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マジシャンもつらいよ、マジック業界の裏側【ウラマヨ!】

2024.08.17

マジシャンもつらいよ、マジック業界の裏側【ウラマヨ!】
毎週土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る、カンテレの情報バラエティー番組『ウラマヨ!』(関西ローカル)。8月17日(土)は「世界レベルのマジシャンが集結!夏休み大マジックSP」と題して、今注目を集めている実力派マジシャン3人が驚きのマジックを次々と披露。その3人の“ある共通点”やマジックでの失敗談について紹介します。
今回の番組には、日本で最も活躍したマジシャンに贈られるマジシャン・オブ・ザ・イヤーを受賞し、街でドッキリをしかける動画がバズっている“マジシャン先生”KENTOさん、ハリウッドで開催されたマジックのオリンピックで日本人初の2連覇を達成したMASA MAGICさん、そして同じくハリウッドにあるマジックの殿堂“マジックキャッスル”に史上最年少で出演し、大型の鳥を操るバードアクトが得意なCherryさんが登場。
この世界的マジシャン3人の裏側にあったのが、<セロさんに憧れてマジシャンになった>という共通点でした。

セロさんと言えば、飲食店のメニューから本物のハンバーガーを出すなど、度肝を抜くマジックで2000年前半頃からメディアを席巻したプロマジシャンで、「その頃はマジックが大ブームで、ほかにもMr.マリックさんや、ふじいあきらさんといったすごいマジシャンが大スターに続々なった時期でした。僕はそれをテレビで観て、背中に憧れてこの業界に入ったというのはありますね」と、懐かしそうに話したKENTOさん。
MASAさんも「きっかけはセロさんでしたね。英語でやってる姿もかっこいいなと思ったのを覚えてます」と大きな影響を受けたことを明かし、Cherryさんは「セロさんが大活躍されていた頃に、僕はマジック業界へ飛び込んだんですけど、毎日お客さんから“メニューからハンバーガー出して!”って言われました(笑)」と振り返っていました。

このうちMASAさんはセロさんと面識があるそうで、「那覇で一緒にごはん行かせてもらいました。画面越しで見てた憧れの人が、僕の車の助手席に乗って“一緒にぜんざい食べに行こうぜ”みたいな…」と、当時は不思議な感覚だったと語り、その際にセロさんをもうならせたという“触らないトランプマジック”を披露してみせると、MCのブラックマヨネーズの2人からは驚嘆の声が漏れていました。
一方、<マジック業界の裏側 マジシャンもつらいよ>というテーマでは、KENTOさんからマジシャンとしては珍しい“失敗談”が。

「手に持ったグラスに液体を注ぐと、手を放してもグラスが浮いてるっていうマジックがあるんですけど、それをVIPがすごくたくさんいるイベントでやったら失敗して、グラスが床に落ちて割れてしまって、びちゃびちゃになっちゃったんですよ」と、大舞台でまさかのミスをしてしまったと説明。

その上で「当日、最後のネタで“あなたの選んだトランプはハートのエースですね”って言って当たったんですけど、ちょっと盛り上がらなかったんですよ。“あぁ…さっきの失敗のせいか…”と思って下を見たら、こぼしたワインの染みがたまたまハートみたいな形で。“皆さんトランプだけではないですよ。ワインの染みもハートになってます!”って言ったら、“伏線だったんだ!すげ~っ!”みたいに盛り上がって。帰りにカーペットの修繕費3万円払って帰りました(笑)」と最後は切なく締めたKENTOさん。

これには吉田さんも手をたたいて大笑いし、その横で小杉さんは「それは消されへんからな(笑)」とツッコみつつ、ステージの失敗も機転を利かせて成功に変えてしまうマジシャンのテクニックに、驚きを禁じ得ない様子でした。
miyoka
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