食べてみよか

皮は自家製、旬な食材を使った季節のタコスも【天満グルメ】

2025.03.10

皮は自家製、旬な食材を使った季節のタコスも【天満グルメ】
大阪メトロ扇町駅から徒歩3分くらい。天神橋筋商店街を南に、お好み焼き双月の向かいのビル横通路を入ったところに唐黍堂(とうきびどう)があります。
2024年4月末にオープンしたタコスを中心としたメキシコ創作料理のお店です。
入口にはサボテンとなぜか盆栽が置いてあって、初めてだとどこが入り口かわかりにくいかも。だって扉が雲竜のようにも見えるし、雪山のようにも見える青と白のアートになっているんだもの…。

唐黍堂(とうきびどう)2025年3月

なんとか扉を見つけて中に入ります。
落ち着いたら、まずは飲み物メニューから。
メキシコの代表的なビール「コロナ」をはじめメキシコビールや、テキーラ、メスカルといった竜舌蘭(リュウゼツラン、またはアガヴェ)から作られる伝統的な蒸留酒やカクテル、お酒が苦手な方にはオルチャータという米などから作られる甘いドリンクやハマイカというハイビスカスのジュースも用意されています。

唐黍堂ドリンクメニュー 2025年3月

気になるフードは定番ものに加えて気まぐれメニューも。
この日は「卵とアレッタの炒めタコス」(600円)や「ホタルイカと菜の花のトスターダ」(700円)にデザートのメキシカンフラン(450円)といった文字が踊ります。
レギュラーメニューは「自家製トルティーヤとアボカドのディップ“ワカモレ”」(750円)や「メキシカンピザ」(850円)、タコライス(950円)など、どれにしようか迷います。
辛い物が苦手な方でも選べば食べられるものがいくつかあり、同伴者選びもさほど困りません。

唐黍堂 気まぐれメニュー 2025年3月

まずはコロナビールと「自家製トルティーヤとアボカドのディップ“ワカモレ”」で乾杯。
このトルティーヤが絶妙な塩加減でアテとしては最高。一気にメキシカン気分が高まります。
タコスは一枚から頼めるので、それぞれ気になる具材のタコスを食べられるのは自由度が高くていいですね。
どれも具がたっぷりのせられいるのでポーション小さめでも結構おなかが満たされます。
ちなみにタコスの皮もオーナーのお手製です。
具材を「チキン」「チョリソー」「ベジタブル」から選べるメキシカンピザは、生地がやっぱりメキシカン。トウモロコシの粉で作られるうすいパン・トルティーヤにチーズと具をはさんだ「ケサディージャ」です。
中央に添えられたサワークリームディップがさわやかで、ついつい何枚でも食べられちゃいそうです。
タコライスもメキシコ風。野菜もたっぷりとれて満足度高い一品です。
もうすでにおなかがいっぱいですが、別腹ですよね、甘いものは。
「最近は口どけのいいプリンばかりで物足りない」とお嘆きのスイーツ好きの方々。ここのプリンは固焼きですよ。懐かしの、しっかりしたカスタードプリンでこちらも別腹満足度高しです。

メキシカンフラン(450円)2025年3月

席はカウンターが5席、奥に半個室があって4~6名くらい入れます。
グループでわいわいやるのもよし、一人カウンターでもよし、2軒目で軽く食べるのもよし。
ちなみに盆栽は国内外のアパレルやポルシェなどとコラボする、今を時めく「TRADMAN'S BONSAI」の作品。一見の価値ありですよ。

唐黍堂 2025年3月

唐黍堂 (TOUKIBIDOU)
18:00~24:00 火曜休み 日曜不定休
大阪市北区天神橋3-8-24 メゾン扇町1F
06-6358-1633
https://www.instagram.com/toukibidou_tensan/
 
   
miyoka
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