お子さまがリビング学習するご家庭も多くなってきましたね。学年が進んで子ども部屋で学習を始めるのは小学校高学年が多いといわれています。それからお子さまが独立するまで10数年ほど。お子さまが成長するにつれ机の使い方がかわることや、親御さまが引き継ぐことも視野に入れて「将来があるデスク」を選んでおくことが今の時代に合っているのではないでしょうか。今回は、おとなになっても使いたいと思うデスクを厳選してご紹介します。
※価格はすべて2025年3月現在、画像は全て各メーカー提供
シンプルなデザインだからこそ転用できる「ボナ シェルタ」(カリモク家具)
天板の出っ張りがないシンプルな木製のデスクをベースに、同じシリーズのアイテムを組み合わせることで必要な機能をプラスできるデスクです。
デスクサイズは、幅は70センチから180センチまで、奥行きは45センチまたは60センチの11種類があり、置きたい場所に合わせて選ぶことができます。発売以来不動の人気No.1の商品だそう。
子どもが使用する場合は教材などが収納できるように、デスクに設置できるブックスタンドやチェスト、引き出しをセットして、見た目も完全な学習机に。デスクの上は何も置かずに教科書などを広げやすくして、代わりに同じシリーズのラックや書棚をコーディネートする方法もおすすめです。
そして将来子どもが使わなくなったらシンプルなデスクだけにして、鏡を置いてドレッサーとして使ったり、書斎において使ってもよさそうです。
木質感が楽しめるナチュラルな仕上げなので、学習机として使用する時期はデスクマットを敷いてきれいな状態を維持するのもおすすめ。ですが傷がついてしまっても、同社工場でデスク天板の突板を貼り替えてきれいに直すことができる「ずっとサポートセーフティ」を利用することができるので安心して使えます。
商品情報
商品名:ボナ シェルタシリーズ
メーカー名:カリモク
価格:デスクのみ80,300円〜130,350円(木部カラーは5色あり)
商品サイトはこちら
https://www.karimoku.co.jp/gakusyu/buona_scelta/index.html
デスクから棚に変更も可能な「バンドル WA」(ストリング)
北欧ブランドの「ストリング」は、2枚のサイドパネルの間に棚板やデスクなどのパーツを取り付ける収納家具です。「バンドル WA」は組み合わせに悩まなくてもよいように、デスクとして使用できるパーツがセットになっています。
サイドパネルの好きな位置に棚板を引っ掛けられるようになっているので、デスクの高さの変更も可能です。そのため子どもが小さいうちはキッズチェアの高さに合わせてデスクを設置して、大きくなったらチェアにあわせて高さを変更することも。また、サイドパネルを増やして組み合わせれば、教材などを収納するシェルフつきのデスクとして使うことができます。
将来は、デスクパーツをはずしてシェルフとして使用したり、ハンガーがかけられるレールを追加してワードロープにしたりと、いろいろな用途に対応することができます。
※サイドパネルは壁面への取り付けが必要になります
商品情報
商品名:バンドル WA
メーカー名:String®(ストリング)
価格:72,490円〜(フロアサイドパネルはブラックまたはホワイト、棚板やデスクは素材やカラーを選択できます)
サイズ:W80 x D58 x H200cm
商品サイトはこちら
https://maarket.jp/view/item/000000001229
気軽に組み替えられる木の家具「もくわくデスク」(もくわく)
「もくわく」は、専用のジョイントパーツで国産天然木のボックスをつないでつくる収納家具ブランドです。
一度デスクとして組み上げても、簡単にパーツを外して組み替えることができるので、子どもが使わなくなったら収納やカウンター、サイドテーブル、ベンチなどに変更することができます。コンセプトは「家具の使い捨てをなくす」で、まさに将来があるデスクです。
ボックスのサイズは4種類、樹種は杉・ひのき・栗の3種類で8か所の産地があります。木目の好みで選んでもよいですし、地元の木や職人さんを選ぶという選択も(配送のほか、製造所で受け取りも可能です)。
組み合わせ例の「もくわくデスクS」は、ボックス4個と天板でつくります。ボックスを天板の両側に1段だけにして、ローテーブルとして使用することができるのもポイントです。無塗装の天然木なので汚れや傷も味として楽しみたいところですが、蜜蝋ワックスを塗ったり、将来は塗装したりしてもよいですね。
商品情報
商品名:もくわくデスクS(M、Lサイズもあり)
メーカー名:もくわく
価格:79,000円〜
サイズ:W114.3 × D38.1 × H65.3cm
商品サイトはこちら
https://mokuwaku.jp/category/item/set/set_desk/
移動がしやすい軽量デスク「ピラミッド」(HAY)
スチール脚のデザインが印象的なこちらのデスクは、1950年代のプロダクトを復刻したものでレトロな雰囲気も魅力です。
「使用する素材を最小限に抑えつつも、しっかりとした構造で簡単に移動できる軽量なデスクです。シンプルでスッキリとした脚が特徴で、飽きずに長く使っていただけます」(HAY)
脚のカラーは、ブラックとベージュ、レッドがあり、インテリアにあわせてコーディネートが楽しめます。また、近年はタブレットなどを使用することも多いので、配線をスマートにまとめることができるケーブルホールが用意されたでコンパクトなタイプ「PYRAMID DESK」(55,000円)も用意されています。
スッキリしたデザインだけでなく、将来は保護者が使いたい場所に、気軽に移動できる軽さもうれしいデスクです。
商品情報
リビングでも使用可能なミックスデザイン「F031 DESK」(メトロクス)
シンプルで汎用性の高いデスクは収納がついていないことが多いですが、こちらはA3サイズの用紙が入る引き出しが2段ついている珍しいデスクです。
さらに木製の引き出しはデザインのポイントにもなっていて、細いスチール脚もスタイリッシュ。将来はリビングなどでも使いやすいデザインです。引き出しの背面もきれいに仕上げてあるので、壁からはなして設置することもできます。
天板は学習時に教材を広げるのにも十分なサイズ。ブラックの天板なら汚れが目立ちにくいのもうれしいですね。
商品情報
商品名:F031 DESKE
メーカー名:METROCS(メトロクス)
価格:209,000円
サイズ:W130 × D61 × H72.5cm
商品サイトはこちら
https://maarket.jp/view/item/000000001148
取材・文:太田浩子
「美味しい」&「楽しい」関西の魅力をご案内。プライベートでは和菓子にハマっています。
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