初心者の方も、大喜利なら気軽に楽しめるのではないでしょうか。そのうえ新年早々、寄席デビューを果たすのもまた一興。各回ともベテランから若手まで、約12人の上方落語家が入れ替わり登場するので、推しの落語家も見つかるかもしれません。笑門来福、お正月から天満天神繁昌亭でおおいに笑って、2025年もたくさんの福を呼び込みましょう!
天満天神繁昌亭の『新春特別公演』は2025年1月1日(水)~1月3日(金)。
開演時間や出演者など、詳しくはHPをご覧ください。
https://www.hanjotei.jp/
(写真・画像提供/上方落語協会)
文:Iwamoto
大阪のライター。主に演劇、演芸や歌舞伎など伝統芸能、音楽は怒髪天や演歌歌手の取材やレポートを執筆。美術館などの建物紹介の記事も担当。