見てみよか

昴(永瀬廉)と友也(西畑大吾)接近場面にドキッ【恋ムズ】

2025.02.04

昴(永瀬廉)と友也(西畑大吾)接近場面にドキッ【恋ムズ】

『御曹司に恋はムズすぎる』第5話レビュー

前回のラストに続き、キスするかのように接近する成田(小関裕太)とまどか(山下美月)を目撃した昴(永瀬廉)が、その場を立ち去るシーンからスタートした第5話。このシーンもそうですが、今回は胸キュン&ドキドキシーンが多発していました!

まず1つ目は、成田とまどかの接近シーンを再現する、昴と友也(西畑大吾)のシーン。昴と友也のビジュがよすぎて、一瞬「あれっ! このドラマBLだった……?」と錯覚するほど。いやいや、まさかキスはない、とわかってはいても、徐々に近づく2人の唇にドキドキでした!
そして2つ目は、昴とまどかが2人で社員寮へ帰宅する途中、ヒールのかかとが折れてしまったまどかを昴がおんぶするシーン。おんぶして歩きながら、実はまどかに渡そうとしたプレゼントは初任給で買ったものだと話します。そしてまどかに「明日の夜、おれにも時間がほしい」とストレートにアプローチする昴にキュンとしました。第2話で「三つ星レストランでごちそうしてやる」と高圧的にまどかを誘い、「興味ありません」とあっさり断られていた昴を思い出すと、大きな変化ですよね。2人の後ろに光る東京タワーもすてきなシーンでした。

さらに3つ目、「いずれ(まどかと)付き合いたいと思ってる」と昴に堂々宣戦布告した成田もかっこよかったですね〜! 植物園でまどかとのデート中、走る子どもにぶつかりそうになった瞬間、まどかの肩を抱き寄せて「大丈夫?」と、顔をのぞき込む成田。 優しい! かっこよい! 顔が近い! と、感情がパニックになりそうでした。
さて、成田とのデートが終わるころ友也からの電話を受けたまどかは、何やら社員寮で緊急事態が起きて昴が危ないかもしれないとわかります。走って社員寮に戻る道すがら、まどかの心にはこれまで昴と過ごした時間がいくつも思い出されていました。

昴のもとへ急ぎながら、昴からのプレゼントに添えられたメッセージカードを思い浮かべるまどか。自分の欲しいものにも興味がなく、恋愛を信用していないと言っていたまどかですが、昴からの真心のこもった言葉は、そんなまどかの心のカギを開いたのかもしれません。まどか自身も、変わりはじめた自分の心に気づいたようでした。

社員寮に戻り、昴の無事を確かめたまどかは、昴に抱きついて涙を流します。それほどまでに、昴の存在がまどかにとって大きいものになっていたのか、と感じた場面でした。あとから追いついた成田は、抱き合う2人を見てしまいショックを受けたようで……。成田の切ない表情も印象的でした。
ときめくシーンの一方で、気がかりなのは友也のことです。服天の会長で昴の祖父・亘(鹿賀丈史)に呼び出されて、なにかを伝えられた友也。昴と話すときにもどこか複雑な表情を浮かべていました。一体、亘から何を言われたのでしょうか。

さらに、得体の知れない怪しい人物が見られたことも気になります。服天の子供服部門の再始動がメディアで取り上げられ、その記事に掲載されたまどかやメンバーの集合写真を憎々しげに見つめていた人物。この影はいったいだれなのか。まどかが危険な目に遭わないといいのですが……。
文:早川奈緒子
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども1人の母。「たまひよ」など主に子育て系メディアで取材・ライティングを行う。
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