円広志&辰巳ゆうと『よ~いドン!』の歴史に刻まれる「オリジナルソング」誕生へ 2人が語る「大合唱の夢」

2025.09.19

円広志&辰巳ゆうと『よ~いドン!』の歴史に刻まれる「オリジナルソング」誕生へ  2人が語る「大合唱の夢」
“関西の朝の顔”が、アーティストの顔に変わる。放送18年目を迎える情報番組『よ~いドン!』(月曜~金曜 午前9時50分~生放送)から、この秋、番組の歴史に新たな1ページを刻むスペシャルプロジェクトが進行中だ。

番組MCの円広志が、その有り余る音楽への情熱を注ぎ込み、演歌界の若き実力派“辰巳ゆうと”と初タッグを組み、『よ~いドン!』のオリジナルソングを制作。11月21日(金)から開催される『カンテレ祭り!2025 よ~いドン!&とれたてっ!フェス』では、ステージで生歌唱を披露する。

▶円広志がほれ込んだ美声 自ら熱烈オファー

すべての始まりは、円広志の「お客さんともっと感動を分かち合いたい」という熱い想いだった。
昨年大盛況だった『よ~いドン!フェス』をさらに盛り上げるべく、オリジナルソングの制作を決意した円。その歌い手として、かねてよりその類まれな美声と表現力に注目していた辰巳ゆうとに、自ら熱烈オファー。
これを辰巳が快諾し、今回のスペシャルプロジェクトが動き出した。
左から)辰巳ゆうと、円広志(9月16日・レコーディング)

左から)辰巳ゆうと、円広志(9月16日・レコーディング)

▶「辰巳さんは本当に最高のボーカリスト」惜しみない賛辞

9月16日(火)に大阪市内のスタジオで行われたレコーディング。
コントロールルームの後方に座る円の姿に、番組で見せる「おもろいおっちゃん」の面影はなく、まさにアーティスト・円広志の鋭い表情があった。
左から)辰巳ゆうと、円広志(9月16日・レコーディング)
しかし、辰巳がブースに入り、その第一声を発した瞬間から、円の表情はみるみるうちに和らいでいく。「いいですねぇ」「素晴らしいわ」と賛辞が止まらない。
左から)辰巳ゆうと、円広志(9月16日・レコーディング)
円が「ここはもう少し力強く」とアドバイスを送ると、辰巳はそのイメージを完ぺきに具現化してみせる。抜群の修正力と表現力に、円は「すごいわぁ、すごい」と感心しきりだった。
円は絶大な信頼を寄せながらも、「完ぺき、と言いながらもう1回歌ってもらうけど」と、さらなる高みを目指して微調整を重ねる。
左から)辰巳ゆうと、円広志(9月16日・レコーディング)
その歌声に引き込まれるように、円は時に椅子から立ち上がって、うなずきながら聴き入り、間奏では辰巳に大きく手を振り、OKサインを出す場面もあった。
左から)辰巳ゆうと、円広志(9月16日・レコーディング)
収録後、円は「辰巳さんは、最高のボーカリスト。いやぁ、まいった、恐れ入ったわ」と惜しみない賛辞を送った。
日本を代表するボーカリストから贈られた言葉を聞いて、辰巳は「円先生の曲がいいからですよ」と、うれしそうに照れ笑いを浮かべていた。

▶今秋「よ~いドン!」の歴史に新たな1ページ フェスで感動の生歌唱へ

楽曲制作の詳細は今後、随時発表していく。
フェス最終日の11月24日(月・振休)には、扇町公園のステージで観客を前にした初の生歌唱も披露。レコーディングの熱気と感動を、お客さんに生で届けられる。基本的にフェスの入場券を購入したお客さんが、観覧できるフリーライブとなる予定。
左から)辰巳ゆうと、円広志(9月16日・レコーディング)

▶レコーディングを終えて ~世代を超えたリスペクトと“大合唱”の夢~

レコーディングを終えた二人の言葉からは、世代を超えたアーティスト同士の深いリスペクトと、楽曲への真摯な想いが溢(あふ)れ出ていた。
まず円は、この曲に込めた想いをこう語った。「人生には大切な出会いがありますよね。混沌(こんとん)とした不安な世の中だけれど、愛する人と2人で希望をもって歩けば『きっと百人力、僕は生きていけるよ』と。そういう想いを強く込めました」。

その言葉を受け、辰巳は「円さんの声が入ったデモテープが本当に素敵で、『円さんの声でいいやん』と思うぐらい心が温かくなるものでした。歌詞の世界観をすごく考えながら、この曲の魅力を半減させないようにという気持ちだけで歌いました」と、作り手の想いを真摯に受け止めたことを明かした。

そんな辰巳の歌声に、円は「辰巳くんが歌えば絶対に良くなるという確信があった。実際に僕のつくったメロディーに彼の歌声が重なった時、もう本当に『あぁ~、万歳!』でしたわ。素晴らしいなと思って」と、改めて絶賛。アーティストとしての信頼感を語った。
二人の想いは、自然と11月24日の“フェス当日のステージ”へと向かう。
辰巳は、「この曲を聴いた時、『よ~いドン!』の心温まるシーンが頭の中を駆け巡りました。番組の魅力が詰まったこの曲の温かさを、当日は皆さんと分かちあえたら」と、フェスへの期待を語る。その言葉に、円が力強く応えた。

円「最後はお客さんと一緒になって、みんなで大合唱したいね」
辰巳「そうですね!」
円「僕も横で大合唱します!」

二人の息の合った掛け合いが、フェスでの感動的なフィナーレを予感させた。
去年開催した『よ~いドン!フェス』屋外ステージの様子

去年開催した『よ~いドン!フェス』屋外ステージの様子

出演者プロフィール

■円 広志(まどか ひろし)
「とんで とんで とんで…」のフレーズがあまりにも有名な大ヒット曲『夢想花』で、日本中にその名をとどろかせたシンガーソングライター。現在は、関西の朝の顔としておなじみの情報番組『よ~いドン!』でメインMCを務め、その軽快なトークと親しみやすい人柄で、お茶の間で絶大な人気を誇る。しかし、その原点はやはり音楽。卓越したメロディーセンスで数々のアーティストに楽曲を提供するヒットメーカーとしての一面も持つ。今回、“辰巳ゆうと”という最高のボーカリストとの出会いを経て、創作意欲が爆発。『よ~いドン!』を象徴するような心温まる曲を書き下ろし、フェスでの披露を目指す。
■辰巳 ゆうと(たつみ ゆうと) 1998年1月9日生まれ、大阪府藤井寺市出身の27歳。祖父の影響で演歌に親しみ、2018年「下町純情」でデビュー。「第60回 輝く!日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞。歌謡界の若手ホープとして、甘いルックスとまっすぐな歌声で幅広いファン層に支持されている。『よ~いドン!』にも何度も出演。ことし6月には、「となりの人間国宝さん」で円と一緒にぶらり歩きも経験した。

『カンテレ祭り!2025 よ~いドン!&とれたてっ!フェス』 イベント概要

タイトル: 『カンテレ祭り!2025 よ~いドン!&とれたてっ!フェス』
日程: 2025年11月21日(金)~11月24日(月・振休)
会場: 扇町公園・カンテレ扇町スクエア(関西テレビ1階)
公式HP: https://www.ktv.jp/event/matsuri/
公式X: https://x.com/Yoidon_fes
チケット: ローソンチケットほかにて発売中。詳細は公式HPをご確認ください。
miyoka
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