「残してよ、伝説!」東野幸治も期待のカラタチ・前田壮太、M-1より“推しの櫻坂46メンバー”が大事?【マルコポロリ!】

2025.12.21

「残してよ、伝説!」東野幸治も期待のカラタチ・前田壮太、M-1より“推しの櫻坂46メンバー”が大事?【マルコポロリ!】
 12月21日の『マルコポロリ!』(カンテレ/毎週日曜午後1時59分~)に、お笑いコンビ・カラタチが登場。恋愛シミュレーションゲームオタクの大山和也さんと、アイドルオタクの前田壮太さんという強烈な個性がぶつかり合う2人。あの佐久間宣行さん(放送作家)が「今(2人の)ラジオが一番面白い」と激賞した話題のコンビです。前田さんがたしなむ推し活のガチっぷりが明かされました。 

 今回の番組は、「M-1ファイナリスト・エバース率いる東京ニュースター芸人徹底解剖SP」と題して、カラタチのほか、M-1グランプリ2025で優勝候補の呼び声高いエバースの佐々木隆史さんと町田和樹さん、そして同志社大学卒で劇団「文学座」所属の過去を持つ超絶エリート・江頭さんと、青山学院大学卒にもかかわらずニートだったという大石さんのデコボココンビ、家族チャーハンの計3組が出演。東京期待の若手芸人たちの深刻な問題が次々浮き彫りとなりました。
左から)エバース、家族チャーハン

左から)エバース、家族チャーハン

 その中で、MCの東野幸治さんは、独特の空気を身にまとう前田さんにロックオン。「アイドルオタクということですが、今は誰を推してるの?」と尋ねると、「櫻坂46の武元唯衣ちゃんって子を応援しているんです。最初は情報がないので顔から入って、家族仲がいいとか、どんどんそういうところも…」と2番目の推しポイントで既に異彩を放っていました。

 「家族仲がいいっていうのは大事なの?(笑)」と東野さんからツッコまれると、前田さんは「大事ですよ!家族仲が悪い子って基本的に熱愛発覚とかするんで」と持論を展開した上で、「ただ、それをアピールしだすと、逆に怪しいんですよ。武元唯衣ちゃんは家族仲めちゃくちゃ良いんですけど、そんなにアピールはしていないんです」と推しの魅力を強調。

 続けて「握手会とかにもお母さんが来るぐらい仲が良くて、僕の前がお母さんだったことがあったんですけど、お母さんも僕の事を認知してくれていて、唯衣ちゃんから『お母さんが“前田さんによろしくって言っといて”って言ってました』って言われて、“あっ、もうこれ、家族ぐるみの付き合いになっちゃったなぁ”と思って(笑)」と幸せいっぱいの表情で語りました。

 すると、相方の大山さんは「M-1の敗者復活戦の日に、楽屋でオンライン握手会をやってたんですよ。」と“ガチオタ”エピソードを紹介し、「そもそも相方って推し活を結構優先するんで、知らない間に“この日はアイドルのイベント”って言ってスケジュールを埋めちゃうんですよ。」と、肝心の仕事に推し活が食い込んできてしまっていると窮状を訴えました。
左から)エバース、家族チャーハン、カラタチ

左から)エバース、家族チャーハン、カラタチ

 しかし前田さんは「自分たちのマネージャーさんがすごく良い方で、例えば櫻坂の公式アカウントとか“東京ドーム3days決定!”と出て、僕が“やった!絶対行きたい!”とXでポストすると、それを見たマネージャーさんが、Googleカレンダー“前田 東京ドーム3days(オフ)”って入れてくれるんです」と話し、推し活は事務所も公認だとその正当性を主張。

 これに対して「当選前にスケジュール押さえられちゃうんですよ!」と不満を漏らす大山さんでしたが、「一番怖いのが、“M-1の決勝に進んでアイドルのイベントとかぶったらどうするんですか?”ってマネージャーに聞かれた時、“伝説は残します”っていう謎の答えで。何をする気なんだと…」と暴露し、怖すぎる伝説宣言にスタジオは大爆笑。「残してよ!伝説!(笑)」と東野さんから期待を込められると、「決勝の舞台で伝説を残すか、それとも決勝が決まったのに推しを優先したぞっていう方向か…(笑)」と不敵にほくそ笑む前田さんだったのでした。


【番組タイトル】
『マルコポロリ!』
【放送日時】
12月21日(日)ひる1時59分~2時54分(カンテレ*関西ローカル)
【出演者】
≪MC≫
東野幸治
≪アシスタント≫
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
≪ゲストパネラー≫
エバース / カラタチ / 家族チャーハン
≪芸人リポーター≫
ほんこん / 月亭方正 / メッセンジャー・あいはら / 月亭八光 / ドーナツ・ピーナツ

文:平岡敏治
石垣島在住の閃き屋兼書き屋。テレビ局や新聞社による配信記事の最適化が主戦場。
“見出し付け師”とごく一部から称される。
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