1月5日(月)よる10時よりスタートするドラマ『夫に間違いありません』の制作発表が5日、東京都内で行われ、出演者の松下奈緒さん、桜井ユキさん、宮沢氷魚さん、安田顕さんが出席。ドラマの見どころや、「間違いないこと」などについてコメントしました。
朝比聖子(松下奈緒)のもとからこつぜんと姿を消し、その後、事故死が確認された夫・一樹(安田顕)。しかしその一年後、死んだはずの一樹が自宅に戻ってきたことから、登場人物それぞれの歯車が狂い始めます。一樹が生きていたことを喜んだのも束の間、「誤認した遺体は誰だったのか」や受け取った生命保険金の一括返済などの現実に直面する二人。聖子と一樹は返済金のめどが立つまで、子どもたちや義母・いずみ(朝加真由美)には一樹が生きていることを内緒にしておくことを決意。しかし、その秘密も少しずつほころびを見せていきます。
家族の幸せのために“犯罪”に巻き込まれてしまう聖子役の松下さんは、「サスペンスだからといって顔が怖くならないように。二児の母で義母とも暮らしている役なので、家族の中では良き母でいられたらいいなって。でも、普通に幸せを噛(か)み締めている聖子がどんどん窮地に追い込まれていく。みんながどんどん追い込んでいくんです、私を」と演じるにあたって意識している点について話しました。
桜井さんは、かつての聖子同様、行方不明中の夫を待つ葛原紗春を演じています。シリアスな作品内容ですが、撮影中は松下さんと楽しいやり取りを繰り広げているそう。現場では二人で突然踊り出すこともあるようで、桜井さんは「この間は一緒にバレエダンスを踊りました。“ここに移動してください”と言われただけなんですけど。」とちょっとした立ち位置の移動の際に、松下さんと二回転したと話します。
思いがけず聖子と一樹の秘密に近づいていく週刊誌記者・天童弥生役の宮沢さんは、役柄に合わせて「撮影現場で目撃したこと」について尋ねられ、「天童の部下・薩川(大朏岳優)のヘアカットが素晴らしいんです。あのヘアスタイルで、すごい熱量を持って行動するから笑えてくるときもあって。でも全体的に緊張感(のあるシーン)が多いですが、天童と薩川のシーンはコミカルに描かれています」と“マル秘話”を明かしてくれました。
素性を隠すために名前を変えて生活する一樹を演じた安田さんは、松下さんの裏話を披露。「松下さんはお芝居に対して真摯に取り組まれるので、熱を帯びるんです。私のところに興奮の面持ちで駆け寄ってくるシーンがあるのですが、畳だったので転んじゃったんです。そして松下さんが真横になって落ちたんです。ケガがなくて良かったのですが、シリアスなシーンだったのでその後も続けなきゃいけなかったんです。笑っちゃいけないから、どうしようと思って。スチールカメラの方がその現場を撮っていて、足だけ真横に写っていました。“畳滑り選手権”があったら満点です」と笑わせました。
また、同作のタイトルにちなんで「自分にとって間違いがないもの」について質問されると、松下さんは「このドラマは、面白いに間違いありません。冬のドラマで、このドラマが最初に始まるんです。いいスタートを切りたいですし、1話を観てくださった方は“こんなに怒涛(どとう)の展開がずっと続くんですか”と、どんどんのめり込む部分もあるので、1話を観ると最終話も観たくなります」と堂々宣言。
桜井さんは「間違いがないもの」について、「シャクティマットです。もともと眠りの質が良くなかったのですが、使い始めてから熟睡・爆睡できるようになりました」、宮沢さんは「麹(こうじ)です。なんでも合うんです。和食だったらしょう油麹や塩麹。コンソメ麹だったらお湯を注ぐだけで野菜スープができます」とオススメ。
そんな中、2025年末からラッパーでシンガーソングライターのちゃんみなさんに夢中になっている安田さんは、「ちゃんみなさんに間違いない!仕事が手につかない」ときっぱり。この日の記者会見でもちゃんみなさんの名前を連発し、「大みそかに衝撃を受けまして。“本物を見た”と。あれが表現者だ、と。涙が止まりません。この4日間はちゃんみなさんしか見ていません。頭の中はちゃんみなさんと(ちゃんみなさんがプロデュースする)HANAしかない。イチ表現者としてちゃんみなさん並みにストイックにやるべきだ、と。明日も撮影なので台本を開かなきゃいけないのですが、おそらくちゃんみなさんを見るんじゃないかな」と熱弁が止まりませんでした。
そして最後にあらためて見どころについて、松下さんは「ちょっとしたことで歯車が狂うところからドラマがスタートします。その歯車がいつ、ちゃんと回り出すのか、それとも止まってしまうのか。最後にどういう結末を迎えるのか、何が答えなのか、何かしらの答えを得ていくと思います」と語り、桜井さんは「回を重ねるごとに登場人物みんなにスポットが当たります。その人にはその人の人生があって、そこがひょんなことから狂ったり、回ったりして、物語があっちへ行ったりこっちへ行ったりします。目線が変わっていくところが、この作品ならでは」、宮沢さんは「ウソを本当だと思ってしまう方が今はたくさんいるのではないでしょうか。でも天童は、どんな手を使ってでも真実を突きとめようとします。強い信念は、この時代に響くのではないでしょうか」、安田さんは「失踪して帰ってくる夫はフックです。その後、登場人物の裏表や陰の部分が絶妙に描かれています。みなさんをひきつける作品になってほしい」とアピールしました。
ドラマ『夫に間違いありません』は1月5日(月)よる10時より、カンテレ・フジテレビ系にてスタートします。
文:田辺ユウキ芸能ライター。大阪を拠点に全国のメディアへ寄稿。お笑い、音楽、映画、舞台など芸能全般の取材や分析の記事を執筆している。
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