2027年春導入予定の新型急行車両（3000系）で、赤色を採用する阪神電気鉄道（本社：大阪市福島区）。それに先駆け、既存の急行用車両（1000系）のデザインも変更。その第1編成（1202編成）の運行が8月下旬より、順次スタートしました。

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阪神なんば線、および近鉄奈良線の走行にも対応し、 2007年に「ビバーチェオレンジ」と呼ばれるオレンジ色を用いたデザインで運行が始まった1000系。新たに導入される新型の3000系で、「Re Vermilion（リ・バーミリオン）」 と名付けられた赤色が採用されることから、既存車両も統一されることが決まっていました。

「リ・バーミリオン」とは、阪神電車で長年親しまれてきた「赤胴車」の赤色塗色「バーミリオン」が「再び」という意味で、これからも期待に応え続ける車両になってほしいという思いが込められたそう。ひと足早く新デザインの1000系の運行が始まりましたが、そのほかの急行用車両についても順次変更される予定です。

「阪神電気鉄道」公式サイト
https://www.hanshin.co.jp/

文／夏目馨

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