「丁か半か」京都・太秦映画村「18禁コンテンツ」も、“大人の没入体験パーク”爆誕【内覧会レポート】

「丁か半か」京都・太秦映画村「18禁コンテンツ」も、“大人の没入体験パーク”爆誕【内覧会レポート】
東映太秦映画村(京都市右京区)が3月28日(土)にリニューアルオープンします。これに先立ち、3月19日(木)に報道陣向けの内覧会が開かれ、一足早く新たな魅力がお披露目されました。節目となる開業50周年を経て、大胆な進化を遂げようとする“時代劇の聖地”を取材しました。

■夜9時まで営業 大人も楽しむ場に

SNS映えするフォトスポットも(3月19日、太秦映画村)

SNS映えするフォトスポットも(3月19日、太秦映画村)

1975年に日本初の映画テーマパークとして誕生し、昨年、開業50周年を迎えた同施設。新コンセプトは「江戸時代の京へ、迷い込む。」。今回の第1期リニューアルでは、施設名称を「太秦映画村/UZUMASA KYOTO VILLAGE」に一新し、体験型コンテンツを大幅に強化しました。さらに営業時間を従来の午後5時から9時まで延長し、昼と夜で表情を変える“大人の没入体験パーク”として新たなスタートを切ります。

■目玉は360度「花嫁道中」でタイムスリップ

360度リアルタイムドラマ「花嫁道中 桜の宴」(3月19日、太秦映画村)

360度リアルタイムドラマ「花嫁道中 桜の宴」(3月19日、太秦映画村)

なかでも注目は、360度リアルタイムドラマ「花嫁道中 桜の宴」。花嫁一行が映画村内を練り歩き、観客を物語の世界へと誘います。エンディングには、幕末の志士として知られる土方歳三と沖田総司が登場。虚無僧(こむそう)姿の浪士一味と繰り広げる迫力満点の殺陣(たて)で観客を魅了しました。
迫力ある殺陣も(3月19日、太秦映画村)

迫力ある殺陣も(3月19日、太秦映画村)

■武家屋敷がたのしい!

「侍修練場」で“弟子入り”して刀剣修行ができる(3月19日、太秦映画村)

「侍修練場」で“弟子入り”して刀剣修行ができる(3月19日、太秦映画村)

昼間は、家族連れにもやさしい体験が充実しています。なかでも人気を集めているのが武家屋敷です。「侍修練場」では“弟子入り”して刀剣修行に挑戦できるほか、和風ルーレットを使った「京花占い」も体験可能です。
和風ルーレットを使った京花占い(3月19日、太秦映画村)

和風ルーレットを使った「京花占い」(3月19日、太秦映画村)

■「石抱き」拷問を疑似体験?

一方、夜になると空気は一変します。「大人しか入れない拷問(ごうもん)屋敷」では、「石抱き」と呼ばれる拷問の実演が行われ、希望者は実際に体験することもできます。思わず悲鳴…かと思いきや、重圧に耐えながら配偶者への愛を叫ぶ来場者の姿に、会場は驚きと笑いに包まれ、独特な盛り上がりを見せていました。
「大人しか入れない拷問屋敷」で疑似体験できる「石抱き」(3月19日、太秦映画村)

「大人しか入れない拷問屋敷」で疑似体験できる「石抱き」(3月19日、太秦映画村)

■「丁か半か」丁半博打の熱気を再現

「丁半博打(ばくち)」では、「さあさあ、張った、張った!」「丁か半か」との威勢の良い掛け声が響く中、片袖がはだけた艶やかな“姉さん”が壺(つぼ)を振り、来場者が奇数・偶数を当てる勝負に挑戦できます。実際のお金ではなく木札を使うため、江戸の遊びを熱気を体感できるのも魅力。ひときわにぎわいを見せる人気コーナーとなっていました。
臨場感あふれる“18禁”「丁半博打」 (3月19日、太秦映画村)

臨場感あふれる“18禁”「丁半博打」 (3月19日、太秦映画村)

■時代劇ファンにはたまらない展示も

時代劇の歩みを学べる(3月19日、太秦映画村)

時代劇の歩みを学べる(3月19日、太秦映画村)

展示も見逃せません。なにわ男子の長尾謙杜さんが音声ガイドを務めることで話題となった「太秦時代劇100年 〜撮影バックストーリー〜」は時代劇の歩みを学べるだけでなく、実際の映画で使用された衣装や小道具を間近で鑑賞できます。黒澤明監督、三船敏郎主演の映画『羅生門』のセットに掲げられていた扁額(へんがく・現在の看板)など、ファンにはたまらない逸品が並びます。
黒澤明監督、三船敏郎主演の映画『羅生門』のセットに掲げられていた扁額(3月19日、太秦映画村)

黒澤明監督、三船敏郎主演の映画『羅生門』のセットに掲げられていた扁額(3月19日、太秦映画村)

小道具も多数展示(3月19日、太秦映画村)

小道具も多数展示(3月19日、太秦映画村)

■多彩な文化体験プログラムも

このほか忍者ショーや、茶道・華道・能といった伝統文化プログラムも充実しているほか、京都のクラフトビールやスイーツなどを楽しめる飲食店10店も登場し、1日では遊びつくせない充実ぶりです。
華道など伝統文化プログラムも充実(3月19日、太秦映画村)

華道など伝統文化プログラムも充実(3月19日、太秦映画村)

■「昼と夜で異なる顔を持つ映画村に」

今後は、遊郭ゾーンの新設や芝居小屋「中村座(仮称)」の建設など、2028年まで段階的に進化します。2028年以降には温浴施設の整備も計画されています。
東映太秦映画村の鎌田裕也社長は、「インバウンドと20~30代の若者をターゲットに、昼と夜で異なる顔を持つ映画村を打ち出したい」と意欲を見せています。来年度は来場者70万人を目指すといい、「太秦地区を世界に発信したい」と意気込んでいます。
「太秦映画村/UZUMASA KYOTO VILLAGE」のエントランス(3月19日、太秦映画村)

「太秦映画村/UZUMASA KYOTO VILLAGE」のエントランス(3月19日、太秦映画村)

「太秦映画村/UZUMASA KYOTO VILLAGE」のリニューアルオープンは3月28日(土)です。昼と夜で異なる表情を見せる映画村で、江戸時代の京に迷い込むひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
おなじみ「東映」映画オープニングの荒波(3月19日、太秦映画村)

おなじみ「東映」映画オープニングの荒波(3月19日、太秦映画村)

取材・文/華みず希 映画評論家も務める関西在住ライター
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