草彅剛主演の月10ドラマ『
終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜よる10時)。
このドラマは、遺品整理人の鳥飼樹(草彅剛)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添い、遺品に込められた故人の最期のメッセージを解き明かすヒューマンドラマ。また、せつない大人の恋や大企業を舞台に繰り広げられる不穏なサスペンス要素も描かれるオリジナルストーリー。
第10話では、冷徹と思われた利人(要潤)の家族を思う本音や、静音(国仲涼子)が10年間胸に秘めてきた想い、彩芽(月城かなと)の真琴(中村ゆり)への恋心など、登場人物たちの胸の内が次々に明らかに。
一方で、彩芽の秘書が身分を偽って集団訴訟の原告団に近づいたり、樹と真琴の関係がスキャンダルとして報じられるなど、残り1話とは思えない急展開が巻き起こり、
「あの秘書は何者?何が目的?」
「敵味方がもはやわからなくなってきた!!最終回どうなっちゃうんだろ…」
「第10話、衝撃のラスト…。結末が気になって仕方ない…」
と、SNSには驚きつつも次回へ期待を膨らませる声が相次いだ。
一方で、樹が利人に怒りを露わにする予告動画への反響も大きく、
「いつも穏やかだった鳥飼さんがめちゃくちゃ怒ってるの迫力あるなあ」
「もう終わっちゃう…来週は草彅剛の怒りの演技がさく裂しそう!」
という声が多数寄せられ、Xでは日本トレンド3位に。
12月22日放送の最終話では、樹と真琴の関係が明るみに出たことで、準備を進めてきた集団訴訟にも暗雲が。
さらに、新社長として剛腕を振るう彩芽によって、樹と陸の穏やかな生活も、真琴の絵本作家としての未来も、そして死者の尊厳も、すべてが踏みにじられようとしていた…。
最終話を前に、『終幕のロンド』のレギュラーキャスト陣からクランクアップコメントが到着。
中村ゆり演じる真琴の母・こはるを演じた風吹ジュンは「ドラマを見てくださる方、大切なひとをこれから見送る、また見送られる方々にとっても、何かとっても大きな希望になるような、あったかいものを感じて、励みになるようないいドラマだなと思います」と、作品への思いを語った。
『Heaven’s messenger』の社長・磯部を演じた中村雅俊は「若い人たちと一緒にすごく楽しい時間を過ごすことができて、いい思い出ができました」と現場での日々を振り返り、海斗役の塩野瑛久は「最初は、ゆずは(八木莉可子)と“こんな”関係になるなんて、本当に思ってもいませんでした。だからこそ、ゆずはという存在がいてくれて、心強かったです」と、SNSでもたびたび話題になったゆずはとの関係に言及。
そのゆずはを演じた八木は、「支えてもらう立場だったゆずはが支える立場にもなったからこそ、ゆずはも強くなった気がします」と、全話を通して成長した自身の役に思いをはせた。また、そんな2人の同僚・碧を演じた小澤竜心は、「あっという間の撮影でした。ちょっと寂しいです。たくさんのことを学ばせていただきました」と、撮影が終わってしまうことへの寂しさを吐露した。
真琴の夫で今作の憎まれ役の一人、利人を演じた要は、「とても演じがいのある役で、最初のほうは、真琴にもすごく辛辣(しんらつ)な言葉を浴びせて…どうなっちゃうんだろうと(笑)。ただ、利人はやっぱり利人なりの人生や考え方があり、すごく考えさせられる役でした」とあいさつ。
その利人の妹として、複雑な役柄を見事演じきった彩芽役の月城かなとは、「素晴らしい方々とご一緒できて、とても幸せでした。暑い中、スタッフの皆様が、日々撮影を支えてくださって、日焼けをした姿を見るたびに感謝の気持ちでいっぱいでした」と、撮影を振り返った。
そんな御厨家の隠蔽(いんぺい)を暴く波多野役の古川雄大は、「役柄として、説明するシーンが多くて、かなり緊張感に包まれながらの撮影だったのですが、草彅さんの作る現場の空気がとても温かくて、すごく救われました」と撮影の舞台裏を明かし、そんな波多野に接触し、10年越しに御厨家に復しゅうを果たそうと暗躍した静音を演じた国仲涼子は、「連ドラの現場はすごく久しぶりだったので、みんなで1つの作品を作るっていいものだなと、改めて感じました」と、笑顔を見せた。
■風吹ジュン (鮎川こはる役) クランクアップコメント
お疲れ様でした。ありがとうございました。とうとうこの日が来てしまいました。
最初に台本を読んだとき、草彅さんと公園でおにぎりを一緒に食べるシーンがとても印象的で…これはぜひやりたいと思ったんです。とてもいい経験をさせていただいたなと思います。ギクシャクした娘との関係が、鳥飼さんと出会ったことで、運命が変わっていく。
ドラマを見てくださる方、大切なひとをこれから見送る、また見送られる方々にとっても、何かとっても大きな希望になるような、あったかいものを感じて、励みになるようないいドラマだなと思います。素敵なセリフもたくさんいただきました。本当にありがとうございました!
どうもみなさん、お疲れ様でした!と、同時にお世話になりました。若い人たちと一緒にすごく楽しい時間を過ごすことができて、いい思い出ができました。本当にありがとうございました!
■塩野瑛久 (矢作海斗役) クランクアップコメント
海斗はとても心優しくて、人のことを想えて、どこか不器用で…そんなまっすぐな海斗がとても愛おしかったです。最後、“こんなこと”になりましたけど(笑)。
あと、最初は、ゆずは(八木莉可子)と“こんな”関係になるなんて…最初は本当に思ってもいませんでした。だからこそ、ゆずはという存在がいてくれて、心強かったです。みなさん本当にありがとうございました!
■八木莉可子 (久米ゆずは役) クランクアップコメント
私も、最初台本を読んで、海斗とまさか“こんなこと”になるとは思ってなかったので、びっくりしました(笑)。支えてもらう立場だったゆずはが、支える立場にもなったからこそ、ゆずはも強くなった気がします。
こんなに、フラットに接してくださる現場は、初めてだった気がしています。撮影だけじゃない、撮影の裏でみなさんとお話しているのも、すごく楽しくて。それはきっと、毎日大変な中、みなさんがすごく明るく現場を盛り上げてくださったおかげだと思います。ありがとうございました!
ありがとうございました!暑い時期に撮影が始まりまして、猛暑の中の撮影だったかと思います。とても演じがいのある役で、最初のほうは、真琴(中村ゆり)にもすごく辛辣(しんらつ)な言葉を浴びせて…どうなっちゃうんだろうと(笑)。
ただ、利人はやっぱり利人なりの人生や考え方があり、紆余曲折(うよきょくせつ)があるのですが、すごく考えさせられる役でした。ドラマ自体も、社会性、メッセージ性のあるドラマで、参加させていただいて感謝しております。
大変な撮影もありましたけども、皆さんがワンカットワンカット、想いを込めながら撮影している姿に僕も感化されて大変勉強になりました。ありがとうございました!
■月城かなと (御厨彩芽役) クランクアップコメント
素晴らしい方々とご一緒できて、とても幸せでした。なにより、本当に暑い中、スタッフの皆様が、日々撮影を支えてくださって、日焼けをした姿を見るたびに感謝の気持ちでいっぱいでした。
また、皆さんとご一緒できるように精一杯がんばりたいと思います。本当にありがとうございました!
■古川雄大(波多野祐輔役) クランクアップコメント
お疲れ様でした。役柄として、説明するシーンが多くて、かなり緊張感に包まれながらの撮影だったのですが、草彅さんの作る現場の空気がとても温かくて、すごく救われました。ありがとうございました!
皆さんお疲れ様でした。連ドラの現場はすごく久しぶりだったので、みんなで1つの作品を作るっていいものだなと、改めて感じました。みなさん、ありがとうございました!
あっという間の撮影でした。ちょっと寂しいです。たくさんのことを学ばせていただきました。みなさん、温かく色々教えてくださってありがとうございました。また、ご一緒できるように、僕も頑張ります。本当にありがとうございました!
<12月22日(月)放送 最終回あらすじ>
彩芽(月城かなと)のリークによって関係が表沙汰になってしまった樹(草彅剛)と真琴(中村ゆり)。しかも、それぞれが集団訴訟の原告側と被告側の人間とあって、マスコミは二人の関係を禁断の愛だと騒ぎ立てる。騒動のせいで陸(永瀬矢紘)は学校へ行けなくなり、『Heaven’s messenger』にも次々とキャンセルの電話が。対応に追われる仲間の姿を目の当たりにした樹は、申し訳なさでいっぱいになる。
さらに悪い知らせは続き、波多野(古川雄大)の話では、裁判で『御厨ホームズ』の実態を証言するはずだった壮太(矢野聖人)が、やはり証言はできないと考えを翻してしまったという。樹が真意を聞きに行くと、壮太は彩芽に呼び出されたことを明かし、情報が御厨側に漏れている可能性を示唆する。
一方、真琴も騒動の影響で進めていた新作絵本が頓挫してしまい、ほとぼりが冷めるまで、かつて両親が暮らした下田の家に避難することに。樹も、陸を連れて一緒に行かないかと誘われるが…。
シングルファーザーとして生きる一方で、遺品整理人としてさまざまな事情を抱える家族に寄り添ってきた樹。真琴と出会い、ささやかな幸せを感じるようになった矢先に、長年にわたって死者の尊厳を踏みにじってきた巨大企業と対峙(たいじ)することに。周囲を巻き込む大騒動の結末。また、切なくも温かな大人の恋”の行方は――。
<作品概要>
【タイトル】 『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』
【放送枠】2025年10月期 毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【出演】 草彅剛 中村ゆり
八木莉可子 塩野瑛久 長井短 小澤竜心 石山順征 永瀬矢紘 /
要潤 国仲涼子 古川雄大 月城かなと / 大島蓉子 小柳ルミ子 村上弘明
中村雅俊 風吹ジュン
【脚本】 高橋美幸
【音楽】 菅野祐悟
【主題歌】 千葉雄喜 「幸せってなに?」 (Warner Music Japan)
【プロデューサー】 河西秀幸 三方祐人 阿部優香子
【演出】 宝来忠昭 洞功二
【演出・プロデューサー】 三宅喜重
【制作協力】ジニアス
【制作著作】カンテレ
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