6月2日午後、カンテレ『マルコポロリ！』に、先日ガクテンソクが2代目チャンピオンに輝いた結成16年以上の漫才賞レース「THE SECOND」で、熱戦を繰り広げた男たちが集結。

　ファイナリストのななまがりとラフ次元、そして芸歴52年目で最年長挑戦者のザ・ぼんち師匠のほか初代王者・ギャロップも登場し、曲者揃いのベテラン漫才師たちの素顔に迫りました。

　その中でMCの東野幸治さんが、ラフ次元に対して「長い芸人人生で、そんなにフィーチャーされてないって言われてた気がするんですけど」と話を振ると、「そうですねM-1とかも決勝にも全然残れず、準々決勝とかばっかりで」と芸人としての歩みを振り返った空道さん。

　一方、相方の梅村さんは「M-1を卒業した時点で僕が『もう解散しよう』って言ったんですよ。その時はM-1しか売れ方がなかったというか…」と語り、解散危機まであったとぶっちゃけました。

　しかし、そこで東野さんは手元の資料を確認しながら、「ただそれ、梅村くん。あなたそれは実家が大金持ちだからでしょ？」とズバリ指摘し、「あ、はい(笑)」と梅村さんはあっさり肯定。

　実家の間取りについて尋ねられると「普通ですよ。100坪ぐらいの一戸建てなんですけど、犬のゴールデンレトリバー22匹と、柴犬2匹飼ってます。父親が貿易会社の社長をやってまして」と事も無げに話し、これには芸人リポーター席も「ほんなら普通ちゃうなぁ…」「普通ちゃうぞ」とザワザワ。

　それに加えて空道さんが「梅村が辞めるって言い出した時も、『今の年収×数年分で計算して3000万円ぐらい渡すから、これで辞める？』みたいな。なんやその辞め方は！って思いました(笑)」とすさまじい裏話を明かし、「マジで！？」と一同に衝撃が広がりました。

　東野さんが信じがたそうな顔で「君にお金渡すから、どうか僕を解放してくださいってことやろ(笑)？それは別にボケとかじゃなくて真面目に言ってんの？」と確認したところ、「はい真面目に。『迷惑かけるから、うちで所有してるマンションもあげるし家賃も大丈夫やから』って」とお金の大切さを訴える梅村さん。

　するとラフ次元の後ろに座っていたギャロップ林さんが辛抱たまらず、空道さんに「お前、それなんで断ったん？お前それでよかったやん、めちゃめちゃ条件ええがな！」と真顔でツッコみ、おさむ師匠も立ち上がって「俺にマンションの管理人させてくれよ」と漏らすなど、スタジオは爆笑に包まれました。

　また、まさと師匠も「梅村、お前ようゴルフ3回も4回も俺に金出させたな…。『俺金持ちや』って言えよお前！」と、先輩として大盤振る舞いしていた相手の正体に愕然とした上で、「大概ゴルフ場のお土産って高いのに、それを子供の分までみんな買うて…」と思わず恨み節が続き、それに東野さんは「若手と言えば苦労してると思いますからね。全然苦労してませんよ(笑)」と大笑い。

　さらに、それを聞いた林さんが驚いた様子で「師匠にそんだけしてもらって、相方に大金渡してお笑い辞めようとしてたん？お前エグいな！」と追及すると、「はい…すいません…(笑)」と、タジタジになっていた梅村さんだったのでした。

（関西テレビ6月2日（日）13時59分から放送『マルコポロリ！』より）
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