食べてみよか

釜山で大行列の韓国式ホットドッグ、日本では大阪・鶴橋だけ

2024.11.23

釜山で大行列の韓国式ホットドッグ、日本では大阪・鶴橋だけ
今や定番の韓国グルメとして知られる韓国式アメリカンドッグ“ハットグ”。コリアンタウンがある大阪・鶴橋エリアにもハットグが楽しめるお店がたくさん立ち並びます。なかでも、疎開通り沿いにある韓国・釜山発の大人気店「SONGHOT(ソンジョンドン・ハットグ)」の日本1号店が人気を集めています。
※韓国とニュージーランドでは、アメリカンドッグを便宜上“ハッドグ(ホットドッグ)”と呼んでいます。

2023年1月にオープンしたこちらは韓国・釜山のほか、シンガポールとマレーシア、日本に出店しています。注文が入ってから作る大きなハットグは本国のレシピを忠実に倣っており、韓国・釜山で人気の味が大阪でも堪能できます。「一度食べてくれた方はみなさんリピートしてくださるんです。地元鶴橋のみなさんもよく利用しています」と話すのは、大阪本店の店主・金さん。

SONGHOT(ソンジョンドン・ハットグ)大阪本店【11月7日撮影】

注文してから作ってくれるので、出来上がりまで時間が5〜7分ほどかかりますが、出来立てホヤホヤのおいしさは格別。特製生地の“外カリ中ふわ”のコントラスト、そしてジューシーなソーセージとの組み合わせは格別。中に入っているオリジナルのソーセージもジューシーだけどしつこくないので、最後まで飽きずに食べることができます。

店主おすすめの「モッツァレラホットドッグ」(480円/税込)【11月7日撮影】

そのまま食べても美味しいですが、好みでソースをかけて食べるのがおすすめ。店内には韓国の本社から直送された6種類のソースが用意されており、2種類ほどかけて食べるのが本場流でおすすめの食べ方だそう。どのソースをかけるか迷ってしまいますが、特に人気があるのは「ハニーマスタード」と「119辛ソース」の組み合わせ。
※「119辛ソース」はかなり本格的な辛さなのでご注意ください。

お店に常備されている6種類のソース(ケチャップ、チーズマスタード、ハニーマスタード、チリソース、ピリ辛マヨソース、119辛ソース)【11月7日撮影】

プレーンタイプの「Songホットドッグ」(400円/税込)のほか、一番人気で鶴橋店限定の「ピザホットドッグ」(500円/税込)は、中にパプリカ、淡路島産の玉ねぎ、チーズが入ったオリジナル特製ソーセージが美味。ピザ用のオリジナルソースをかけて提供してくれます。

また、中にモッツァレラチーズがたっぷり入った「モッツァレラホットドッグ」(480円/税込)は、一口かぶりつくと中のチーズが驚くほど伸びます。

中にモッツァレラチーズがたっぷり入った「モッツァレラホットドッグ」(480円/税込)【11月7日撮影】

ハットグ以外にも、韓国のお餅「トック」とウインナーを串に刺して油でサッと揚げた食べ歩きグルメ“ソトックソトック”の巨大バージョン「将軍ソトック」(400円/税込)もスタンバイ。

こちらも材料にこだわりが詰まっており、餅店から毎朝直送されるつきたてのお餅を使っています。もち米不使用、うるち米100%で、餅らしいもっちりとした食感なのに歯切れが良いのが特徴。ソースには韓国で定番の屋台グルメに使われる甘辛いソースがかかっています。こちらも一度食べると何度も食べたくなる病みつきのおいしさです。

甘辛いソースがやみつきになる「将軍ソトック」(400円/税込)

そのほかにも、ラーメンの麺を衣に使ったザクザク食感の「ラーメンタンホットドッグ」(450円/税込)、じゃやがいもを衣に使った「ポテトホットドッグ」(450円/税込)、デザートにぴったりの「フローズンスモア」(700円/税込)など、ラインアップはさまざま。どれも大きめのサイズながらペロリと食べられるので、ワンハンドグルメをお供に鶴橋散歩を楽しんで。

「SONG ホットドッグ」(400円/税込)、「コーンフレークホットドッグ」(450円/税込)【11月7日撮影】※持ち帰り用

SONGHOT 大阪本店(ソンジョンドン・ハッドグ;송정동핫도그 오사카점)
大阪市生野区鶴橋2-16-21
10:00〜18:00
https://www.instagram.com/songhot__osaka/
 
   
文:野村真帆
関西に特化した編集・ライター。プライベートでは小学生と犬2匹の母。美味しい食べ物と車の運転が好き
miyoka
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