「ハロウィーン」シーズンに入って街の至る所がにぎやかに装飾されるなか、「アートホテル大阪ベイタワー」（大阪市港区）では「死者の日」をテーマに高さ3mもの巨大なカラベラ（ガイコツ）人形がロビーに飾られます。

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「死者の日」は、毎年11月1日と2日にメキシコ全土で開催されるお祭り。10月31日の「ハロウィーン」と日程が近く、どちらも仮装して楽しむ様子を映像で見ることから同じイベントのように思いがちですが、実は別の行事なのです。

悪霊を追い払う収穫祭である「ハロウィーン」に対し、亡くなった家族や大切な人を明るく陽気にしのぶのが「死者の日」。

色彩豊かなガイコツやオレンジ色のマリーゴールド、キャンドル、故人の好きな食べ物や写真を飾った祭壇で彩って故人を迎え、歌や踊りを楽しみながら大切な人の人生を祝う、明るく心温まる文化です。

同ホテルの1階ロビーには、マリーゴールドの花々に囲まれた、メキシコ文化を象徴する巨大なカラベラ人形が登場。祭壇には切り絵細工（パペルピカド）や果物、キャンドルが飾られ、カラフルで異国情緒あふれる世界観が広がります。

装飾は11月3日（月・祝）までで、メキシカンハットやポンチョといった撮影用小物のレンタルもあり。海外のお祭りを訪れたかのような雰囲気で、フォトジェニックな撮影が楽しめそうです。

アートホテル大阪ベイタワー
https://www.osaka-baytower.com/

文/霧島怜

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