常に笑顔を絶やさない渡邊圭祐の本音とは！？成田凌がその仮面を引きはがす！
2023.08.01
『転職の魔王様』第３話レビュー
冒頭数分、転職エージェント「シェパードキャリア」のPR動画をつくるところからスタート。社長（石田ゆり子）がメガネ姿を本作初披露！石田さんのメガネ姿、知的で素敵です！
アルバイトの犬飼翔（藤原大祐）が動画のプロデュースを任され、Tiktok用に加工した動画を流すシーン。ここでは、仏の山さん（おいでやす小田）が、なぜかGACKTっぽく見える瞬間があって、ちょっと目をこすってしまった（笑）
TikTokでPR動画をつくるなど今どき要素が取り入れられていた第３話は、若い世代向けのストーリーだった。
アルバイトの犬飼翔（藤原大祐）が動画のプロデュースを任され、Tiktok用に加工した動画を流すシーン。ここでは、仏の山さん（おいでやす小田）が、なぜかGACKTっぽく見える瞬間があって、ちょっと目をこすってしまった（笑）
TikTokでPR動画をつくるなど今どき要素が取り入れられていた第３話は、若い世代向けのストーリーだった。
今回の求職者は大手食品会社で働く笹川直哉（渡邊圭祐）。「気が利かないな」「お前もう４年目だろ、しっかりしろよ」と部長の西田和馬（新納慎也）から嫌味を言われ、自分自身を評価してもらえないことに不満を募らせている入社４年目の若手社員だ。
『仮面ライダージオウ』のウォズ役で俳優デビューした渡邊さん。さらに、部長役の新納さんも『仮面ライダーキバ』でキング役として出演。特撮ファンとしては見逃せない組み合わせにウハウハだった。
さらに、毎回登場しているキッチンカー型カフェバー「NORTH AND SOUTH STYLE」の清川ミナミ役の井本彩花さんもじつは『仮面ライダーリバイス』に出演していた特撮俳優さん。彩花がサービスで提供したミルクプリンを笹川が食べるシーンも、ついニヤニヤしながら見てしまった。
渡邊さんは『仮面ライダージオウ』ではマントを羽織った役で、ドラマ『推しの王子様』でも白馬の王子様の格好をするなど、特徴的な衣装を身にまとっていることが多い印象だ。だから、本作ではシンプルなスーツ姿を見られて、改めて「カッコいいな」と感じられた。
『仮面ライダージオウ』のウォズ役で俳優デビューした渡邊さん。さらに、部長役の新納さんも『仮面ライダーキバ』でキング役として出演。特撮ファンとしては見逃せない組み合わせにウハウハだった。
さらに、毎回登場しているキッチンカー型カフェバー「NORTH AND SOUTH STYLE」の清川ミナミ役の井本彩花さんもじつは『仮面ライダーリバイス』に出演していた特撮俳優さん。彩花がサービスで提供したミルクプリンを笹川が食べるシーンも、ついニヤニヤしながら見てしまった。
渡邊さんは『仮面ライダージオウ』ではマントを羽織った役で、ドラマ『推しの王子様』でも白馬の王子様の格好をするなど、特徴的な衣装を身にまとっていることが多い印象だ。だから、本作ではシンプルなスーツ姿を見られて、改めて「カッコいいな」と感じられた。
第３話のキーワードは「とりあえず３年」。私が新卒で働き始めたころにもよく聞いていた言葉だ。来栖嵐（成田凌）の「とりあえず３年はもはや死語です。その間に積み上げた実績や培った強みも何もなければ、時間を無駄にしたも同然です」というセリフを聞き、仕事も「量ではなく質」なのだろうかと考えさせられた。
私の会社勤めは結婚を機に３年に満たずで終わってしまったが、新卒で入社した会社から学んだことは大きく、今の仕事にも生きている。そう考えると「同じ会社に何年いるか」ではなく、「そこで何を得て、どんな経験を重ねてきたか」が大切なのかもしれない。
来栖から提示された求人票を見て「良さそうな企業もありましたが、ネットで調べてみたら、良い評価が少なくて……」とつぶやく笹川に「この世の中、ありとあらゆる情報があふれています。ですが、最終的にはそれをどう生かすか判断することが重要です」と切り返す来栖の言葉は、GoogleやChatGPTなど調べればすぐにほしい答えが見つかる現代への警鐘のようにも思えた。
部長のミスが原因で発生したイレギュラーな仕事を無事に終え、「俺は人を大事にする尊敬できる上司のもとで働きたい」「もう評価されたいとかそんな甘えはやめます」と自分の本音を見つけた笹川に対し、「誰かに評価されたいというのは当然の欲求です。仕事とは人との繋がりで成り立つもの。部下を褒めない上司など、上司に値しません。ですが、そんな上司に取り入りたくて自分を偽るなどもってのほかです。本当の自分のまま、ぶつかってきてください」と面接へのエールを送る来栖の言葉には、とても愛があるなと感じられた。成田さん、カッコ良過ぎます！X（Twitter）では「今回の話は刺さり過ぎた」「私も自分が輝ける居場所を見つけたい！」という投稿があった。
きっと、新卒でがんばる世代や社会人になったばかりの人たちに響くだろう。
私の会社勤めは結婚を機に３年に満たずで終わってしまったが、新卒で入社した会社から学んだことは大きく、今の仕事にも生きている。そう考えると「同じ会社に何年いるか」ではなく、「そこで何を得て、どんな経験を重ねてきたか」が大切なのかもしれない。
来栖から提示された求人票を見て「良さそうな企業もありましたが、ネットで調べてみたら、良い評価が少なくて……」とつぶやく笹川に「この世の中、ありとあらゆる情報があふれています。ですが、最終的にはそれをどう生かすか判断することが重要です」と切り返す来栖の言葉は、GoogleやChatGPTなど調べればすぐにほしい答えが見つかる現代への警鐘のようにも思えた。
部長のミスが原因で発生したイレギュラーな仕事を無事に終え、「俺は人を大事にする尊敬できる上司のもとで働きたい」「もう評価されたいとかそんな甘えはやめます」と自分の本音を見つけた笹川に対し、「誰かに評価されたいというのは当然の欲求です。仕事とは人との繋がりで成り立つもの。部下を褒めない上司など、上司に値しません。ですが、そんな上司に取り入りたくて自分を偽るなどもってのほかです。本当の自分のまま、ぶつかってきてください」と面接へのエールを送る来栖の言葉には、とても愛があるなと感じられた。成田さん、カッコ良過ぎます！X（Twitter）では「今回の話は刺さり過ぎた」「私も自分が輝ける居場所を見つけたい！」という投稿があった。
きっと、新卒でがんばる世代や社会人になったばかりの人たちに響くだろう。
そして、千晴（小芝風花）と来栖の、徐々に距離が近づいてきた気がする第３話。笹川へ面接の時間を変更してもらったという報告をする際に「土下座は得意なんです」という来栖の言葉に「あっ、土下座はしてません」とすかさずフォローを入れる千晴の姿は、まるでコントのよう！「求職者に寄り添い、自分ごとのように考えられる。それは君の強みです」と千晴のおかげで笹川の転職が上手くいったことを伝えたときには「今、私のこと褒めてくれたんですか？」と口元を隠してニヤける千晴。
第１話とは比べ物にならないくらい表情が豊かになっている千晴を見て、私までなんだかうれしくなった。X（Twitter）でも「魔王様に褒められてうれしそうな風花ちゃん、かわいい」「ほんの一瞬の表現力が上手い！」と千晴のリアクションにたくさんの反応があった。
「このまま２人は良い感じになるのかな？」と思ったら、次回は来栖の元恋人（岡崎紗絵）が登場！？
転職相談に来たのか、ただ元カレに会いに来ただけなのか。来栖の過去が明らかになりそうな予感の第４話、待ちきれません！
見逃し配信はこちら（カンテレドーガ）
見逃し配信はこちら（TVer）
文：猿渡 菜都美
第１話とは比べ物にならないくらい表情が豊かになっている千晴を見て、私までなんだかうれしくなった。X（Twitter）でも「魔王様に褒められてうれしそうな風花ちゃん、かわいい」「ほんの一瞬の表現力が上手い！」と千晴のリアクションにたくさんの反応があった。
「このまま２人は良い感じになるのかな？」と思ったら、次回は来栖の元恋人（岡崎紗絵）が登場！？
転職相談に来たのか、ただ元カレに会いに来ただけなのか。来栖の過去が明らかになりそうな予感の第４話、待ちきれません！
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文：猿渡 菜都美
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