「現状維持は後退!」うなる千原ジュニアと佐久間宣行 名店「すが弥」の言葉
2024.03.18
通常のグルメ番組はお店の名物料理を食べて、感想を出演者が述べる......というスタイルですが、この番組は、食す前に料理のこだわりや蘊蓄(うんちく)を徹底的に聞き出し、そのおいしさを何倍にも深く味わうという新感覚のグルメ番組。
今回ご紹介する名店は、東京タワーやお花見の名所である芝公園の近くにあり、1年以上予約が取れない状況が続く名店「すが弥」。15歳の頃から料理人の道を歩み、22年間の修行を経て、2018年に「すが弥」をオープンした鮨職人・菅谷崇之さんの“技”を深掘りします。
続いては、本マグロの幼魚であるメジマグロ。醤油漬けにしてから、バターで炙って、トリュフチーズとわさびと合わせて食べます。まるでフランス料理のような逸品ですが、ジュニアさんは「合う!不思議!新感覚!でも、奇をてらってはいない」。そして、次なる逸品の天然のホタテは、炙ってからXO醬と合わせ、磯辺をふりかけて......岐阜県の「醴泉」に依頼して作ったという日本酒「すが弥」とともにいただきます。
江戸前鮨をベースとしつつも、そこからオリジナリティを見出そうとする理由を尋ねると、菅谷さんは「現状維持は後退ですから」と語り、ジュニアさんも佐久間さんも「名言」とうなっていました。
つまみとして最後に出されたのは、まさかのリゾット。バフンウニと赤酢の効いたシャリ、オリーブオイルを混ぜ合わせ、焼き白子を乗せた贅沢な逸品です。佐久間さんは「めちゃくちゃうまい」と舌鼓を打ち、ジュニアさんも「ウニと白子が同じ器に入っているのをみたことがない。唯一無二。ここにこないと食べられない」と感動した様子でした。
配信はこちら(TVer)
美味いには理由[わけ]がある〜花を愛で、職人技を愛でる〜【前編:つまみ編】
■すが弥 https://sugaya.asia/
東京都港区東麻布1-29-15東麻布296ビル1F
取材・文:五月女菜穂
ライター/編集者(株式会社kimama)。X(旧Twitter)は@NahooSotomee。旅と演劇が好き。寿司ネタならサーモンとエンガワが好み。
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