京都の老舗が復活させたスパイスチョコ、「七味家本舗」が詰め放題イベント

2025.11.12

京都の老舗が復活させたスパイスチョコ、「七味家本舗」が詰め放題イベント
七味・山椒(さんしょう)・柚子(ゆず)・ほうじ茶などの和のスパイスを効かせたチョコレートが、創業360年を迎えた七味唐辛子の老舗「七味家本舗」(京都市東山区)で販売。その「詰め放題イベント」が、2025年11月13日(木)からスタートします。

京都・清水寺の参道に1655年よりのれんを掲げ、七味唐辛子をはじめ、厳選した薬味や京名物を販売する同店。スパイスチョコとの出合いは、以前京都のチョコレート店に原料として七味と山椒を提供していたことだといいます。
そのチョコはあまりにもおいしく評判が良かったものの、残念ながらそのチョコレート店が廃業。同店は「このおいしさを途絶えさせたくない」と、京都のチョコレートメーカー「フランス屋製菓」と共同開発し、2024年にオリジナルのチョコレートを誕生させました。

「詰め放題」に登場するのは、七種の香りが複雑に広がる「七味入りチョコレート」、ハーブのような爽やかな香りがチョコのコクを引き立てる「山椒入りチョコレート」、華やかな香りがホワイトチョコに溶け込む「柚子粉入りチョコレート」、芳醇(ほうじゅん)な香りの「ほうじ茶入りチョコレート」の4種。
各チョコレートは1粒約5gで、Sサイズ600円、Lサイズ1,000円のカップに4種のチョコを好きな組み合わせで詰め放題になります。「老舗の和風スパイスと洋菓子が融合した、新たな京都土産として、ぜひこの機会にお試しください」と同店。

「詰め放題」を実施する清水本店は、清水坂と産寧坂が交わる場所にあり、営業は9:00~18:00。イベントは、2026年5月頃まで実施予定とのことです。

七味屋本舗 清水本店:京都市東山区清水2丁目221清水寺参道

文/霧島怜
miyoka
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