行ってみよか

6月上旬が見頃、京都の紫陽花・名スポット3選【2025年】

2025.05.31

6月上旬が見頃、京都の紫陽花・名スポット3選【2025年】
6月上旬から7月にかけて見頃を迎える、鮮やかな紫陽花(あじさい)。梅雨に濡れたその花は、青、ピンク、紫、赤⋯とキラキラと宝石のようなに輝き、この季節のじめじめとした気分をそっと晴れやかなものにしてくれます。そんな美しい紫陽花を愛でることができる京都の名スポットをご紹介します。
(※トップ画像は、柳谷観音 楊谷寺の龍手水/提供:楊谷寺)

柳谷観音 楊谷寺(京都・長岡京市)

SNSでも話題の紫陽花の名所、限定御朱印も必見!

色鮮やかな、柳谷観音 楊谷寺の紫陽花(提供:楊谷寺)

手水舎(ちょうずしゃ)に花を浮かべた、そのカラフルで美しい様子が映えるとSNSで話題の「花手水」。その起源と言われるのが、京都にある柳谷観音 楊谷寺です。約27種・5,000株の紫陽花が咲き誇る同寺の魅せる演出は素晴らしく、七色やハート型の紫陽花など乙女ココロをくすぐってくれます。
6月の風物詩である『あじさいウイーク』は6月1日からスタート。期間限定の御朱印や御朱印帳(1,000円〜)、さらには、境内の紫陽花と傘(フェリシモ)が美しいグラデーションを奏でる催し「アンブレラスカイ」や、花のペーパーアートを選んで占う「花手水おみくじ」(700円)なども実施。また、毎月17日のみ公開となっている上書院が、同ウィーク期間は特別公開されます。

『あじさいウイーク2025』
期間:2025年6月1日(日)〜30日(月)
時間:9時~17時(完全閉門、御朱印受付は16時30分終了)
住所:京都府長岡京市浄土谷堂の谷2
拝観料:1,000円(上書院含む場合は2,000円)※高校生以下無料
電話:075-956-0017
公式サイト
公式インスタグラム

三室戸寺(京都・宇治市)

2万株を有する「あじさい寺」、圧巻の紫陽花絵巻。

2万株の紫陽花が咲き誇る三室戸寺(提供:三室戸寺)

「あじさい寺」と称され、日本有数の紫陽花スポットとして知られる三室戸寺。梅雨になると、約1万6,000平方メートルにもおよぶ広大な庭園には、ガクアジサイやセイヨウアジサイのほか、円錐形の花房が特徴的なカシワバアジサイ、幻のアジサイと言われるシチダンカ(七段花)など2万株の紫陽花が咲き誇り、その美景を一目見ようと全国から多くの人が訪れます。
また、6月7日(土)〜22日(日)の土日夜(19時〜21時)には、幻想的なライトアップも実施(あじさい庭園のみ、昼夜入れ替え制)。昼の紫陽花とはまた違った風情は一見の価値ありです。帰りには、レースの袋に入った「あじさい幸運守り(ピンク、水色、紫の3種・1,000円)」、恋が叶うとされる「ハートアジサイのお守り」(1,000円)も忘れずに(無くなり次第授与終了)。

『あじさい園』
期間:2025年5月31日(土)~7月6日(日)
時間:8時30分~15時40分 (16時30分下山)
住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
拝観料:大人1,000円、小人500円
電話:0774-21-2067
公式サイト

藤森神社(京都・伏見区)

約3,500株の紫陽花が境内を埋め尽くす、洛南の古社。

色とりどりの紫陽花が参拝者をお出迎え(提供:藤森神社)

勝運と馬の神様としても知られる藤森神社は、洛南エリアきっての紫陽花の名所。境内には2つの紫陽花苑があり、赤、白、紫、青といった約3,500株の紫陽花が参拝者を出迎えてくれます。特に、第一紫陽花苑はバリアフリー対策も施されているので、小さいお子さんや年配の方、車椅子をご利用の方も安心して楽しむことができます。
また、本殿北側にある第二紫陽花苑は、朱塗りの橋の上からは全方位で紫陽花を見渡せる絶景スポットなので要チェック。5月31日から『紫陽花まつり』が開催され、期間中は紫陽花祭斎行や藤森太鼓保存会による奉納演奏、運勢鑑定会なども予定されています。もちろん、この期間限定の紫陽花の御朱印(青色・赤色の2種類・初穂料500円)もあり。

『紫陽花まつり』
期間:2025年5月31日(土)〜約1カ月間 ※開花状況により変更あり
時間:9時~17時
住所:京都市伏見区深草鳥居崎町609
入苑初穂料:500円
電話:075-641-1045(社務所)
公式サイト
miyoka
0