食べてみよか

南森町の客が途絶えないラーメン店「麺屋船橋」【天満ランチ】

2024.09.11

南森町の客が途絶えないラーメン店「麺屋船橋」【天満ランチ】

上品なスープと麺屋棣鄂の平麺(南森町)

大阪メトロ南森町駅1番出口から40秒。国道1号線からひとつ北に入ったところに静かにたたずむ「麺屋船橋」(大阪市北区)。訪れたのが13:30過ぎだったので行列こそしていないけれど、次々とお客さんが途絶えません。
カウンター4席、テーブル8席の小さなお店ですが満員でもギューギューな感じがしないのはお店に流れる穏やかで静かな空気感のおかげかな。客が注文する声と、オーダーを確認するおかみさんの声、奥には大将がもくもくとラーメンを作ることの繰り返し。余分な音が聞こえないんです。

麺屋船橋 2024年9月

どこかノスタルジックな風情もある店内にお品書きが数か所貼りだされています。
メニューは「煮干し醤油ラーメン」(1,000円)「ゆず煮干し醤油ラーメン」(1,000円)「鶏ゆず塩ラーメン」(1,030円)と「まぜそば(追い飯付)」(1,150円)など。セットメニューにそぼろ丼(350円)やみそ豚丼(250円)に炊き込みご飯(200円)なども用意されています。
悩ましいですが、ここは「鶏ゆず塩ラーメン」にしましょう。

麺屋船橋 メニュー 2024年9月

景品交換所のようなカウンターの窓口からラーメンが出されます。これも風情がありますね。
そして大きなもも肉チャーシューがラーメン鉢の縁にひっかけられています。食欲をそそるビジュアルが美しい・・・

麺屋船橋 2024年9月

チャーシューは2種類。そのもも肉チャーシューとバラ肉チャーシューが2枚ずつ。半熟たまご半分とメンマにねぎ。そしてゆず皮が散らしてあります。いい香り…。

麺屋船橋 鶏ゆず塩ラーメン 2024年9月

麺は平麺で中細かしら…。多くの名だたるラーメン店が支持する京都の麺製造会社、麺屋棣鄂から選んで取り寄せたものを使用しているそうです。しょっぱくない鶏ガラスープや麺のつるつる感にゆずの香りが上品な味わいです。

麺屋船橋 麺屋棣鄂の平麺 2024年9月

炊き込みご飯も気になる~ってことでラーメンを半分食した後で追加オーダーしました。これがまた具沢山でリッチな炊き込みご飯。ごぼう、ニンジン、ちくわ、うす揚げを一緒に炊いて、かにかまと紅ショウガがトッピングされています。鶏スープで炊いているそうで、おかみさんは「ちょっと辛いでしょう」というけれど、なんのなんの。こちらも上品な味わいでした。見た目はチャーハンなんだけど、それよりヘルシーなのがうれしい。

麺屋船橋 炊き込みご飯 2024年9月

もともと中華料理店を営んでいたそうで、ラーメン専門店となって8年くらいだそうです。あ、忘れていましたがラーメンにはサラダがついてきます。
ピリ辛のまぜそばも人気だそうで、「もしまたお近くにいらしたら今度はまぜそばを試してみてくださいね」とおかみさんにやさしく送り出してもらいました。リピート決定!

店舗情報

麺屋 船橋
11:20-14:00(LO)/18:00-19:55(LO) 日曜休み、土祝は昼営業のみ
大阪市北区南森町2-1-6 都山南森町ビル 1F
 
   
miyoka
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