マジシャンもつらいよ、マジック業界の裏側【ウラマヨ!】
2024.08.17
セロさんと言えば、飲食店のメニューから本物のハンバーガーを出すなど、度肝を抜くマジックで2000年前半頃からメディアを席巻したプロマジシャンで、「その頃はマジックが大ブームで、ほかにもMr.マリックさんや、ふじいあきらさんといったすごいマジシャンが大スターに続々なった時期でした。僕はそれをテレビで観て、背中に憧れてこの業界に入ったというのはありますね」と、懐かしそうに話したKENTOさん。
このうちMASAさんはセロさんと面識があるそうで、「那覇で一緒にごはん行かせてもらいました。画面越しで見てた憧れの人が、僕の車の助手席に乗って“一緒にぜんざい食べに行こうぜ”みたいな…」と、当時は不思議な感覚だったと語り、その際にセロさんをもうならせたという“触らないトランプマジック”を披露してみせると、MCのブラックマヨネーズの2人からは驚嘆の声が漏れていました。
「手に持ったグラスに液体を注ぐと、手を放してもグラスが浮いてるっていうマジックがあるんですけど、それをVIPがすごくたくさんいるイベントでやったら失敗して、グラスが床に落ちて割れてしまって、びちゃびちゃになっちゃったんですよ」と、大舞台でまさかのミスをしてしまったと説明。
その上で「当日、最後のネタで“あなたの選んだトランプはハートのエースですね”って言って当たったんですけど、ちょっと盛り上がらなかったんですよ。“あぁ…さっきの失敗のせいか…”と思って下を見たら、こぼしたワインの染みがたまたまハートみたいな形で。“皆さんトランプだけではないですよ。ワインの染みもハートになってます!”って言ったら、“伏線だったんだ!すげ~っ!”みたいに盛り上がって。帰りにカーペットの修繕費3万円払って帰りました(笑)」と最後は切なく締めたKENTOさん。
これには吉田さんも手をたたいて大笑いし、その横で小杉さんは「それは消されへんからな(笑)」とツッコみつつ、ステージの失敗も機転を利かせて成功に変えてしまうマジシャンのテクニックに、驚きを禁じ得ない様子でした。
カンテレIDにログインまたは新規登録して
コメントに参加しよう