糖度は宮崎に負けない17度超…まさかの「大阪産マンゴー」手掛ける農家を直撃 “非南国”で甘く育つ裏側【ウラマヨ!】

糖度は宮崎に負けない17度超…まさかの「大阪産マンゴー」手掛ける農家を直撃  “非南国”で甘く育つ裏側【ウラマヨ!】

今回の『ウラマヨ!』は【この夏食べたい!ひんやりグルメの裏側】

7月18日(土)午後1時からカンテレで放送予定の『ウラマヨ!』は、【この夏食べたい!ひんやりグルメの裏側】と題して、暑いからこそおいしく食べられる様々なグルメを特集。そのうち、南国のイメージがありながら、大阪でも生産されているというマンゴーについて一足先にお届けします。
大阪府茨木市の「農作物直売所 みしま館」。直売所と言えば、地元の生産者が収穫した農作物を直接持ち込んで販売する店ですが、ここにはトウモロコシやネギ、トマトなどの新鮮な野菜とともに、マンゴーが並んでいます。
昨年、茨木市内にオープンしたケーキ店「lier-lieu(リエリュ)」も、夏限定で茨木産マンゴーを使用したスイーツを販売。オーナーシェフの山田貴典さんは「ここでお店を始めるにあたって、茨木のものを使いたいという思いがありまして。沖縄や宮崎のものと同じレベルというか、食べて驚くほどの甘さでした」と話し、スイーツのプロも認めるおいしさです。
茨木市のふるさと納税の返礼品にも採用されているというそのマンゴー、一体どのように大阪で作っているのか…。生産者の「小川農園」を訪れると、“直売所”と書かれたのぼりが置かれ、大小様々な大きさのマンゴーがズラリ。

 大きさによって値段は変わりますが、一番大きな4Lサイズで1個4000円から5000円ほど。

「毎年糖度計で測るんですけど、17度から19度くらいありますね」と教えてくれたのは、代表取締役の小川範久さん。宮崎のブランドマンゴー「太陽のタマゴ」の基準が15度以上なのに対して小川さんのマンゴーは17度以上と、引けを取らない糖度を誇ります。

 8年前から、茨木市でマンゴーの栽培を始めた小川さん。現在120本の木から約3500個のマンゴーを収穫していて、ビニールハウスの中には、大きな鉢に植えられたマンゴーの木が並びます。

「ボックス栽培という技術で、根っこの広がりを抑える根域栽培と言います。根っこが広がらない分、マンゴーの木にストレスというか生存本能が働いて“実をつけなきゃ”となる栽培方法ですね」

 根の広がりを抑えることで、木が大きくならず、生命の危機を感じて子孫を残そうと実に栄養を送るといいます。

「1月~2月の寒い時期は、5度以下(の気温)が続くと木が枯れてしまうので、暖房機で温度管理します。2月~3月になってくると花が咲いてきますが、受粉させないと実ができませんのでミツバチを放します」と小川さん。

 ちなみに、果実は1本の枝に10個ほど実りますが、そこから栄養分や日光を集中させるため、1個から2個に間引き。さらに実をフックでつり上げることで、マンゴーにまんべんなく日光が当たり、きれいな赤色に。大きくなったら1つ1つにネットをかぶせていきます。

「マンゴーが赤くなって完熟すると、地面に落ちちゃうんですよ。落ちて痛まないようにネットの袋をかけます。3000個から3500個あるので、暑いし大変ですね(笑)」

 手を抜かず丁寧に育てることで、宮崎や沖縄にも負けないおいしさのマンゴーを収穫していた小川さんだったのでした。
 このほか番組では、果物をつくったことのなかった小川さんが、一見不向きにも思える大阪でのマンゴー栽培に成功した裏側をはじめ、リアルな各種費用まで明かしてくれます。

 また、この夏に食べたい“ひんやりグルメ”として、無印良品やカルディコーヒー等の売れ筋商品を深掘り。

 さらに、かき氷ブームの裏で業界を支えるかき氷機メーカーをのぞき見するとともに、シロップにまつわる“実は全部同じ味疑惑”にも切り込む次回の『ウラマヨ!』は、カンテレで7月18日(土)午後1時から放送予定です。

文:平岡敏治
石垣島在住の閃き屋兼書き屋。テレビ局や新聞社による配信記事の最適化が主戦場。“見出し付け師”とごく一部から称される
●『ウラマヨ!』番組HP:https://www.ktv.jp/uramayo/
●『ウラマヨ!』公式X:https://x.com/ktv_uramayo
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