3月8日(土)に迫った『R-1グランプリ2025』。
決勝戦にコマを進めたファイナリストたちのインタビューを毎日1本ずつ掲載していきます。
今回はルシファー吉岡さんです。
ルシファー吉岡さんは今回で七度目の決勝進出。2024年大会は決勝戦のファーストステージを突破し、初めて最終決戦にも駒を進めました(3位)。今回、ほかの8名のインタビューでも「意識する存在」としてルシファーさんのお名前は必ずあがっていました。
きっと目の上のたんこぶなんでしょう、煙たがられているんですよ! 準決勝のときも、もう誰も声をかけてくれなかったですし。で、ZAZYが近寄ってきたと思ったら「ルシファーさん、早く優勝して『R-1』を卒業してください」って。
ちなみにルシファーさんは、優勝するためにはおもしろさのほかになにが必要だと思いますか。
出場回数ですね。ネタは頑張って作っているし、自分の実力も引き出せています。ただ、当日の出来や空気をつかめるかどうかは、運も影響する。その運を埋めていく作業は結局、サイコロを振る回数なんだと思います。『R-1』は毎回、決勝には9人くらい残る。だから9回くらい決勝に出たら、確率的に1回は優勝できるんじゃないかなって。今回で9回のうちの7つまでつぶせてきたので、そろそろ当たりが引けるはず。早く『R-1』を卒業して、気持ちを切り替えたいです。今まで『R-1』に注いできた時間を別のことに費やしたい。テレビでもっと活躍したいですし。あと、テレビ映りを考えて美容に力を入れたり(笑)。うん、美容に時間を使いたい。
準決勝のネタも完成度がすごく高かったです。2024年大会でも感じましたが、オチがどうこう以上に、話自体がとてもおもしろいです。
話をおもしろくするのは以前からこだわりがあったんですけど、自分には下ネタという“劇薬”があるので、「話がちゃんとおもしろい」という部分が表立ってなかったのかもしれません。それまでは、その“劇薬”が全面に出ていたから伝わっていなかったのかなって。でも2024年もそうでしたが、「ルシファー吉岡はそれだけじゃない」と分かってもらえたように思えます。
そういえば2024年大会は平場の対応も悔いが残ったとおっしゃっていましたね。今回はどうでしょうか、平場対策は。
これがまた難しいんですよ。一言で言うと「そんな場合じゃない」なんですけど(苦笑)。でもネタが終わったらいつも「そうだ、平場もあるんだ」と焦っちゃう。だから恥ずかしいですけど、平場でどんなことをやるか事前に固めていこうかなって。ただこの1年、『座王』『マルコポロリ!』などカンテレさんの番組でたくさん鍛えられたので、それほど心配していません。その成果をお見せしたいです。
『R-1グランプリ2025』は2025年3月8日(土)よる6時30分から生放送(全国放送)です。
また「みよか」では優勝者予想を受付け中です(2025年3月8日よる7時まで、要:カンテレID登録/無料)。
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取材・文:田辺ユウキ
芸能ライター。大阪を拠点に全国のメディアへ寄稿。お笑い、音楽、映画、舞台など芸能全般の取材や分析の記事を執筆している。
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