万博の熱気、再び!「天空のアトラス イタリア館の至宝」大阪で開幕へ【内覧会レポート】

2025.10.24

万博の熱気、再び!「天空のアトラス イタリア館の至宝」大阪で開幕へ【内覧会レポート】
あの万博の感動が、美術館の空間で新たな形となってよみがえります! 

2025年大阪・関西万博の熱気を再び感じられる特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」が、10月25日から大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で開幕します。

【関連記事】「待ってろ、ミャクミャク!」新たなオフィシャルストア登場に歓喜、大阪・関西万博の余韻
レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」の「水を汲み上げ、ネジを切る装置」(10月24日撮影、大阪市立美術館)

レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」の「水を汲み上げ、ネジを切る装置」(10月24日撮影、大阪市立美術館)

■イタリア館の名作4点が集結

テープカットが行われた特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」の開会式(10月24日撮影、大阪市立美術館)

テープカットが行われた特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」の開会式(10月24日撮影、大阪市立美術館)

開幕を前日に控えた10月24日には、関係者向けの内覧会が行われました。

展覧会の監修を務めた神戸大学の宮下規久朗教授が作品の魅力を丁寧に解説し、「どれも見応えある作品です。ゆったりした空間でじっくり見てほしい」とアピールしていました。

同展覧会は、国交樹立160周年を翌年に控え、それを記念して開催されます。
万博のイタリア館で注目を集めた芸術作品の一部が、再び大阪に集結。
あらためて一般公開される貴重な機会となっています。
展示室には、古代からルネサンスまで、西洋美術の進化を体感できる名作が並び、まるで時を越えるような美の旅を楽しむことができます。
ルネサンス期の画家・ペルジーノの宗教画「正義の旗」(10月24日撮影、大阪市立美術館)

ルネサンス期の画家・ペルジーノの宗教画「正義の旗」(10月24日撮影、大阪市立美術館)

■ダ・ヴィンチ手稿2点、日本初公開

レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」(10月24日撮影、大阪市立美術館

レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」(10月24日撮影、大阪市立美術館

展示されるのは、大理石彫刻の傑作「ファルネーゼのアトラス」、ルネサンスを象徴する画家ペルジーノの「正義の旗」、そして天才レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」の4点。
ダ・ヴィンチの手稿は、イタリア館展示のものとは別のもので、「水を汲(く)み上げ、ネジを切る装置」と「巻き上げ機と油圧ポンプ」の2点が、日本初公開となります。
どの角度からも楽しめる「ファルネーゼのアトラス」(10月24日撮影、大阪市立美術館)

どの角度からも楽しめる「ファルネーゼのアトラス」(10月24日撮影、大阪市立美術館)

21 件
〈 1 / 2 〉
miyoka
0