初めての一人暮らし、小さくても心地よい空間に（１Ｋ編）
2025.02.27
この春から一人暮らしがスタートする人は、そろそろ家具をどうするか考え始める頃だと思います。お気に入りの家具があれば、家で過ごす時間も違ってきます。今回は「自分らしくいられる心地良い空間づくり」をコンセプトにオリジナル家具や雑貨をラインアップする「unico（ウニコ）」に、「１K」のコーディネートのポイントを教えてもらいました。※価格はすべて税込・2025年２月現在
協力：unico（https://www.unico-fan.co.jp）
協力：unico（https://www.unico-fan.co.jp）
限られたスペースを心地よくするための工夫とは？
「１Ｋ」は、１部屋とキッチンのシンプルなお部屋のこと。一人暮らしをスタートする人が最初に選ぶことが多い間取りです。限られたスペースだからこそ考えたいインテリアの工夫について「unicoアドバイザー」の梅田店スタッフ山本さんに聞きました。
※「unicoアドバイザー」とは、「インテリアコーディネーター」か「インテリアアドバイザー」の資格を持ち、unico独自の試験に合格した専門スタッフ。店舗で無料のコーディネート相談にも対応。
※「unicoアドバイザー」とは、「インテリアコーディネーター」か「インテリアアドバイザー」の資格を持ち、unico独自の試験に合格した専門スタッフ。店舗で無料のコーディネート相談にも対応。
サンプル間取りは、部屋部分が５.８畳（約１畳のクローゼットあり）。左手に少し見えているのがキッチン
「１K」は、食事をする、くつろぐ、眠るのほかに仕事や勉強をするといったいろいろなことを１部屋でおこなうことになります。それだけ多様な家具が置かれるので、ごちゃごちゃとしたイメージならないように、統一感がある空間にすることが大切です。
SOLKシリーズのイメージ
unico：「今回の提案では、お部屋の統一感を重視して、SOLKシリーズで揃えました。このシリーズは明るい色味と丸みのあるデザインが特徴で、圧迫感を減らしお部屋を広く見せてくれます。さらに、異素材のアイアンのトールシェルフを追加することで、お部屋を軽やかに彩りました。」
ポイントカラーでメリハリをつけて、心地よく
イエローやブラウンの暖色系をプラス
「SOLKベッド シングルサイズ」62,700円
※画像はダブルサイズ
統一感を意識しすぎると、今度は単調な印象になってしまうことも。そこで、ラグやカーテンでポイントになるカラーを入れてメリハリを考えると良いそうです。「１K」は１つの部屋で長く過ごすことになるので、イエローやブラウンなどの食欲増進や親しみやすさを感じさせる暖色のアイテムを取り入れてみて。
「BLEFL(ブレフル) ベッドリネンセット」（シーツ・布団カバー・ピローケースの３点セット）
20,460円
unico：「一人暮らしは限られた空間だからこそ、取り入れるインテリアにも限りがありますが、その中でもベットは存在感が大きいアイテムです。その為、ベットリネンにこだわりを持つこともおすすめです。自分の空間になるからこそ、過ごしやすくなるようにクッションを組み合わせたり、ブランケットを取り入れてアクセントにしたり。お気に入りのアイテムを取り入れることで、自分らしさを表現できます。unicoではオリジナルのファブリックを豊富に取り扱っています」
ベッド以外にもくつろげるスペースを
一人がけのソファや椅子も採用すると便利
「１K」では、いつもベッドに座っている状態になりがち。一人がけの椅子があれば、読書や映画鑑賞をゆったりとすることができ、過ごし方のバリエーションがグッと増えます。また、友人が遊びにきたときに利用すれば、座る場所が増えてくつろいでもらえます。
「CAGE(カージュ)ソファ１シーター」
29,700円
ローテーブルで部屋を広くみせる
低め（H390mm）のテーブルをチョイス
１部屋に全ての家具を置く「１K」では、中央に置く家具の背が高いと、視線が遮られて部屋が分断されてしまい狭く感じてしまいます。
unico：「限られた空間だからこそ、高さのでるダイニングテーブルではなく圧迫感の少ないローテーブルを選ぶのがオススメ。ラグを敷けばくつろぎ感も増し、リラックスできる空間になります」
unico：「限られた空間だからこそ、高さのでるダイニングテーブルではなく圧迫感の少ないローテーブルを選ぶのがオススメ。ラグを敷けばくつろぎ感も増し、リラックスできる空間になります」
左の「SOLK(ソルク) ローテーブル Φ760」
53,900円
見せる収納で“帰りたくなる”部屋に
右側にあるようなアイアンのトールシェルフを利用して
「SOOD(スード) トールシェルフ W450」39,600円
テレビ台を利用した収納のほかに、アイアンの背の高いオープンシェルフを利用すると、高さに変化が出ます。背が高くてもオープンシェルフなら圧迫感が少ないこともポイントです。
unico：「『見せる収納』は、推しグッズや好きな雑貨が常に視野に入るように飾ることができます。帰りたくなるようなお部屋にすることは、一人暮らしを楽しむコツです」
unico：「『見せる収納』は、推しグッズや好きな雑貨が常に視野に入るように飾ることができます。帰りたくなるようなお部屋にすることは、一人暮らしを楽しむコツです」
「SOOD(スード) トールシェルフ W450」
39,600円
一人暮らしの「１K」は、色数や高さを抑えた家具でそろえることが基本になります。そのうえで、強すぎないポイントカラーをプラスしたり、ゆったり座れる椅子を追加したりして、家で過ごす時間が楽しめるような空間づくりを目指すと良さそうですね。
取材・文：太田浩子
「美味しい」＆「楽しい」関西の魅力をご案内。プライベートでは和菓子にハマっています。
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