抱き合う杉咲花と若葉竜也。涙の理由は…?ラスト1分衝撃展開
2024.06.10
藤堂院長(安井順平)の提案だそうで、院長いいところあるじゃんと思いましたが、津幡(吉瀬美智子)に迫られての決断だったようです(笑)。ちなみに綾野の提案で、麻衣の母も含め3人で暮らし始めたのだとか。家の問題があまりにもすんなり解決して驚きましたが、これも二人が行動した結果です。よかった。
ミヤビに記憶障害の本当の原因を教えてほしいと言われ、一度ははぐらかした大迫(井浦新)でしたが、一人苦悩していました。ミヤビが事故を起こしたのは、ある話を聞いてしまった後でした。関東医大病院を建て替えるために必要な人数分の理事の賛成が得られず、西島(酒向芳)は反対していた一人を買収しようとします。説得側に回った大迫に「君も買収されたのか」と怒鳴りますが、西島たちは彼らの弱みを握っていたようです。
麻衣から話を聞き、もう一度やってきたミヤビに大迫は謝罪。「全部話すよ」と過去の話をします。以前、大迫と三瓶(若葉竜也)は同じ病院で働いており、奈緒ちゃんという意識がない女の子を担当していました。彼女の母(池脇千鶴)は「娘は自分の言葉がわかっている、意識がある」と言いますが、大迫と三瓶の上にいた教授は「この子の症状で意識があるわけない」と突っぱねます。しかし、脳波を調べると確かに反応がありました。
結局、三瓶は独断でITB療法を強行。奈緒ちゃんは意思の疎通ができましたが、数日後に肺炎で亡くなりました。「それこそが、三瓶くんの本当の怖さだよわずかな光で周りで人間を惑わせる。」「ほんの少しでも希望があればリスクを取ってでも治そうとする」「そういう医者だから、君の記憶障害の本当の原因を知れば必ず手術をすると言い出す」「そして、君の命を危険にさらす」と大迫は言いました。
その後、大迫の密告により、西島のもとに警察が来ました。西島が三瓶に真実を告げ、手術させることでミヤビの口封じをしようとしたため、大迫が止めたのです。もっと早くなんとかできなかったのかとは思うけれど、大迫にもまだ良心が残っていたことがわかりました。
ああ、三瓶先生あなたって人はなんと純粋で優しい人なのか……。ミヤビは「私だったらうれしかったと思います。ちゃんと聞こえてるよって言いたかったんじゃないかなって」「光は、自分の中にあったらいいんじゃないですかね。そうしたら暗闇も明るく見えると思います」と声をかけます。以前出てきたろうそくのシーンの続きでも同じことを言っていて、三瓶の目がまた涙で光ります。「三瓶先生は、私のことを灯してくれました」うなずきあって抱き合い、涙する二人。ああ、ついに再び二人の気持ちが通じ合ったのか……よかった……。
と思ったのに、いきなりミヤビは真顔になり「ごめんなさい、どなたですか」と言います。
な、なんでだよぉーー! これはつらすぎます……。
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