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見頃は6月上旬、大阪の紫陽花スポット3選【2025年】

2025.06.01

見頃は6月上旬、大阪の紫陽花スポット3選【2025年】
6月上旬から7月にかけて見頃を迎え、青、ピンク、紫、赤、白⋯と鮮やかに色輝く紫陽花(あじさい)は、梅雨のじめじめとした気分をパッと晴れやかにしてくれる、まさに一服の清涼剤。そんな紫陽花をたっぷり鑑賞することができる、大阪の名スポットをご紹介します。おでかけしにくい梅雨どきですが、この季節ならではの絶景をぜひ楽しんでください。
(※トップ画像は、岸和田市・蜻蛉池公園の紫陽花/提供:蜻蛉池公園)

勝尾寺(大阪・箕面市)

国定公園に囲まれた古刹(こさつ)、風光明媚(めいび)な紫陽花も格別。

バラエティに富む美しい紫陽花(提供:勝尾寺)

奈良時代初期に創建され、「勝ちダルマの寺」「勝ち運の寺」として親しまれている勝尾寺。大阪市内から車で30分ほど、緑豊かな山あいに粛然とたたずみ、春は桜、秋は紅葉と、その壮大かつ繊細な自然の大パノラマを一目見ようと、毎年多くの参拝者でにぎわいます。また、豊臣秀頼によって再建された山門(仁王門)や霧が立ち込めるお清め橋、勝ちダルマが所狭しと納められた奉納棚などフォトスポットとしても人気です。
梅雨どきには、境内のあちらこちらでガクアジサイ、セイヨウアジサイ、タマアジサイ、オタフクアジサイなど、バラエティに富んだ美しい紫陽花が鑑賞できます。朱色の本堂と色鮮やかな紫陽花との景観はこの時期ならではの絶景です。

『勝尾寺 あじさいまつり』
期間:2025年6月1日(日)~7月15日(火)
時間:8時~17時(土曜は18時まで、最終受付は30分前)
住所:大阪府箕面市粟生間谷2914-1
入山料:高校生以上500円、小・中学生400円、未就学児100円(2歳以下無料)
電話:072-721-7010
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蜻蛉池(とんぼいけ)公園(大阪・岸和田市)

南大阪にある自然の楽園、約1万株の美しき紫陽花。

約10,000株の紫陽花が咲く蜻蛉池公園(提供:蜻蛉池公園)

甲子園球場約16個分の広大な敷地を有する、岸和田市民の憩いの場・蜻蛉池公園。名前の由来にもなったトンボが住む池をはじめ、ドッグランも備えた大芝生広場に多彩な大型遊具、さらにはバラ園や水仙郷などがあり、自然の楽園といった趣です。公園の南エリアにはあじさい園もあり、梅雨に入る6月頃から多くの人々でにぎわいます。
約40種・10,000株の紫陽花は、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、カシワバアジサイ、アナベル、セイヨウアジサイと、まさに百花繚乱(りょうらん)。この時期に合わせて開催される『あじさいフェア』では、雑貨の販売やキッチンカー、紫陽花のジュエリーボックス作りなども。散策のひと息には、養蜂家が営むカフェへぜひ。紫陽花鑑賞には、第二駐車場がおすすめです(有料)。

『あじさいフェア』
期間:2025年6月21日(土)・22日(日)
時間:10時〜16時
住所:大阪府岸和田市三ヶ山町大池尻701
入場料:無料
電話:072-443-9671
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長居植物園(大阪・東住吉区)

緑豊かな都会のオアシス、紫陽花関連イベントも必見。

大阪市内で楽しめる同園の紫陽花(提供:長居植物園)

約24万平方メートルという広大な敷地にはバラ園やアジサイ園など全11もの専門園をはじめ、約6,600万年前~現代までの樹林を再現した歴史の森、季節の花が一面に広がるライフガーデンなどがあり、1年を通して植物が楽しめる日本有数の植物園。6月は「山奥の谷」をイメージしたアジサイ園が最盛期を迎え、色とりどりの約10,000株が開花。大阪市内とは思えない絶景が堪能できます。
また、6月7日以降の土日限定で「あじさいショップ」がオープン。あじさいの金平糖(1個500円、3個1,400円)やあじさい色のソフトクリーム(400円〜)の販売や、ネーム入りあじさいボールキーホルダーのワークショップ(500円、当日会場受付)のほか、カラフルな傘で魅せる「アンブレラスカイ」や涼やかな音色も楽しめる「風鈴の小径」が初めて登場します。

『あじさいフェア』
期間:2025年5月31日(土)~6月29日(日)
時間:9時30分~17時(月曜休、休日の場合は翌日休)
住所:大阪市東住吉区⻑居公園1-23
入園料:大人300円、高校生・大学生200円(要学生証)、中学生以下無料
電話:06-6696-7117
公式サイト
公式インスタグラム
miyoka
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