ブラマヨ・吉田の提案却下!人気の絶景スポット『竹の径』(京都府向日市)が抱える悩み
2024.05.04
その嵐山から10km程離れた向日市内にあるのが、この竹林の小径そっくりな絶景スポット「竹の径」。南北に連なる全長約1.8kmの竹林道で、観光客は1日100人程と嵐山よりも人が少なく、のんびり楽しめる穴場スポットです。
見事な出来栄えの8種類の竹垣が並び、京都府景観資産などに選定されているほか、写真に他のお客さんが映らないことやランニングができることなどもポイント。また嵐山とは違って車で通ることもでき、数々のCM撮影などでも使用されています。
竹の径が出来たのは2000年。かつては整備が行き届いておらず不法投棄が多かったそうで、「綺麗に整備すればゴミが減るのでは」という作戦が大当たり。不法投棄は今ではほとんど見られなくなったそうです。
周辺には名産の「たけのこ」を使ったグルメの店も多くありますが、全て隣の長岡京市内。竹林を見た後は、隣接する街に観光客が流れてしまっているのが向日市の現状だったのです。
市長は大きな要因として市内に宿泊施設が1軒もないことを挙げ、「実は向日市って三方を京都市の西京区、南区、伏見区に囲まれてるんです。なので別に向日市に泊まらんでも、そちらに泊まれてしまうんです」と京都市からのアクセスが良すぎる点を指摘。
一方で、市長からは「道路の占有許可はいりますけど、キッチンカーは大丈夫です」とのアイデアが。「なので竹の径に沢山の方に来ていただいて『それならそこで、たけのこの天ぷらとビールのキッチンカーやったろか!』と思ってくださる方がいれば」と続け、我こそはという出店者の登場に期待を寄せていました。
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