【2026年】「午（うま）年」限定御朱印をもらいたい！『干支御朱印』を授与する関西の神社3選

参拝の証や記念に御朱印をいただく「御朱印集め」で、これからいただきたいのは、午年の干支（えと）御朱印です。馬は神様の乗り物とされ、勝負運や開運、金運などの縁起物とされています。今回は、そんな縁起の良い馬がデザインされた、限定干支御朱印を授与する関西の3神社をご紹介します。（画像は全て各神社より提供）

3色の箔が光り輝く豪華な御朱印「今宮戎（えびす）神社」（大阪市浪速区）

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多くの人で賑わう「十日戎の祭礼」が有名な今宮戎神社は、商売繁盛・福徳円満の守り神として信仰されています。創建は西暦600年代とされ、「天照坐皇大御神」（あまてらしますすめおおみかみ）、「事代主命」（ことしろぬしのみこと・えびす様）のほか、3神が御祭神として本殿に祀（まつ）られています。

今宮戎神社の干支御朱印は、「太陽の輝きや豊穣を表す色に、調和・繁栄を象徴する七宝柄を合わせ、干支である神馬、不老不死や長寿、子孫繁栄を意味する橘をあしらった、新年にふさわしい限定御朱印です。3種の箔（はく）を贅沢（ぜいたく）に使用した豪華な輝きがあります」と説明されていて、縁起の良いデザインです。

十日戎の様子「今宮戎神社」（大阪市浪速区）

「十日戎」の1月9日、10日、11日は大変な人出になりますが、この3日間以外は、お正月も含めて比較的落ち着いて参拝ができるとのこと。干支限定御朱印をいただくことがメインなら、「十日戎」の日を避けてゆったり参拝でもいいですね。

「新春にふさわしい干支限定御朱印、十日戎限定御朱印、しまえながを描いた冬限定御朱印も授与しています。ご参拝お待ち申し上げます」（今宮戎神社）

「今宮戎神社」の本殿（大阪市浪速区）

【基本情報】
住所：大阪市浪速区恵美須西1-6-10
干支御朱印初穂料：1,000円
干支御朱印授与期間：1月1日・0時から（ゴールデンウィーク頃まで授与予定）
公式サイト：https://www.imamiya-ebisu.jp/

“うまくいく”勝負に導く、午と縁が深い「藤森神社」（京都市伏見区）

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素盞嗚尊（すさのおのみこと）、別雷命（わけいかづちのみこと）、神功皇后（じんぐうこうごう）が御祭神の「藤森神社」は、馬と縁が深く、「勝運を呼ぶ神」として信仰されています。5月に行われる「藤森祭」で奉納される「駈馬神事（かけうましんじ）」では、馬上でさまざまな技が披露され、約3,000人から大きな拍手が送られます。

神馬像「藤森神社」（京都市伏見区）

また、境内には吐水口が馬になっている手水舎や神馬像も建てられていて、1年を通して馬に関係する人や勝負に勝ちたい人などが多く参拝します。

そんな藤森神社の干支御朱印には、躍動感が感じられる9頭の馬が描かれています。その意味は、「午年に午と縁深い神社にご参拝された皆様の願いが成就するよう、九頭の馬（うまくいく）を描いた御朱印」とのこと。願いが叶（かな）いそうですね。

「藤森神社」の本殿（京都市伏見区）

「午年は、勢い・情熱・前進を象徴する年で、挑戦や飛躍のチャンスに恵まれる年とされています。勢いに乗り、皆様の願いが力強く駆け、成就へと至りますよう祈念いたしております」（藤森神社）

【基本情報】
住所：京都市伏見区深草鳥居崎町609
干支御朱印初穂料：500円
干支御朱印授与期間：1月1日から（なくなり次第終了）
公式サイト：https://fujinomorijinjya.or.jp/

名刀の鍔（つば）がデザインされた御朱印「松帆神社」（兵庫県淡路市久留麻）

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兵庫県の淡路島・東浦にある松帆神社の御祭神は、「八幡大神　第十五代天皇・応神天皇（おうじんてんのう）」です。境内には、柱や重荷を背負う古代中国の伝説の霊獣「贔屓（ひいき）、別名：大神亀（だいしんき）」もあり、頭や背中をさすると、神様の贔屓を得られるとされていて、パワースポットとしても人気があります（贔屓の語源と言われています）。そのほか、神馬像も祀られています。

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松帆神社の御朱印には、後鳥羽上皇が名刀工・則宗と共に鍛えた日本刀「菊一文字」（社宝）の鍔がデザインされているのが特徴で、干支限定御朱印は2種類用意されています。

「『暁のシルエット』バージョンは、午（馬）の溌剌（はつらつ）とした精気が御朱印をお受けになった方に伝わり良き一年をお過ごしいただけるようにと図案を考えさせていただきました。
『神馬と桜花』バージョンは、多くの神社に神馬の像が奉献されている通り、神社と午（馬）は古来より関係が深い間柄であったことに思いを馳（は）せていただけたらと考えました」（松帆神社）