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桜田ひよりの特技は四つ葉のクローバー探し!? 『あの子の子ども』制作発表レポート

2024.06.19

桜田ひよりの特技は四つ葉のクローバー探し!? 『あの子の子ども』制作発表レポート
2024年6月18日(火)、ドラマ『あの子の子ども』の制作発表が東京都内で行われました。カンテレが制作する、火曜夜11時連続ドラマ枠「火ドラ★イレブン」で6月25日(火)からスタートする連続ドラマで、原作は「別冊フレンド」にて連載中の蒼井まもる氏による同名漫画。“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描いた作品です。
制作発表には、主人公の川上福(さち)役の桜田ひよりさん、そして恋人の宝(たから)役の細田佳央太さん、福のクラスメイトで親友の矢沢望役の茅島みずきさん、矢沢に思いを寄せる飯田智宏役の河野純貴さん(JO1)の4人が登場しました。

4人が並んだステージの背景は初夏の青空を思わせるライトブルー。そこへドラマ衣装の制服姿の4人が立つと、まぶしくきらめく青春の風が吹くようなさわやかさです。
カンテレドラマ初主演となる桜田さん。実はこの日桜田さんの声が出づらい状態のため、細田さんが「桜田さんは普段撮影で頑張ってくれているので、今日は僕ら3人でめちゃくちゃしゃべります!」とフォロー。それに合わせ、河野さんも「がんばるぞ、オー!」と気合いを入れました。
警報級の大雨だったこの日。河野さんは「僕、すごい雨男なんですよ。今日はすごく楽しみにしてたので土砂降りでよかったです」とあいさつし会場の笑いを誘いました。
会見では、桜田さんが事前に質問に回答し、それを細田さんが代読することに。初共演の細田さんの印象について、「本当にすてきなところばかりで、印象が右肩上がりです。まわりを見て、自分がどんな動きをしたらいいか常に考えている方。演技でも私が投げたボールを正面から受け取ってくれて、まっすぐ返してくれるので、とても楽しくお芝居ができています」と絶賛。細田さんが照れながら読み終わると、桜田さんも照れ笑い。その2人のかわいらしい様子を見た茅島さんと河野さんも「この2人の関係性にキュンキュンですね」と、ほっこりした様子でした。
桜田さんへの印象について、細田さんは「桜田さんは明るくて愛嬌(あいきょう)があって、とてもすてきな方。だから現場もやさしくあたたかい雰囲気です。シーンによってはお芝居が大変なこともあるし、体力的にも精神的にも大変だろうけれど、そんなそぶりを見せず明るくいてくれるから、現場のみんなで楽しく作品づくりができて感謝しています」と話しました。
昨年公開の映画でも桜田さんと親友役だった茅島さんは、桜田さんについて「久々に会ったらかわいすぎてずっと『かわいいね〜』と言っていました。とっても色白だから美容のことを教えてもらったり、私は以前よりすごく仲が深まったと感じていて、めちゃくちゃうれしいです」とニコニコ。
そして連ドラ初出演となるグローバルボーイズグループ・JO1の河野さんは、ドラマ出演が決まったときに「うれしくてメンバーにいいふらしてやりました」とドヤ顔で話し、「台本練習するときには矢沢役をメンバーの與那城くんに読んでもらったりして練習した」と明かしました。
記者からの「タイトルにちなんで自分の“子ども”っぽいところは?」の質問に、細田さんは「そのときの心情がすぐ顔に出るところ。周りに気を遣わせないようになりたい」と回答。桜田さんについては、細田さんがあるエピソードを紹介。「桜田さんの特技は四つ葉のクローバー探し。クランクインの日に土手での撮影でクローバーを探して『あった!』と笑顔で、そのおかげでリラックスできた」のだとか。茅野さんは「楽しみなことがあると前日に眠れなくなる」と話し、河野さんは「現場で人気のお弁当が残り1つになっていて、食べたすぎて7歳年下の茅野さんに譲ってもらった」と明かしました。
発表の最後には、細田さんが「桜田さんと僕と2人の思いです」としながら、「すてきなスタッフ・キャストのみなさんと一丸となって熱量高く作っているので、ぜひ見ていただきたい。この作品は福と宝の物語に加えて、それぞれの親や友だち、学校などいろんな視点で2人を見つめることも大きな魅力。若い世代の方が見たときに自分の家族と話すことができる環境になったらうれしい」と作品への思いを話しました。細田さんのまっすぐで真剣なまなざしから、この作品への熱い思いが伝わってきました。
声が不調なぶん、笑顔やジェスチャーで精一杯表現しようとする桜田さんと、それをフォローする細田さん、茅野さん、河野さんの3人は、本当に仲良しのクラスメイトのよう。明るく楽しい、そして優しさあふれる雰囲気の制作発表でした。
火ドラ★イレブン『あの子の子ども』公式サイト
2024年6月25日スタート 毎週火曜よる11時(カンテレ・フジテレビ系全国放送)

文:早川奈緒子
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども3人の母。「たまひよ」など主に子育て系メディアで取材・ライティングを行う。
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