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岡崎紗絵が元カレ・成田凌と今カレ・曽田陵介の間で揺れ動く!?元カレVS今カレの恋の行方は?

2023.08.08

岡崎紗絵が元カレ・成田凌と今カレ・曽田陵介の間で揺れ動く!?元カレVS今カレの恋の行方は?

『転職の魔王様』第4話レビュー

今週の第4話は、仕事と恋愛どっちを優先するかで悩む人にはぜひ見てほしい!価値観は人それぞれだが「相手との生活を守りたい」「相手の幸せが一番」と思っている人には、きっとグッとくる内容だと思う。

SNSで偶然見かけたからと「シェパードキャリア」にやってきたのは、来栖嵐(成田凌)の元恋人・剣崎莉子(岡崎紗絵)。「今の彼との生活を守るために、私が稼いで彼を守る」と話す莉子に、キャリアアドバイザーとして辛辣(しんらつ)な言葉を返す来栖。「昔のあなたのほうがよかった」「じゃあ、別れて正解でしたね」と2人のとげとげしいやりとり、怖すぎる(笑)

Ⅹ(旧Twitter)では「紗絵ちゃんは大好きだけど、剣崎莉子は好きじゃないと思わせる演技がすごい」「岡崎紗絵と成田凌の並び強すぎる」と、成田さんと岡崎さんのカップルキャスティングに多くのコメントが見られた。
帰宅後、莉子が漫画家を目指す恋人の綾野周介(曽田陵介)に転職を考えていることを伝えると、「莉子ちゃん、今の仕事楽しいんじゃないの?」と驚く周介。莉子は「もう決めたことだから」とそっけない態度を見せる。自分に何も話してくれないことに自信を無くした周介は、その夜「別れよう」と置き手紙を残していなくなる。

翌日、莉子は未谷千晴(小芝風花)からの電話で喫茶店に呼び出されるのだが……そこにいたのは、今カレ・周介と元カレ・来栖。ドラマだから見ていられたが、実際にそんな場面に出くわしたら、心臓が飛び出るくらいバクバクしてしまいそうだ。

周介は「僕のために好きな会社辞めるなんて間違ってるよ。だから、別れてほしい」と告げる。「なんでそうなるの?」と莉子が問いただしても、「もう、決めたことだから」とうつむく周介。その様子を見て莉子は「もういい」と喫茶店から飛び出してしまう。

それを追いかけたのが「彼女には幸せになってもらわないと困るんです」と周介に話した来栖。事故を機に足が思うように動かせなくなり、仕事もうまくいかなくなった。自分のことで精一杯だった来栖は、「あのとき俺は莉子を幸せにできる自信がなかった」「これがあのとき言えなかった本音だ」と5年越しに莉子に本音を伝えた。一方、喫茶店に残った千晴は、周介に「来栖さんのおかげで少しだけ本音が言えるようになって、前に進めたんです」と伝える。本音を言えないことのツラさを知っている2人だからこそ、本音を言い合えていない莉子と周介にもどかしさを感じていたのだろう。

「あなたの人生、このままでいいんですか?」という来栖と千晴の言葉を受け、「僕を信じてよ、莉子ちゃん。僕、絶対連載勝ち取るから。頼りないかもしれないけど、僕頑張るからさ」「私、本当は今の仕事が好き。今の会社で働き続けたい。それに、周介とも一緒にいたい」と本音を言い合えた周介と莉子。「頑張れるかな?私たち」という莉子に対し、手をとって「2人なら、なんとかなると思う」と答える周介に、きゅん。頼りなさそうな人からの力強い言葉、たまらない。Ⅹ(旧Twitter)でも「曽田陵介無双な回だった」「前クールとは違ったかっこ良さがあった」と、曽田さんへの反応があった。
ストーリー的には、今カレとのハッピーエンドだったが、個人的に好きだったのは、莉子と来栖が付き合っているときの回想シーン。髪を下ろしている岡崎さんがかわいい。「ついに夢が叶うんだ」と仕事のことを話す来栖に、「嵐がアフリカで頑張っている間、私も日本で頑張る!」と返事をする莉子。2人で夢を語れる関係って、なんて素敵なんだろうと感じた。

東京タワーが見える並木道で「あそこまで競争な……よーいどん!」とニコニコして駆け出していく来栖。魔王様とのギャップすごっ(笑)。成田さんの演技力の幅には本当にびっくりさせられる。

ちなみに、このシーンのロケ地は、品川シーズンテラスから港区立芝浦中央公園に抜ける場所だ。品川シーズンテラスは『逃げるは恥だが役に立つ』や『東京タラレバ娘』のロケ地としても知られていて、いろいろなドラマで見かける。駅からも近いようだし、東京に行く際には立ち寄ってみようと思う。

いよいよ、来週は第1章完結編!来栖の事故の真相が明らかに。ゲストは事故と関係ありそうな匂いがぷんぷんの戸松卓郎(葉山奨之)。そして、千晴の試用期間も終了!自分の本音は見えるのか?来週も目が離せません!

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文:猿渡菜都美
miyoka
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