2025年9月30日(火)の『
ちゃちゃ入れマンデー』(カンテレ/毎週火曜よる7時放送)で放送された「関西うまいもん徹底リサーチ 絶対行きたい!町の洋食屋さんSP」より、数ある名店の中から、シェフのこだわりとアイデアが光る、唯一無二のオリジナルメニューを提供する3店舗を詳しくご紹介します。
『SALAO』(京都市・中京区)常識を覆す!チキンでライスを包んだ「大人のチキンライス」
京都市役所前駅から徒歩約8分、フレンチの技法を取り入れた美しいランチプレートが人気の「SALAO」。この店には、あまりの人気に「これしか注文されない日もある」という伝説のオリジナルメニューがあります。
メニュー:大人のチキンライスランチ デミグラスソース(マイルド)(1,500円)※サラダ付き
料理のこだわり: 運ばれてきて誰もが驚くその姿は、一般的なチキンライスとは全くの別物。なんと外側が丸ごと一枚の鶏もも肉、そしてその中にライスがぎっしり詰まった、まさに名前の通り"チキン"が主役の一品です。
ケチャップは使わず、野菜とブイヨンで丁寧に炊き上げた上品な味わいのご飯を鶏もも肉で包み込み、まずはフライパンで香ばしい焼き目をつけます。
その後、オーブンでじっくりと火を通すことで、鶏皮はパリッとクリスピーに、中の肉はしっとりとジューシーな食感が生まれます。
仕上げにかけるデミグラスソースは、ケチャップなどを加えてコクを出しつつもマイルドな味わいで、鶏肉とライスのうま味を優しく引き立てます。
『マルシェ』(神戸市・中央区)行列店の味!えびが飛び出す豪華ミンチカツ
神戸随一の繁華街・三宮で長年愛され、「食べログ 洋食 百名店」に4度も選出された実力店「マルシェ」。ランチタイム限定の営業ながら、平日でも大行列ができるほどの人気を誇ります。豊富なメニューの中でも、特に客の心をつかんで離さないのがこの一皿です。
メニュー:有頭えびとミンチかつのコラボ定食(1,800円)※ライス、スープ付き
料理のこだわり: お皿に運ばれてきた瞬間、誰もが驚くそのビジュアル。こんがり揚がった大きなミンチカツから、立派な有頭えびが突き出すように顔をのぞかせます。
合挽きミンチには、爽やかな香りの大葉と自家製の梅ソースを練り込み、大ぶりの車えびに巻きつけています。
小麦粉とパン粉をまとわせて丁寧に二度揚げすることで、衣はどこまでもサクッと軽く、中からは肉汁と海老のうま味があふれ出します。
スパイシーなミンチ、ぷりぷりな海老の濃厚なうま味、そしてそれらをまとめ上げる芳醇(ほうじゅん)な自家製デミグラスソースが三位一体となり、忘れられない味わいを生み出します。
『グリル 富久屋』(京都市・東山区)老舗の味!ふわふわ卵とトマトが決め手の「フクヤライス」
京都五花街のひとつ、宮川町にたたずむ「グリル 富久屋」。110年以上もの歴史を誇る老舗の店内には、芸妓さんの名入りうちわが飾られ、昔ながらの風情が漂います。ここで常連客から「毎日食べても飽きない」と絶賛されるのが、店の名を冠した看板メニューです。
メニュー:フクヤライス(980円)
料理のこだわり: 細かく刻んだボンレスハムと国産玉ねぎを香ばしくいためたケチャップライス。その上を覆うのは、フレッシュトマトとマッシュルームが入った特製の卵です。
この卵をフライパンの上で片面だけ絶妙な火加減で焼き上げ、とろりとした半熟状態のままライスの上にスライドさせるのがフクヤライス流。
口に運べば、ふわふわの卵の食感と共に、フレッシュトマトの爽やかな酸味が広がり、濃厚なケチャップライスをさっぱりといただけます。シンプルながらも奥深い、長年愛され続ける理由がわかる一品です。
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