食べてみよか

奈良・ならまち&兵庫・城崎温泉"あったか"足湯カフェ3選

2025.01.05

奈良・ならまち&兵庫・城崎温泉"あったか"足湯カフェ3選
いよいよ本格的な真冬のシーズンが到来。しんしんと冷え込むこの時期に、体を芯から温め、心がゆったりとリラックスできる「足湯カフェ」はいかがでしょうか?
今回は、古都奈良の趣深い町並みが残る「ならまち」と兵庫県の歴史ある「城崎温泉街」の個性的な足湯カフェをご紹介します。足湯とカフェメニューで心身ともにポカポカに。

【奈良】生姜足湯休憩所(しょうがあしゆきゅうけいじょ)

体のことを意識する小さなきっかけになる場所に、ショウガのパワーでデトックス&リラックス

(画像提供:生姜足湯休憩所)

「からだを冷やさない・毒素をためない・日々つづけていく」をモットーに、奈良散策の疲れと日頃の心身の疲れをショウガの入った足湯でデトックスし、体のことを意識する小さなきっかけになる場所になれたらと、「建築設計事務所ひとともり」が2019年10月に始めた足湯カフェです。
「建築」「宿泊」「健康」の3つの柱で「生活をデザイン」しており、建築設計事務所のほかに隠れ家のような1組限定の「宿一灯」、レンタルスペースも併設。足湯のみ、カフェのみの利用も可能です。

(画像提供:生姜足湯休憩所)

ショウガの足湯は、ひとくちショウガシロップ付き。ショウガの酵素のパワーで、代謝と血流がうながし、冷えやむくみなどの解消、日々のストレスの緩和など、心身ともにデトックス&リラックスできます。

(画像提供:生姜足湯休憩所)

カフェメニューは、ドリンク、スイーツともにヴィーガン、グルテンフリーで体にやさしいものばかり。なかでもドリンクは、秋冬の定番「ホットアップルジンジャー」などの自家製季節のドリンクや、梅醤番茶、三年番茶、よもぎ茶、あま酒といった“体の機能を高める飲み物”がたくさんそろっています。さらに、不定期開催で“体が整う養生ごはん”として、「酵素玄米おにぎりと一汁一菜のセット」の提供も(税込850円)。
《お店からひとこと》
年末年始はいつも以上に食べ過ぎたり飲みすぎたりする事が多くなり、生活習慣が乱れがちになります。その結果、免疫力も下がり風邪やウイルス感染も起きやすくなります。
ショウガの足湯で心と体のデトックスをし、免疫力アップのお手伝いをさせていただきます。
《基本情報》
奈良県奈良市福智院町1-3
TEL:080-3771-5354(予約の場合)
営業時間:‪金土日のみ13:00~17:00‬‬‬
年始の営業は1/10(金) から、12:00〜17:00
公式HP https://hitotomori.net/footbath/
Instagram https://www.instagram.com/hitotomori_nara/

【奈良】茶の湯 Relaxationsalon+Japanesecafe

レトロな古民家で本格的な茶の湯とお茶の足湯でリラクゼーション

(画像提供:茶の湯 Relaxationsalon+Japanesecafe)

もともとリラクゼーションサロンで、フットバスを提供していたことと、店主の西岡さんが長年、茶道をたしなんでいたこともあり、2008年11月に古民家を改装し、カフェメニューも提供する足湯カフェにリニューアル。店名の「茶の湯」には、茶道の「茶の湯」と樽桶にお茶の葉を入れた足湯の両方の意味をかけたのだとか。
店名の由来にもなった「お茶坊足湯」は、職人が手作りした足湯用の樽桶で各席一人ずつ用意。お茶の足湯か米ぬかとエッセンシャルオイル入りの足湯の2種類から選べます。

お茶の足湯は、てるてる坊主のような外見の「お茶坊」のなかに、宇治茶の主産地である和束町の茶農家さんがつくった茶葉が入っており、香り豊か。桶の中には玉砂利が入っており、足裏に当てれば足ツボが刺激され、一緒に「お茶坊」を踏むと殺菌作用もあるお茶の成分がお湯に染み出てきて、リフレッシュ効果抜群。日頃の疲れもほぐれます。

(画像提供:茶の湯 Relaxationsalon+Japanesecafe)

茶道に通じているので、カフェで提供するお茶も点て方と飲みやすさにこだわっているそう。シャンデリアが輝き、レトロなかわいい店内で、足湯に浸かりながらの日替わり「本日の身体にやさしい玄米ごはんのランチ」も大人気です。
《お店からひとこと》
リラクゼーションサロンの施術でも、茶道でもお客様との一期一会を大切にしています。受け取り方は、皆さん、人それぞれなので、ぜひ、一度体験してみてください。
《基本情報》
奈良県 奈良市元興寺町 20-3
TEL:080-1356-8268(予約の場合)
営業時間:足湯カフェ 月・火・土日祝11:00~日没(16:00頃まで)
※ランチタイム11:00~(予約可)、カフェタイム14:00~(予約不可)
年始の営業は1/4(土) から(1/4~1/7のランチは、特別メニューのカレーを提供)
Instagram https://www.instagram.com/chanoyu_naramachi/

【兵庫県】お芋とカヌレ城崎足湯カフェ

お芋のスイーツとカヌレがおいしい、ペットと一緒に入店可能な足湯カフェ

(画像提供:お芋とカヌレ城崎足湯カフェ)

開湯1300年の歴史ある城崎温泉の駅から徒歩約1分の好立地に2022年2月にオープンしたばかりのペットも入店可能なユニークな足湯カフェ(飼い主同伴必須、ペットは足湯利用不可)。
足湯と一緒に味わう、店内で丁寧に一から手作業でつくられたサツマイモのスイーツと10種類もあるカヌレが人気です。なかでもお店でナンバーワンの人気を誇る「焼き芋ンブランソフト」は、見た目のインパクトだけでなく、舌触りも抜群のおいしさ。サツマイモは、糖度が高くねっとりとした紅はるかを使用し、なるべく砂糖を使わず「お芋本来の甘さ」にこだわったスイーツばかり。タピオカ粉を使用したカヌレもモチモチの食感がたまりません。

(画像提供:お芋とカヌレ城崎足湯カフェ)

ドリンクメニューも豊富で、兵庫県北部・但馬地域で唯一、50年以上にわたりヨーロッパ圏で愛され続けるコスタコーヒーの取扱店です。さらに、4種類の地ビールと2種類のお店オリジナルビールなども味わえます。お店のほとんどの商品はテイクアウトOK。(店内利用の際は1オーダー制)

(画像提供:お芋とカヌレ城崎足湯カフェ)

足湯スペースは2箇所あり、冬はじんわりと芯から温まり、夏は冷水でさっぱりと暑さをリフレッシュも。お店の2・3階は、宿泊施設「小宿 紬」として、泊まることもできます。

(画像提供:お芋とカヌレ城崎足湯カフェ)

《お店からひとこと》
城崎温泉の玄関口にある好立地なので、旅の締めくくりに足湯や電車のお供にお立ち寄りください。足湯ご利用の際は、ロゴ入りタオルも店頭販売しておりますのでご安心を。2024年12/1から、新メニューとして、お芋バタースティックとオプションでバニラアイスメープルシロップ添えをスタートしましたので、ぜひご賞味ください。
《店舗情報》
兵庫県豊岡市城崎町湯島86
TEL:0796-21-9144
営業日:年中無休 9:00〜18:00
Instagram https://www.instagram.com/kinosaki.ashiyu.cafe/
取材・文 いずみゆか
奈良を中心に関西の文化財やミュージアムを訪ね歩くのが大好きなライター
miyoka
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