「何となく幸せの風が吹く」円広志&辰巳ゆうと 初タッグ 『よ~いドン』の歴史に刻まれる「百人力」完成 MV・歌詞を一挙公開

2025.11.04

「何となく幸せの風が吹く」円広志&辰巳ゆうと 初タッグ 『よ~いドン』の歴史に刻まれる「百人力」完成 MV・歌詞を一挙公開
2008年から“関西の朝の顔”として、視聴者と共に歩んできた17年。街の笑顔と人情に支えられてきた情報番組『よ~いドン!』(月曜~金曜 午前9時50分~・関西ローカル)から、番組が大切にしてきた想いを込めた、温かく、そして力強い一曲が生まれた。
番組MCの円広志が作詞・作曲を手掛け、歌謡界の若き実力派・辰巳ゆうとが心を込めて歌い上げる番組オリジナルソング「百人力」。
左から)辰巳ゆうと、円広志

左から)辰巳ゆうと、円広志

■番組の歴史に新たな1ページ。MV公開、新エンディングテーマ、そしてフェスでの生披露へ

11月4日(火)、そのミュージックビデオ(MV)がYouTubeの『よ~いドン!公式チャンネル』で公開される。
さらに、番組のこぼれ話や、お得情報を生放送でお伝えする『よ~いドン!Plus』(月 午前11:15~11:19 火~金 午前11:19~11:23・関西ローカル)では、同日の放送より、番組エンディングテーマがこれまでの「小さな奇跡」から本楽曲「百人力」へ。番組の歴史に、また一つ、大切な1ページが加わる。
そして、この楽曲は来たる11月24日(月・振休)の『カンテレ祭り!2025よ~いドン!&とれたてっ!フェス』で、初めて観客の前へと届けられる。
大阪市北区の扇町公園のステージには出演者全員が登壇。円と辰巳が目指すのは、会場に集まった観客一人ひとりと声を重ね、その日、その場所でしか生まれない、一体感に満ちた大合唱だ。
レコーディングの様子 ことし9月 大阪市北区

レコーディングの様子 ことし9月 大阪市北区

レコーディングの様子 ことし9月 大阪市北区

■円広志、17年分の感謝を旋律に。「主役は、街の皆さんであり、テレビの前のあなた」

17年間、『よ~いドン!』の顔として走り続けてきた円広志。「百人力」には、これまで出会った全ての人々への、深く、そして飾り気のない感謝の想いが込められている。

●「君さえいれば生きていける」 日常から生まれる“何となく幸せ”とは

作詞・作曲を担当した円は、「シチュエーションは、本当に小さな日常の一コマから始まります。焦がしたトーストの匂いで彼女が目を覚ます、という些細(ささい)な出来事。でも、そこから世界中に温かい気持ちが広がっていけばいいな、という想いを込めました」
「もちろん、世の中はきれいごとだけではないかもしれません。でも、そんなことも乗り越えて、“君さえいれば生きていける”というシンプルな想いから、この歌の世界が広がっていけばいいなと思っています」
「世界では色々な争いごとが起き、未来への不安は尽きません。でも、人間は弱さも抱えているからこそ、支え合える。たった一人でも大切な人がいれば、どんな困難も乗り越える「百人力」の力が湧いてくる。そんな希望をこの曲に込めました」と語る。
歌詞に登場する「君」という言葉は、聴く人それぞれの大切な人を思い起こさせる。
「人それぞれ、パートナーや家族など、大切な人が絶対にいるじゃないですか。この歌は、そういう皆さん一人ひとりにとっての大切な人へのメッセージなんです」。
そして、心に優しく残る「何となく幸せ」というフレーズ。そこには、円がこれまで見つめてきた日々の愛おしさ、そのものが込められている。
「色々なことがあっても、心の中からじわーっと湧いてくるような幸せ、それが“何となく幸せ”だと思うんです。ミュージックビデオでひまわりの花が芽吹くように、心の奥底からふわーっと生まれてくる感覚です」
「大きなお家を建てた、といった分かりやすい幸せも素晴らしいですが、僕が伝えたかったのは、もっと得体の知れない、心の奥底から芽生えてくるような幸せ感。“君さえいれば、一番大切な幸せが生まれてくる”という想いを、この曲に託しました」。

●MVの主役は“街の笑顔”。手作り感あふれる映像に込めた番組愛

完成したミュージックビデオは、番組の手作り感と温かさが凝縮された映像となった。
「出演者みんなが出てくるんですが、これが結構面白い出来栄えなんです。実は、本番前に少しずつスタッフさんが撮っていたものなので、“こんな短い時間で本当に形になるのかな?”と思っていたんですが、見事に編集されていて、すごく楽しい作品になっていますね」。
MVには、円のアイデアで「となりの人間国宝さん」で出会った人々の笑顔も盛り込まれた。その意図について円はこう語る。
「この番組の主役は、テレビをご覧の皆さんであり、街に住んでいる方々だと、僕は思っています。MVには、その想いを込めたかったんです」。
さらに、街の人々だけでなく、スタジオの出演者たちの笑顔もまた、印象的である。
「『よ~いドン!』で一番大切にしているのは、とにかく“楽しいこと”。見ている方はもちろん、僕たち出演者自身が楽しくなければ、良い番組は作れません」
「僕自身、心や体がしんどい時にスタジオに来ても、帰るころには元気になっている。そんな温かい空気感が、映像にもよく表れていて良かったと思います。CM中もみんな本当に賑(にぎ)やかで(笑)、その楽しさが画面を通して皆さんに伝わり、一緒になって楽しんでもらえたらうれしいですね」。
辰巳ゆうと MV撮影 大阪・藤井寺市 ことし10月

辰巳ゆうと MV撮影 大阪・藤井寺市 ことし10月

辰巳ゆうと MV撮影 大阪・藤井寺市 ことし10月

■辰巳ゆうと、歴史のバトンを未来へ。「この歌で“人情味”という温もりを届けたい」

歴史ある番組の新たな一歩を担うという大役を、温かく、そして力強い歌声で表現した辰巳ゆうと。彼もまた、この楽曲に深い共感と敬意を抱いている。

●円が紡いだ歴史と重なる自身の歩み。「自分の経験と重なり、心に響きました」

「この曲を頂いたとき、何気ない日常から始まり、一つひとつの出来事が力になっていく歌詞の世界観に、円さんが“となりの人間国宝さん”のロケで積み重ねてこられた歴史そのものを感じました。僕自身、デビューしてまだ8年目ですが、これまでに出会った方々や、地元の皆さんの支えがあったからこそ今がある。自分の経験とも重なる部分が多く、心に響きました」。

●思い出の河川敷でのMV撮影。「家族との絆が詰まった場所で歌える喜び」

MVは自身の地元・大阪府藤井寺市で撮影された。撮影地である河川敷は、家族との思い出が詰まった特別な場所だ。
「僕も小さい頃、この河川敷で三輪車の練習をずっとしていました。補助輪なしの自転車に乗れるようになるまで、僕の成長を見守ってくれた場所です。家族との絆が詰まったこの場所で撮影できたことは、本当に感慨深かったですね」。
MVの中で、ひまわりの芽が育ち、やがて満開の畑になる演出は、番組の歴史そのものを感じたと辰巳は語る。
「あの演出は素晴らしいですよね。『よ~いドン!』が長い歴史の中で、たくさんの出会いという花を咲かせてきたことと重なって、番組のコンセプトにぴったりだと感じました。僕自身も歌手として、一つひとつの歌を大切に届け、いつかあのような満開の景色を作れたらと思います」。

●便利さと引き換えに失われがちな“人情味”を、この歌で届けたい

辰巳は、この曲が持つ現代的な意味を深く考察する。
「世の中が便利になるほど、ご近所付き合いのような人と人との交流が失われつつあるように感じます。でもこの曲は、そんな時代だからこそ、“人情味”という温もりを思い出させてくれる。暗いニュースも多いですが、聴く人の心をぱっと明るくしてくれる、そんな力を持った曲だと思います」。

■互いへの敬意が、歌に更なる深みを

今回の楽曲制作は、二人のアーティストの深いリスペクトによって、より一層の輝きを増した。円は、辰巳の歌声に絶対的な信頼を寄せていた。
「辰巳くんの歌声が素晴らしいのはもちろんですが、それ以上に、彼自身が持つ温かい人柄が、この歌の世界観を表現してくれると確信していました。だから、絶対的な自信もあったし、安心してお任せできましたね。レコーディングで彼の歌声を聴いて、“これはいい!”と心から思いました。辰巳くんは最高のボーカリストで、これから日本を代表する歌手になると思います」
一方の辰巳も、円が作った楽曲の世界観に深く魅了されていた。
「円さんのデモテープを初めて聴かせていただいた時、“このままで完成音源なのでは?”と思うほど素敵で、心が温かくなりました。その世界観をどう自分の中に落とし込むか、いつも以上に考えましたね。円さんならではのメロディーラインは、歌っていて本当に幸せな気持ちになります。この曲の魅力を少しでも損なわないように、その一心で歌わせていただきました」。
二人の信頼関係が、「百人力」という楽曲に、温かい命を吹き込んだ。
11月3、4日放送 「となりの人間国宝さん」辰巳ゆうとの地元・藤井寺市でのロケの様子

11月3、4日放送 「となりの人間国宝さん」辰巳ゆうとの地元・藤井寺市でのロケの様子

11月3、4日放送 「となりの人間国宝さん」辰巳ゆうとの地元・藤井寺市でのロケの様子

■『百人力』歌詞

作詞・作曲:円広志 歌:辰巳ゆうと
寝坊すけの君にそっと 僕は耳元で囁(ささや)くんだ
焦がしたトーストで 目を覚ましたね
赤く染まる街のニュースに 眉をひそめる僕らの未来
いつもの公園を散歩しようよ
雨の日も、曇り空の向こうも・・・ 口笛吹きながら・・・
あぁ、君さえいれば僕は「百人力」だよ
青空を指差して見つけたデイムーン
これからも、宜しくね 何となく幸せの風が吹く・・・
スマホを触っている君に「大好きだよ」ってLINEしたんだ。
出会った時のように 僕を見て笑ったね
誘惑だらけの世界に 惑わされないように二人
集めた小さな愛のカケラも
辛い時や悲しみも僕のものさ 口笛吹きながら
あぁ、君さえいれば僕は「百人力」だよ
水面を駆け抜ける夢見たブルーバード
これからも、宜しくね 何となく幸せの風が吹く・・・
ララララ♪「百人力」だよ
ララララ♪「百人力」だよ
ララララ♪「百人力」だよ

▼「百人力」ミュージックビデオ

去年開催 よ~いドン!フェスの様子

去年開催 よ~いドン!フェスの様子

■11月24日(月・振休)はフェスで大合唱を。会場に「何となく幸せの風」を

来たる11月24日(月・振休)、『カンテレ祭り!2025 よ~いドン!&とれたてっ!フェス』のステージで、この「百人力」が視聴者の前で生披露される。

円は「この曲は、みんなで歌って初めて完成するような曲。フェスではぜひ、会場の皆さんと一緒に大合唱したいですね」と力を込める。「そうやって会場のみんなが一体になれたら、その時間は“何となく幸せ”になれるんじゃないかな。そういう温かい場面になることを望んでいます」と、当日への期待を語った。
辰巳もまた、「関西の皆さんと一緒に、『よ~いドン!』愛を分かち合いながら歌えるのが楽しみです。サビや最後の“ラララ”は、ぜひ一緒に手を振りながら歌って、会場全体で一つになりたいですね」と呼びかける。
大切な人と訪れたフェスの空の下、重なり合う歌声が、忘れられない「何となく幸せの風」を運んでくれるかもしれない。

プロフィール

■円 広志(まどか ひろし)

「とんで とんで とんで…」のフレーズがあまりにも有名な大ヒット曲「夢想花」で、日本中にその名をとどろかせたシンガーソングライター。

現在は、関西の朝の顔としておなじみの情報番組『よ~いドン!』でメインMCを務め、その軽快なトークと親しみやすい人柄で、お茶の間で絶大な人気を誇る。
しかし、その原点はやはり音楽。卓越したメロディーセンスで数々のアーティストに楽曲を提供するヒットメーカーとしての一面も持つ。

今回、番組で共演を重ねる“辰巳ゆうと”という最高のボーカリストとの出会いを経て創作意欲が再燃。『よ~いドン!』の17年の歩みの中で見つめてきた、人々との温かい繋がりや日常の風景からインスピレーションを受け、新曲「百人力」を作詞・作曲。番組の世界観を映し出すような、心温まる一曲を書き下ろした。

■辰巳ゆうと(たつみゆうと)

去年開催 よ~いドン!フェスの様子
1998年1月9日生まれ、大阪府藤井寺市出身の27歳。
祖父の影響で演歌に親しみ、2018年「下町純情」でデビュー。「第60回 輝く!日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞。
歌謡界の若手ホープとして、甘いルックスとまっすぐな歌声で幅広いファン層に支持されている。

『よ~いドン!』との縁も深く、ことし6月には「となりの人間国宝さん」で円との“ぶらり歩き”も経験。そして、11月3日(月・祝)、4日(火)の同コーナーでは、満を持して単独ロケを敢行。自身の地元であり、新曲「百人力」のMV撮影地ともなった藤井寺市を巡る。

番組の新たな歴史を刻む「百人力」では、円が楽曲に込めた番組17年の歩みを、その温かく力強い歌声に乗せて未来へと繋(つな)ぐ。

■『カンテレ祭り!2025 よ~いドン!&とれたてっ!フェス』 イベント概要

去年開催 よ~いドン!フェスの様子
タイトル: 『カンテレ祭り!2025 よ~いドン!&とれたてっ!フェス』
日程: 2025年11月21日(金)~11月24日(月・振休)
会場: 扇町公園・カンテレ扇町スクエア(関西テレビ1階)
公式HP: https://www.ktv.jp/event/matsuri/
公式X: https://x.com/Yoidon_fes
公式Instagram:https://www.instagram.com/yoidon.fes/
チケット: ローソンチケットほかにて発売中。詳細は公式HPをご確認ください。
辰巳ゆうと MV撮影の様子 大阪・藤井寺市 ことし10月

辰巳ゆうと MV撮影の様子 大阪・藤井寺市 ことし10月

miyoka
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